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「人生」をプレゼントされたこと

人へのプレゼントが、苦手だ。この歳になってプレゼントが苦手というのも、言い訳がましいと思う。

苦手、というよりは、心配性かつ自意識過剰なので軽やかな気持ちで人に物を贈れない、というのが適切かもしれない。選ぶ時は、一人一人の顔を思い浮かべながらいちいち悩んで買う。それは、プレゼントの正しい形だろうから、そういう意味で、ちゃんと悩んでいる私は正しいけれど、私はどうも、プレゼント選びに時間がかかりすぎる気がする。

そして、毎回「プレゼントを選ぶのが楽しみ!」というより「あーー…どうしよう!!」という戸惑いがあって、それが苦手意識とつながっている。

たぶん、あれもあげたい、これもあげたい、他の人から貰ったことないものをあげたい、センス良い人と思われたい、などの雑念が混じり合って、その感情の重さが自分の手に余り、判断が鈍るのだと思う。

プレゼントを喜んでもらえると、「嬉しい」よりも先にほっとする。自分の見立てに自信がないからだ。

というわけで、私自身は誰かへのプレゼントが苦手だけど、私の友人にはプレゼント上手が多い。

最近、とある一人の友人がくれた2つのプレゼントは私の日常を底上げしてくれた。

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