早期の塾活は「席取り」が目的!?3つのメリットも!
中学受験の合格が各校で確定しています。合格されたお子さま、そして支え続けられた保護者の皆さま、本当におめでとうございます。お疲れさまでした!
※このnoteは中学受験塾に小1(正確には保育園から)通う息子の受験記録です。結果が出るのはまだまだ先です…><
さて前回は入塾テストの様子を書きましたが、今回は低学年で受験塾に通う「是非」について。
低学年クラスとは?
「S」では受験が本格化する4年生以上と3年生以下とで大きくクラスの仕組みが変わります。4年生以上のクラスは、いわゆるバリバリの受験勉強です。
一方、3年生以下の「低学年クラス」は、少し雰囲気も違います。授業は週1回。先生も「楽しんできてください、勉強よりも読書しよーねー」みたいな感じです。
なので「S」の1年生クラス在籍は全国でも1200人程度。
しかし、、、そのうちの200名超えた生徒が在籍するのが、息子がいま通う教室😱😱
席取り合戦⁉️
なぜそんなに早く通わせるのか?答えは「席取り合戦」です。
高学年になると塾が満席になってしまうことも多々あります。このため希望人数が定員を超えない低学年のうちから「保険」で入塾するケース。
もう一つは「入塾テスト」。「S」の入塾テストは難関で有名です。特に小4からの入塾テストには合格できないお子さんも多いと聞きます。
それを回避する手段で、「難易度が低い低学年のうちに入塾テストを受けてしまう」作戦です。
結果、過激な「前倒し競争」になってしまい、保育園で入塾試験につながっています😰
息子は、小学生になる直前の2月から準備講座を始めました💦
「席取り」に意味はあるのか?
当たり前ですが、塾に入れても、中学受験に合格するわけではありません。ただ通っているだけでは成績は伸びない、ただの無駄遣いです。
また「S」の先生からは「低学年の1週間分の勉強は、高学年の1時間の勉強量」とはっきりと言われます。
そのくらい質の違うものだそうです。
実際、「S」の低学年の授業は週1回で2時間、宿題も大したことはありません。
本格化した受験勉強の足しになるかどうかは微妙なところ。
それでも小1から入れることの意味を考えてみました。
早期入塾のメリット
①親の塾活プレッシャーを減らす(入塾に悩まなくてもよい)
今や子供の入塾も、情報戦です。「中学受験までは親の仕事」と結局言われてしまうほど、「保護者」の関与は高いのも事実です。
せめて入塾くらいは、パワーを使わず効率よく進めたい。そのための投資、と割り切る。
②公立の小学校教育では難しい⁉︎学習意欲の刺激
これは低学年で入塾するポジティブな理由です。
公立の小学校に通うと、授業は「平均」にあわせます。勉強が早く終わる子を見てると、授業中、ちょっと暇そうだな💦と思うことはあります。
そういう子供の学習意欲を刺激するには、低学年の「S」の教材や学習量はちょうどよい頃合いに思えます。
初めて「S」の教材を見たときに、問題の「センスがいい」ことに驚きました。
四則演算は少な目。図形、数列(みたいなもの?)など。
「こういう問題を小学生から解いておくと頭がよくなりそう」と思うような問題が多かったです。
③子供を「褒める」、子供と「学ぶ」ためのツール
私の息子は小学校入学時、なかなか環境の変化になじめず、机でぼーっとしていることが多かったそうです。(心配した先生に「ひらがな、むつかしいかな?」と聞かれていたくらい…)
忘れ物も多いし、正直、学校にしか通っていなかったら、息子の学校生活の一つ一つが心配になっていたかと思います。
ただ「S」で課題をきちんと取り組んでいることに対する安心感はありましたし、「テスト頑張ったね」など学校以外で褒めるポイントをつくることができました。
低学年は「S」の宿題や勉強内容は、「エグイ」ものはなく、むしろ良問です。親子で一緒に取り組むにはちょうど良いレベルだなと感じました。
土曜のクラスを選択しているときは、塾が終われば、カフェやファミレスに行って勉強を見てあげる(特に1年生くらいの問題ならば、親が簡単に教えられる)というのも、親子のコミュニケーションになったのかなと思っています。
前回の記事はこちら
入塾テスト実況!
入塾のきっかけ
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