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ネーム講座に行ってきました③【全5回】


漫画家・福田素子先生が講師を務めるネーム講座第3回目が佐伯市の三余館にて開催されました!

受講するいりこ氏

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講座の最初に先生から
今回を合わせた残り3回のスケジュールが発表されました


1回目 キャラクターシート作り

2回目 イントロ(主人公の性格や場所の説明) (3ページ)

今回】3回目 相手が泣いている理由(2ページ) 
              解決策を主人公が考える(2ページ)

4回目 解決へのアクション(5ページ )     
              笑顔になるまでの変化(3ページ)

5回目 ブラッシュアップ、扉絵(1ページ)

完成


第2回目までの3ページを合わせると扉絵(漫画の読み始めの一枚絵)込みの全16ページのネームが仕上がるという寸法です。



第3回目である今回の課題は
【相手が泣いている理由を2ページ、解決策を主人公が考えるのに2ページ、計4ページを仕上げる】


というもの。今回の解決方法を主人公が考えると4回目の解決へのアクションは混ざっても良いそう。同じく他の展開も一応目安でページ数は決めてあるけど最終日にブラッシュアップするからオーバーしてもいいよ!思い詰めないで描いていってね!という事で、みんなネーム作りに向かっていきました。



みんなが描き進める中、途中途中で福田先生の漫画ワンポイントアドバイスも!


⚫︎コマに連続して顔だけを入れない。
表情の変化を見せたい時以外は、顔ばかりにしてしまうとページ全体が窮屈になってしまうので、居る場所を引きで写したりカメラアングルを変えたりして緩急を付ける。

(上記を踏まえて描いてみました↓)



⚫︎セリフやモノローグなどの文字だけで世界観やキャラクターの説明をしすぎない。
こういう会話だったらこのキャラクターはこう反応をする、こんな世界観だから登場人物はこういう行動をしている。などをやり取りや絵で表現する。

⚫︎吹き出し一つに入れる文字数が多すぎると読みづらいので気を付ける。
吹き出し一つにつき行数や文字数を決めている人もいる。あえてセリフを多くしたりそれを売りにしている場合もある。

(上記2つを踏まえて描いてみました↓)

ビフォー

アフター



⚫︎漫画家は洒落にならないレベルで座りっぱなしな人も居るよ!座り作業がメインだからまあ体を悪くするよ!定期的に体を動かしてね!
という事で今回は30分に1回のペースで10分休憩時間も導入。なんだか学校の休み時間のような賑やかさでした。



そして16時になり講座は終了。今回も全員課題をクリアしました!ヤッタ〜!中には多めに進めている子も!

みんなちゃんと課題を消化しててスゴ過ぎる

「家で残りを描いたりしなくてもいいけど展開は考えておいてねー!」と帰り際にみんなに伝える先生。


今までそんな宿題が発生した事はなかったのですが、それもそのはず…


第4回目である次回は、制作ネーム数が今までで最大ボリュームの計8ページ!!今まで1回に消化していた倍のページ数です。8ページ!!!??????最後の回はブラッシュアップと扉絵の為次回は急ピッチとなります。果たして本文を完成させる事は出来るのか!?





今回のネーム進捗


相変わらずセリフが入りません

ギリ課題の4ページいけましたが立ちはだかる途中の展開…コマ割り本当に悩む…何も浮かばない…困ったね全く


第4回はこちらから↓


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