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月刊はあちゅう

日記です。月に4本以上、日常や、考えていることを届けます。 ※ご購読頂くと過去のマガジン記事も全て読めます。(一部有料記事を除く)
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2021年2月の記事一覧

仲間に「いれてもらっている」側の人生

今もそういうものがあるのかどうかわからないけど、私が小学生や中学生だった頃の文集のクラスページには、「○○な人ランキング」という名のお決まりコンテンツがあった。 それは、見る人が見ればクラスの序列がわかるようになっていて、 「お金持ちになりそうな人」や「有名になりそうな人」には、たいてい人気者でクラスの中心人物である子たちの名前が入った。 全員の名前がまんべんなく出るように、巧妙に設計されつつも人気のある子は何度もいろんなランキングに名前が登場して、 逆に、影の薄い子

詳しいは楽しい

最近、隙間時間は春服ばかり見ている。 服やオシャレにはあまり興味がなかったはずなのに、気づけば、インスタのフィードはお洋服ブランドばかり。 私が服を気にするようになったのは、SNSの影響が大きい。

大人の「挨拶」キャンペーン中

ここ一年くらいよく通る道で、朝に街をお掃除している年配の男性と、立ち話をする関係になった。 最初はなんとなくお互いに、ぺこっと会釈するだけだったけど、いつからか言葉を交わすようになり、今は、遠くからその人を見つけると手をぶんぶん振りながら私から小走りで近づいていく。向こうも、頭の上で大きく手を振りながら、私を迎えてくれる。 時間にして1分程度の、なんでもない世間話もする。今朝は「息子が『ブッブー』って言えるようになりました」と報告した。「すごいねえ」と目を細めて、息子に「

数学の時間の地震

昨夜の地震は、揺れが大きくて長くて怖かった。 (購読者の皆さんやご家族に、被害がないことを祈っています…フォロワーさんの中には、家の片付けが大変だった人もいるみたいで、きっといろんな状況で今も困ったり疲れたりしている人がいると思うと心が痛む) 地震が来た瞬間、私は息子と一緒にお布団に入っていて、(息子は寝ていた)夫は、外出していた。 すぐに家族全員にLINEをして、その後、揺れがおさまるのを待ち、ネットニュースを追った。 震源地、震度、被害の情報を見ていたら目が冴えて

「人生」をプレゼントされたこと

人へのプレゼントが、苦手だ。この歳になってプレゼントが苦手というのも、言い訳がましいと思う。 苦手、というよりは、心配性かつ自意識過剰なので軽やかな気持ちで人に物を贈れない、というのが適切かもしれない。選ぶ時は、一人一人の顔を思い浮かべながらいちいち悩んで買う。それは、プレゼントの正しい形だろうから、そういう意味で、ちゃんと悩んでいる私は正しいけれど、私はどうも、プレゼント選びに時間がかかりすぎる気がする。 そして、毎回「プレゼントを選ぶのが楽しみ!」というより「あーー…

何かと出会うために、出会う人のこと

誰かが何気なく言った言葉が 心を捉えて、離さないことがある。 そんな、日常の中で発掘した 一生ものの言葉だけを集めた本を数年前に書いた。 ▼普通っぽいのになぜか心に響いて離れない恋と仕事51の名言 こういった「心に響いて離れない」言葉は、 その場で「いい!」と思ってメモする時もあれば、 その場では「なるほどね」と軽く受け流したのに あとになってじわじわ来るパターンがある。 じわじわ系の言葉で、 気に入ってるものの一つが友人の 「私、春香に出会うために あの人と付き合