見出し画像

東京の二葉にて。

東京での9年間に一先ずの終止符を打った。

東京で最後を過ごした家には1年しか住まなかったけれど、友人達が来てくれた思い出のある家で今の気持ちを記しておく。明日は虫の声が聞こえて、温かい気配を感じながら朝を迎えるんだと思う。


2020年も残すところあと2か月と少し。この一年は大変化の年だった。誰にとっても、この年は激動の1年だったのではないかと思う。

あらゆる事柄を手離し、着実に”本当は”決めてきたことを心が動くままに赴き、ただひたすらに突き進んできた。そこにはほんの少しの勇気が必要で、たくさんのあらゆる出逢いに助けられてきたなとしみじみと感じている。

上京して9年が経った今、東京を発つことに寂しさと感謝を感じられているのは、出会った人たちのお陰だと思う。いやなことがあった時、ハッピーだったことを共有したい時、思いついたアイディアを話せること、それを何の体裁や条件もなくオープンに打ち明けられる人がいることに、自分が選んできたことは大丈夫だったのだと自信に繋がる。


「行ってらっしゃい」と今生の別れではないからと背中を押してくださる背景を思うと、とても心が熱くなる。「こんなに幸せでいいものだろうか?」と思っていることに気がついたけれど、それで良いんだと思えた。

自分が選択したことが、「大丈夫だ」と思えることの連続を踏んでいく中で、きっと大事にしたいことを大事にできる強さを養っていくことに繋がっているんだと信じている。


まだまだ人生の前半である中でも、ここ数年の出来事は全てご褒美の様だった。それは「あなたに出会えただけで私の人生は儲けもんだ」と、思える出逢いに、幾度となく巡り会えたから。

新天地では今の自分だからこそ伝えられる愛を、存分に表現していきたい。そして引き続きご褒美だったと振り返られる日々でありたいなと思う。

いつも読んでいただきありがとうございます💛

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?