ノンアル野球観戦　#描写遊び

※2021年6月のメモより。

ノンアル野球観戦。
ヤクルトvs西武@神宮球場。
9回表のHRラッシュ、近くまで飛んできて大迫力だった。

コロナで声が出せない中、メガホンや手拍子がぴったり揃うファンの愛に心打たれる(野球だけに)。応援歌の声出し部分を心の中で叫んでいるんだろう、だからリズムがぴたり、ぴたり。ファンじゃないからそれぞれの曲はわからなかったけど、打者ごとに少しずつ違うメロディが伝わってきた。

ラッパとかの音楽は、スピーカーから録音音声。これあるだけで野球感、すごい。人の声は出てないけど、身体を使った一体感ある音出しは、十分なエールになってると思う。迫力でした。

斜め前に座っていたお爺さんは、1人観戦の様子。西武のユニフォームを来たお爺さん。途中からイヤホンをつけて、リュックからノートを取り出してゴソゴソやり出したと思ったら、どうやら競馬である。ノートには、競馬新聞の切り抜き、インターネットの競馬情報を印刷して切り貼り、手書きメモ…ははぁ、研究熱心スクラップブック。表紙には黒マッキー太字でデカデカと「6/6中山記念」。明日が勝負なんだな、爺さん。(追記:6/6正しくは安田記念らしい、だが爺さんのノートの表紙は中山記念だった気がする、私の思い込み？)。

爺さん、携帯に電話かかってきて喋り出したと思ったら、9回表(7回か？)西武のHRが近くに飛んできてファン大興奮。爺さん、多分電話の声聞こえなかったろうね。

そのあとさらにHR2本で西武逆転。ふと気づいたら爺さんいなくなってた。
逆転見ないで帰っちゃったの？？ざんねん。

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