14日目 ビーガンなんてくそくらえ

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卵、肉、野菜ラブな農家の孫、心の叫び。
※画像はあくまでも個人の一意見です。

まずは基本情報から。

●ビーガンとは?
絶対菜食主義者・純粋菜食主義者のこと。 いわゆるベジタリアン(菜食主義者)と混同される事が多いが、卵や乳製品を食べるのに対し、ビーガンは、それらも一切口にしない。 さらに、洋服、靴や鞄などにおいても、毛皮および皮革、ウール、シルクなど動物を使用した製品の一切を拒む人々もいる。(Wikipediaより)

ビーガンの根幹は環境への配慮や動物愛護心。それ自体はとても良い考えだなぁと思っていて、ビーガン推奨者も欧米のセレブ系美女が多いし、何となくオシャレで綺麗になれる感じもするし、ファッション的な感覚で自分に取り入れてもいいのかな、と思ってたんですよ。ただのミーハー。

結論、やっぱ、無理。

なぜなら、ビーガンの人とご飯を食べると、美味しく食べられないからです。(致命的な欠点)
理由をいくつか書きたい。今回の記事は自己満足感いっぱいの内容なのでへーこんな考えもあるんだーくらいで流し読み推奨。

1. 食へのこだわりが強すぎる

私がいるアシュラム(ヨガの修行所)は、1日3食のビュッフェ形式なんですね。

大体メニューはほぼ決まっていて、おかゆとかフルーツとかシリアルとか、カレーとか、カレーとか、あとカレーとか。(マジで9割カレー)(とはいえダルカレーやポテトカレーなどバリエーションは多彩)
まあ、それなりに工夫して作ってくれてるわけですよ。

しかしここでビーガン勢からクレーム発生。

「何でチーズ入ってるの?入れないでって言ったよね?」「なんで牛乳しかないの?豆乳は?明日から置いて」「レモンは?マヨネーズは食べれないの、ビーガン用のドレッシングがないなら塩とレモンで我慢するわ。持って来て」「全然改善されない!もうここでは食べない!」
ガチのビーガン、全員食へのこだわり半端ない。(あと英語のニュアンスも妙に上から目線)

食べる食べないはその人の勝手なんですけど、作った人の気持ちとか(レストランは小さいので作り手がすぐそこに見える)、それを仕入れるまでの苦労とか、そもそも環境に悪いと言いながらもうすでに作られたものを食べられない=捨てるってのは、どうなんだと。
ビーガンを試みる人は大体都会育ちのオシャレ富裕層なんですけど、農家や畜産業の人と関わったことが少しでもあるのかと。
ベジタリアンと違ってビーガンは宗教ではなく思想なのだから(それを宗教と呼ぶのかもしれないけれど)、多少譲歩して作って貰ったものはもう諦めて食べようよ、て言いたい(言えない)。

2. 肉魚卵料理を食べたくても選べない

空気を読まない私でも、何となく感じる暗黙の了解。ビーガンに囲まれたらビーガン食。郷に入らば郷に従え。

別に、上記食材を頼んでもいいんですよ。食べるのはそれぞれの自由なんだから。

でも、周りが全員ベジタリアンもしくはビーガンの中、1人肉を頬張る勇気は私にはない。

いや、正確には1〜2回試してみたんですが、なんとも言えない気まずさがあるんですね。1人だけチキン頬張ってたり、1人だけマトンカレー食べてたりすると、あれ、なんか、さらにマイノリティ感増すな…っていう。あれ、いま睨まれたかな…?っていう。

料理のシェアができないのも大きい。皆が一口ずつ分け合ってる中、私だけ貰いっぱなしっていうのもね。食べる?って聞いても、No thank you って真顔で言われると豆腐メンタルにはキツイよね。もういっそ1人で食べる方が気楽だし後半は1人でレストラン行って1人でノンベジタリアン食貪ってました。マトンうめー!!!

3. 味が薄い

まあ偉そうにずらずら書きましたが、何が一番嫌って、ビーガン料理まずい。(言っちゃった)

美味しいビーガン料理もあるんだろうけど、基本的に肉魚卵バターに含まれている旨み成分がないので味薄いです。深刻なアミノ酸不足。日本でビーガンが流行らないのは日本人が環境に配慮してないとか海外感覚が薄いとか色々な意見がありますが、単に不味いから食べないだけではって言う私のオピニオン。いっそ日本だけビーガンもベジタリアンも肉食OKな食の無法地帯にすれば良いんじゃない。ビーガン食よりよっぽど健康的だと思うけど。イスラム系の人がよくタイで羽伸ばして酒を飲み肉も食べてるじゃん?あんな感じで。

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インドでヨガをしようと考えている人、ダラムサラへの旅行を考えている人、旅エッセイを読みたい人、色々な考え方に触れたい人に。

全米ヨガアライアンスの資格(RYT200)が格安で取れると聞いてインドに1ヶ月ヨガ合宿した話。ヨガ初心者、英語日常会話レベルLow、カルチ…

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