はなうたホップス -2023BY No2- を楽しむ
元々クラフトビールが大好きなメンバーが、もっとビールの要素を絡めた酒づくりができたら面白いのではないかと思い、できあがったのが今回のはなうたホップスです。
チャレンジしたのは、清酒酵母ではなく「ビール酵母」を使った製法。いつものはなうたホップスらしい味わいはそのままに、ビールの酵母を使ってお米のお酒をつくるという技術的な挑戦をしてみました。
デザイン・商品名について
今回は、通常のはなうたホップスのほかに、deleteC限定バージョンのデザインも発売します。
昨年に引き続き、今年も“みんなの力で、がんを治せる病気にするプロジェクト” deleteC とコラボレーションし、2月4日 “ワールドキャンサーデー” に向けて限定パッケージで発売します。パッケージは、Cancer(がん)の頭文字でもある「haccoba -Craft Sake Brewery-」の「C」の文字を消したデザインとなっています。
また、限定パッケージで販売したお酒の売上から8%を deleteC に寄付し、がんの治療研究に役立てていただきます。
2023BY No2の特徴
製法(ビール酵母)
キーとなるビール酵母は「BRY-97」を使用しています。
クラフトビールではよく用いられる酵母で、ホップの柑橘系の香りを引き出してくれます。
酵母が異なれば、適切な発酵温度も異なります。清酒酵母の場合、低温(10℃以下)でも十分発酵しますが、このビール酵母は低温には弱いです(15〜22°Cくらいが適切)。そのためいつもより高めの温度帯で発酵しました。
製法(ホップ)
使用したホップは「はなうたホップス-2023BY No1-」と同様に、タラス・モトゥエカ・ギャラクシーの3種類です。品種は同じですが、ホップの使い方を再考し、よりホップの魅力を表現できるよう試みました。具体的には一部ホップを約85℃で20分間煮沸し、煮汁を仕込みに使用しています。
これらのホップは柑橘やトロピカルの香りが中心ですが、煮出したことによりホップの香りに奥行きが出たように感じます。
味わい
前回のはなうたホップスよりも甘みが強く出ています。グラスから立ち上る香りは控えめですが、口に含むとよりホップ由来の柑橘感に加えてトロピカルフルーツを思わせるような甘い風味を感じていただけます。
おすすめの飲み方
冷蔵庫で冷やして保管してください。
おすすめの温度は、8〜10度です。
鶏の照り焼きや酢豚など、甘みのあるタレのお料理などによくあいます。
開栓後の保存方法
簡易的に再栓できる王冠栓を使用しておりますので、一度開けた王冠を再度蓋としてご利用可能です。
もし、ワインやシャンパン用のストッパーをお持ちの場合は、そちらで栓をしていただくことをおすすめします。
「ストッパーを持っていないけど、王冠を捨ててしまった!」という場合は、サランラップという裏技でも対応出来ますよ。瓶の口をサランラップをぴったりと被せ、首の部分を輪ゴムで止めるだけ。お試しください。
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