見出し画像

「フリーランスは将来が不安」は壮大な思い込みだったわ。


「日本全国思い込みが激しい人選手権(30代女性部門)」があったら、割と上位に食い込めるんじゃないかってくらいには、思い込みが強いわたし。

少し前までは、
◼︎社会人なんだから週五で働かなくてはならない
◼︎人生毎日がんばらなきゃいけない
◼︎お金はたくさん稼げたほうが幸せ
◼︎子どもができないと幸せになれない

などなど、それはもう思い込みにまみれた頭で生きていた(しんど)。

だけど、フリーランスになったり、メンタル病んだり、うまくいかない不妊治療を経験したりしたことで、今はどれもこれも「そんなはずないじゃん」って思えるようになったし、なにかに対して「こうじゃなきゃいけない」なんて思うことが全然なくなった。絶望の功名。


わたしがかつて思い込んでいたことのひとつに、

「フリーランスは不安定だから将来の不安がいつもつきまとう」というものがある。
だってみんなそう言うじゃん。

ん?みんなって誰だろ?でも、世の中そんな感じの雰囲気じゃん。会社員=安定、フリーランスや自営業=不安定だから将来への不安があるって。


思い込みのプロフェッショナルであるわたしは、フリーランスになったとき、わたしも不安にならなきゃ!くらいの感覚だった(思い込みから入る人間)。


たしかに、フリーランスはとっても不安定だった。これは本当だった。

が、しかし。
だから将来が不安か、と言われるとそんなことなかった(わたしは)。

むしろ、会社員時代の方がよっぽど不安だった。自分の経験やスキルが世の中にどのくらい通用するもので、必要とされるもので、自分の市場価値がどのくらいあるのかが、一つの会社の中からでは見えづらかったからだ。


会社の外に出てみて、フリーランスになっていくつかの会社の人とお話をしてみたとき、初めて「あぁ、自分のスキルだとこんな仕事ができるのか、今までやってなかった分野だけどこれもでかるのか」ってわかった。なにより、もし収入が足りない、増やしたいとなったら「新しい仕事をとってくればいいんだな」とわかった。


会社員だったときは、もし会社の経営状態が悪くなったら、希望しない部署に異動になるかもとか、万が一会社がなくなったらとか、そんな悪い妄想をしていた。

それから、民間企業という性格上、いつも同僚と競わないといけないのも、HSP寄りな私にとっては心の安定を削るものだった。

1日8時間、その上残業もしながら、この先30年くらい働き続けるイメージは全くもてなかった。この仕事をこの働き方で30年?全く想像できなかった。


だから、会社員時代、わたしはいつも将来が不安だった。


フリーランス主婦になった今は、
◼︎異動なんてない
◼︎好きな環境、仕事を自分で作ればいい
◼︎一つの会社と合わなくても、ほかに選択肢がいくらでもある
◼︎収入が足りなくなったら新しい仕事を少しずつ増やせばいい
◼︎体調が悪ければ休めばいいし、1日8時間働かなくていい
◼︎同僚と競わなくていい

というだけで、「働く」ことへの不安が減った。今はほぼ主婦寄りになってるけど、不妊治療が落ち着いたらまた仕事を増やしたい。この柔軟性がとてもいいなと思う。

「フリーランスは将来が不安」は壮大な思い込みだったみたい。わたしにとっては。


おわり


いただいたサポートは、なにかたのしい経験に変えて、記事を書くことに使います!