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小1と小4のホームスクーリング(不登校5か月目)どんな事してる?

こんにちは、のっぴです。
子どもたち(小1と小4)が不登校になり、ほぼ家にいる生活をしています。

今のところ、フリースクールを含め学校へは一切行っていません。
習い事以外はほぼほぼ家で過ごしています。学校へ行かないとなると、気になるトピックスの一つが学習面。
今回は、家でどんな学び方をしているのか書いてみました。
学校に行かない日の家での過ごし方についてお悩みの方やホームスクリングをお考えの方にとって少しでも参考になると嬉しいです。

ホームスクーリングにもいろいろある

学校へは行かず、家を拠点に学習する事をホームスクーリングというそうです。もうちょっと詳しい言葉の解説を探してみました。

「ホームスクーリング」とは・・・

ホームスクーリング英語: homeschooling)は、学校に通学せず、家庭に拠点を置いて学習を行うことをいう。オルタナティブ教育の形式のひとつであり、ホームスクール英語: homeschool)、ホームエデュケーション英語: home education)などともいう。

wikipediaより

ホームスクール。つまり家が学校。先生は親が務めることもあれば、通信教育やオンラインコンテンツで学ぶパターンも。
学ぶ内容については誰かが指示したり、強制するわけでもありません。各家庭(各個人)で学ぶ体制を作っていく必要があります。
そのため、学校の学習指導要領にとらわれず、子どもが好きなことや興味のあることを追及して自由に学ぶ「アンスクーリング(unschooling)」というやり方も可能です。

ホームスクーリングは学ぶ方法も範囲も自由。もちろん時間も柔軟に組み合わせる事ができます。

うちのホームスクーリングは

さて、本題です。
完全不登校になって5か月目。試行錯誤しながら、ようやくホームスクーリングの形ができてきました。どんな日々を送っているのか簡単にまとめました。

~1日の平均的なスケジュール~
7:00  起床
7:30  朝食・歯磨きなど身支度
8:30  ミーティング(今日やりたい事、ゲームの時間など各々スケジュールを組んで共有。親の予定も共有。家の事で手伝ってほしい事を依頼。)
8:45  学習開始(ドリルや通信教育)※内容や量は子どもが決めます。
9:15  学習終了
10:00  自由時間(ゲーム、Youtube、読書、お絵描きや工作など朝のミーティングを元に過ごす)
12:00  お昼ご飯(親子で食べたり、子どもだけだったり)
13:00  自由時間
18:00  夕飯(手伝いをさせます)
あとはテレビを見たり、お風呂に入ったりして、21:00~22:00頃就寝。

見ての通り、机に向かう学習時間は1日30分ほどです。(長くても1時間)時間にすると短くて、私も物足りない。量は増やしていきたいと思っていますが、嫌々やらせるのは逆効果。作戦を考え中です・・・。

子どもの興味から学びにつながる

他に学んでいると言えるのはどんな事でしょう。
小4長男の場合は、ゲームが好き。
戦闘ゲームの攻略法などをYoutubeで調べて実践(プレイ)しています。それを通して効率的な調べ方、情報の正確性や検索エンジンの仕組み的な事が分かってきたようです。

ゲームに登場する戦闘機や軍隊保有する国の事を調べる事も。関連する雑誌や本を買ってやると2.3時間読みふける事もあります。(国語の教科書や物語は一切読みませんが)
大人向けの本もあるので、読めない漢字、熟語や比喩など知らない表現方法があると「どういう意味?」と聞いてきます。
また、どうして戦争が起こるのか、どうやって終結するのか、その土地にもたらされた利益・不利益などについて質問してくることもあります。私が分からない事も質問されるので、一緒に調べてインプットしています。

息子の場合は、ゲームを題材に興味のある事の障壁(ここでは読めない漢字や知らない言葉)、子ども本人が疑問に思った事の一つ一つが学びになっていると思います。

小1娘の場合は、お絵描きが大好きです。絵具を使ったり、色ペンを使ったりしてカラフルな絵を楽しんでいます。
画用紙に描いた絵にセリフを書き込んだり、物語を作ってみたりしていくうちにひらがなを書くようになってきました。
料理を手伝ってもらいながら数を数えたり、マイクラをやりながら、ブロックの数を数えたり、●●を作るのに、鉄がいくついる・・みたいな数を意識した会話をしています。

娘の場合は、好きな事を発展させていく要素として文字や数字をプラスしています。

「好き」が起点になる。楽しくなければ続かない

我が家のホームスクーリングについて簡単にまとめましたが、ホームスクーリングの場合は、子どもの数だけやり方があると思っています。
うちの場合は「好きな事」が起点になり、学びの機会が増えてきました。何が良くて何が合わないかはやってみないと分かりません。

ただ、楽しくなければ続かない。これだけはハッキリ言える事だと思います。

(おまけ)親の本音

とはいえ、親としてはもっと勉強してほしいと思ってしまいます。学校に通っていた頃の一行一行にびっしり書かれた漢字ノートを見ると「おぉ~!勉強してるね~!」と思うのですが、今の子どもたちを見ていると、「勉強している」ようには見えない!のが本音です・・。
同い年の子どもたちから学習が遅れていることも事実。
色々不安になることもありますが、長い目で見る、少しでも良いところを見つけるのがホームスクーリングをするコツかもしれません。


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