75. 実は知らない!?時計の構造とは?

みなさんこんにちは。


今回はみなさんがあまり知らない「時計の魅力」として、時計の構造を紹介していきたいと思います。

実は僕の人生の中でもウェイトが大きい方だと思うこの「時計」なんですが、みなさんは時計の構造を見たことはありますか?

前回の記事で、ロレックスのHPで時計の構造の写真が少し載っていたと思うのですが、僕はこの時計の綺麗さに見逸れて今があるなとも思っています。

ということで、


みなさんは時計の構造って見たことありますか?

実は見た目には2本か3本の針が動いているだけのこの「時計」ですが、構造を紐解いてみると、色んな部品たちが力を合わせて目に見える針を動かしています。

それでは時計に使われている部品を紹介していこうと思います。

主に上げる部品はこちら。

ケース
時計の部品を入れる外の箱ですね。
一番目にする部分だと思いますが、このケースの中に何百、何千の部品が詰まっています。

ゼンマイ
植物のゼンマイにも由来するというこのゼンマイですが、ゼンマイが解ける力で時計の針を動かす「心臓」とも言える部品です。
チョロQという車のおもちゃがあると思いますが、チョロQは車を後ろに引っ張るとゼンマイが巻かれて、車が前に走り出しますよね。
あれと同じで、時計も機械式時計はゼンマイを巻くことで人間の心臓のように時計を動かします。

歯車
円状の部品で、周りにギザギザが付いている部品です。
歯車は部品の中でもお馴染みかもしれませんが、この無数にある歯車のギザギザの個数で針の動き方を精密に調整しています。

脱進機
アンクル」と「ガンギ」という部品の組み合わせからできているこの脱進機
時計を耳に近づけると「チクタク」という音が聞こえると思います。
この音はゼンマイが緩んで歯車を動かすときに、アンクルとガンギでゼンマイの緩む速度を一定に調整する時に出ている音なんです。
こうやってなんで時計ってチクタク音がするのか分かってくると、部品も面白く感じませんか?

テンプ
もう一つの心臓部と言われるこのテンプ、「ヒゲゼンマイ」と「テンワ」という部品によってできてます。
テンワは金属の輪っか状のもので重しのような役割で回り続けており、ヒゲゼンマイはテンワが右回り、左回りと行き来して回り続けるように、バネのような役割をしています。
そして、このテンプの回転を一定速に調整するのが、先ほどの脱進機という訳です。

ローター
機械式時計の中でも自動巻き式時計に使われている部品で、時計の裏を見ると透明で透けていて、扇型の部品がクルクル回っているのを見たことがありませんか?
このローターが腕の動きや上げ下げによって動き、ゼンマイを巻き上げます。
この構造により、腕時計でも一定期間でゼンマイを締めなくても、自動巻き式で勝手にゼンマイが巻かれる仕組みになっています。
便利な分、手巻き式より値段が高くなることが多いです。

リューズ
リューズは漢字で書くと「竜頭」とも書かれ、時計の外側に付いているネジの頭のような部品のことを指します。
このリューズは、時計の時針や分針を調整するのに使ったり、手巻き式時計ではゼンマイを巻くのに使われます。
時計の中でも外側に付いている部品であり、内側の部品を外側から調整する部品でもあるので、丁寧に扱うことが大事です。


まとめ

今回は、時計の主要な部品について、簡単に紹介してきました。

一個一個はそれぞれ異なる役割を持っているのに、次の部品としっかり関わり合って、時計の見える部分である針を動かしているのって面白くないですか?

人にも同じように、みんな性格が違ってそれぞれの役割があると思いますが、みんなで力を合わせた時にこそ、面白いものが出来上がると思っています。

イメージとしては文化祭や体育祭だったり、部活の大会や作品にも似ているなって思います。

僕もそうですが、一つの部品では何を残せるか分からないものの、みんなで一生懸命やることによって残せるものも多いんじゃないかなって思います。

そんな人生を自分も送っていけるように、日々の楽しいこともそうでないことも本気で楽しんでいこうと思います。


それではまたどこかで。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?