見出し画像

ベトナム料理 店主のコンサルに感心した話

コロナ禍のテレワークでみつけたリフレッシュに、ランチめぐりがあります。自転車で少し足を延ばせば、白楽や、妙蓮寺、東神奈川あたりまでいけるので、たまに気分転換でいってます。

そんななか、私の大のお気に入りのベトナム料理店があります。

気さくな日本人店主のおじさんが一人できり盛りする小さなお店ですが、ここの生春巻きとフォー(ベトナム風ラーメン)は絶品です! コロナ渦でもお客さんが途切れることのないお店で、たまに無性に食べたくなる味、何度か通っているうちに、店主さんともお話できる仲になりました。

感心したのは、店主の徹底した顧客目線です。


店主はタイやベトナム人のご友人が多いそうなのですが、ご友人の料理店出店に関してアドバイスしたりするらしいのです。でも、うまくいかないことも多いそうで・・・


例えば、

本場ベトナムでは、フォーのスープの味は薄いものでテーブルに置いてある沢山の調味料を入れて、自分好みの味に仕上げるスタイルなんだそうです。ですが日本人は複数の調味料を調剤して味を仕上げる風習がそもそもなく、出されたものを頂く国民性。

提供される料理は、ちょうど良いテイストに味付けされ完成されていなければならない ということが、なかなか理解できない。


また、

業務用のフライヤーではなく、家庭用のフライパンで揚げ物をしたりする事で、時間がかかり、お客さんを待たせてしまったりするそうです・・・確かに、忙しい日本のビジネスマンに限らずとも、料理が提供されるまでの時間って、お店選びの基準にもなりますよね。

他にも適切な料金設定のお話や、サービスで一度「ん??」と思わせてしまったらそのお客さんは二度と来ないことなど、とても感心するお話をたくさん聞かせて頂きました。


品質の高いサービスの基本となる考え方は、やはり顧客目線なのですね。

聞くと、20年もその地で開業されているとのこと。コロナ禍でも常連客で賑わうお店には、店主の顧客目線があったからだと、感じました。


今日も、美味しいランチ、ご馳走様でした!








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?