不登校の小学生二人は日中何をしているのか?
こんにちは、のっぴです。
のっぴきらない事情で小学生2人の兄妹が不登校になりました。
ママ友や子どもの同級生からよく聞かれる質問があります。
それは、「日中は何をしているの?」
私の場合は、周囲に不登校のお子さんがいない方からは100%質問されます。
学校にも行かず、習い事にも顔を出さない。
一体家で何をして過ごしているのか。
学校に行っている時間が1日7時間だとすると(実際にはもっと長い場合もありますが)その間、家庭で過ごしている子は何をしているのだろう?
そして、不登校の子どもの親はどうしているのだろう?どんな過ごし方を認めているのだろう?
疑問に思うのは当然だと思います。
我が家の子どもたちの日中の過ごし方ついて書いてみました。
不登校の1日
さて、不登校の子どもたちは一体何をして過ごしているか。
起床してから朝食を取るなどして、活動開始は8時半頃です。
小4の兄は、ゲーム・Youtube・読書(活字の本や漫画)・時々LEGOで創作など。
小1の娘は、ほぼYoutube・たまにゲーム・たまに料理など。
これだけ見ると、遊んでばっかりですね。本人がやりたいと思ったことを存分にやっています。ゲームや動画についてのルールは「夜6時にやめる。」の一つ。あまり制限していません。
生活リズムは割といい方ですが、過ごし方は平日も土日も関係なし。日中はそれぞれやりたい事を好きな時間配分でやっています。
ゲームやYoutube視聴の時間的な変化はあるものの、半年以上この生活が続いています。親としては、「このままで良いのか」と不安もあるのが正直な気持ちです。学校の勉強はほとんどしておらず、勉強は当然遅れています。
しかし、不登校になった色々な経緯を考えると、今は休んで、心にエネルギーを溜めることが大切。色々言いたくなりますが、ここは親の我慢のしどころですね。
好きなことばかりしていたら起こった変化
変化1:ゲームのやり方・楽しみ方が変わってきた
ゲームに占める時間が長いのですが、子どもをよく観察していると、ゲームの楽しみ方が変化しているようです。
初めは、とりあえずやってみる、タスクをクリアしていく事が楽しかったようですが、ゲームのルールや構造的な物を知ると、より踏み入った遊び方をしています。
例えば、一緒にプレイしている人が進みやすいように、アイテムをあらかじめ用意してあげていたり、援護に回ってみたり。
チャットをしたり、仲間の動きを見て協力しようとしたり、他人との繋がりも垣間見ることができました。
どうやらゲームを通じて、得ているものもあるようです。
変化2:ケンカが減った
私が仕事の日は兄妹だけで過ごす場合もあります。二人とも不登校になったばかりの時は、朝から晩までケンカしていました。
ゲームの順番だとか、ちょっとした言い争いです。
しかし親が介入できない日中は、二人で解決していたようです。
そうすると、お互い何が嫌で、どこまで許せるのか分かってきたようで、ケンカが起こりそうな時も自然に話し合いをしていました。
よく、「家に引きこもっていると社会性が身に付かない。」と言われます。
一理ありますし、心配もしています。
考えてみれば家庭の中にも、自己とは違う人間が住んでいます。性別も性格も、経験も違う。でも一つ屋根の下で共同生活を営んでいる。時には協力することも必要です。
そう考えると、不登校は家庭という安心できる環境でお互いの存在を認め合う、主張をすり合わせる、時には譲ってあげるなど学び実践しいる期間だと思います。
最後に
不登校の小学生2人の過ごし方を書いてみました。好きなことばかりして過ごす子どもたちですが、それなりに肌で学ぶこともあります。
家に引きこもって大丈夫かしら、、と不安になることもありますが、子どもたちの目線の先に、何があるのか。小さい変化はないか。
子どもたちを見守っていきたいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?