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2/17 牡牛座 上弦の月

どうも、水星の申し子です。

2024年2月17日 0時00分頃、
牡牛座で「上弦の月」を迎えます。

ホロスコープを詳しく解説する前に、
毎度ではありますが、
わたしなりの「月の解釈」をお伝えします。

「何回も読んどるからエェわ。」

という方は、月の解説はスキップして、
ホロスコープの詳しい紐解きへ飛んでください。

それでは参りましょう。


「月」ってどんな星?

あなたは「月」に対して、
どのようなイメージをお持ちですか?
どんな星だと認識していますか?

神秘的で、美しくて、
人の心を惹きつけてやまない月

月の解釈は、人それぞれありますが、

月は、美しいだけの星ではなく、
「ある種 取り扱い注意の星である」
とわたしは考えております。

わたし自身の月の捉え方は、
「月=不安定さの象徴」です。

西洋占星術では、
月を含めた10個の星を取り扱いますが、
その中で唯一、月だけが満ち欠けをします。

今この瞬間も、月はカタチを変え続けています。

「常に変化し続けている」
つまり、「一定ではなく、不安定」。

なら「不安定さの象徴」って何よ?
ってハナシですが、その答えは「感情」です。

我々は「感情をフラットに保ちたい」
と思いながら、つい外部からの刺激に反応して、
時に激しく一喜一憂するものです。

月が満ち欠けして形を変え続けるように、
わたしたちの感情も移ろいやすく、
常に一定ではありません。

だからこそ、本能的に安心を求めようとするのです。

この本能的に安心を求める欲求こそが、
まさに、「月」です。

月=感情とは、“心の中に住む仔犬”を
イメージしてみてください。

心の中で小さなわんこがキャンキャン吠えたら、

「お腹が空いているの?」
「お散歩に行きたいの?」
「遊んで欲しいの?」

よく観察して、適切なお世話やしつけをする。

これが月=感情との上手な付き合い方
だとわたしは考えていますし、
お世話としつけをするように付き合うことで、
感情の波にムダに呑まれずに済みます。

今後、心がザワザワ、モヤモヤした時は、
「お世話としつけ」を思い出して、
意識してみてください。

2月17日は牡牛座で上弦の月

「上弦の月」とは、
満月に向かって満ちゆく途中の半月のこと。

月=不安定さの象徴、刺激に対する反応
が次第に膨らみつつあるので、
感情の波が激しくなりやすいです。

そして、満月で成果を得るために
必要なもの、人、チャンス、出来事
が集まってくるタイミングでもあります。

ゆえに、上弦の月は、
「引き寄せ」と言われるわけです。

さっそくチャートを見ましょう。

星がチャートの北側(下半分)に偏っています。
家族やプライベート、心の基盤を整えることに軸足が置かれています。

アセンダントが蠍座ですからね。
深い内観が必要なときと言えそう。

チャートルーラーの火星、冥王星は、
水瓶座で「第3ハウス」にあります。

「あなたらしさ」は、言葉に現れます。

普段、無意識に使っている言葉に、
「あなたらしさ、個性」が現れている、
とホロスコープは示しています。

自分の口癖、意識したことありますか?
よく言う言い回しも。

考えてみても思い当たらなければ、
ご家族や友人、同僚、仲間など
信頼できる人に聞いてみてください。

「そんなこと言ってた?!」
と思わぬ気づきがありそうですよ。

もしそれがネガティブな言葉であれば、
意識して使わないように心がけると、
目の前で起こる現象が大きくかわるはずです。

わたしは水星の申し子なので、
言葉にはこだわりが強い方です。

わたしがバイブルとしている書籍から、
引用します。

「やる」と書くな。
〈昔は馬鹿なことをやったものだ〉
〈やるべきことをやれ〉
そう、書いてはならない。
〈昔は馬鹿なことをしたものだ〉
〈するべきことをしろ〉でなければならない。
「やる」というのは殺人かセックスだけだ。下品である。

近藤康太郎著
『三行で撃つ〈善く、生きるための文章塾〉』

著者の近藤康太郎氏が嫌い先輩から、
一度だけ文章に対して受けた注意の内容です。

これが正しいかどうかは分からないけれど、
「やる」という行為動詞を
品がないと受け止める感性がある。

わたしも「たしかに。」と思いまして、
それ以降、“やる”という言葉は、
意識して使わないようにしています。

思考が現実をつくると言われますが、
言い換えると「言葉が現実をつくる」んです。
そのくらい、言葉って大事ですから、
ぜひ意識してみてください。

月が位置するのは、
牡牛座28度「成熟したロマンスに胸躍らせる女」

自分の感性やセンスを信じて、
失敗を恐れずに行動することで、
必要なご縁やものが引き寄せられる。

上弦の月と親和性の高いメッセージです。

月は、「第7ハウス」にあります。
対人関係、パートナーシップを意味する場所。

これを掛け合わせて紐解くと、
ありのままの自分でいること、
自分を信じる気持ちを大事にすることで、
必要なご縁がやってくる、ということです。

自分のセンスを信じて勝負していたら、
お声がかかって、大きなビジネスになる、
といった感じですね。

また、人からの誘われたときは、
積極的に参加するようにしてください。
嬉しい展開につながるチャンスをもらえそう。

月と葛藤の配置を描く太陽は、
水瓶座28度「倒されのこぎりで切られた木」

・これまでのつながりを潔く断ち切る
・さまざまな束縛や制限から自分を解き放つ
・ひとりになって自分の目的に集中する

そんな意味を持つ度数で、
太陽はICに重なっているのが印象的です。

いまの自分にとって不要な人間関係は、
きっぱりと断ち切る勇気を出してください。

損得勘定やメリットデメリットで付き合わない。

そうすることによって、一瞬、
一人ぼっちになることがあるかもしれません。
孤独を感じるかもしれません。

でも、自分の心に素直になって、
ネガティブな関係性を断ち切ることで、
いま必要な新しいご縁が必ず生まれます。

わたし自身は、群れが得意ではないです。
一匹狼タイプで、孤独は苦ではない。
ひとり大好き。

そういう設定だから、
人間関係も結構スパスパ斬ってきました。

でも、それがものすごく苦行な方もいらっしゃいますよね。

わかっちゃいるけど、離れられない。
ひとりとかムリ。寂しくて死んじゃう。

そんなあなたにとってこの上弦の月は、
まあまあストレスかもしれません。

いつも申し上げるのですが、
どんなに関係性を絶ったとしても、
本当に必要なご縁なら、また必ず繋がります。
完ぺきなタイミングで。だから安心してください。

心の状態がそのまま具現化する時代です。

本当は良くない、心地よくないのに、
無理をして一緒にいると、
それと同じ振動数の現実が目の前に現れますよ。
それ、しんどくないですか?

そうは言うてもさ、ショーコさんよ、
長年の付き合いだし、子供もいるし(夫婦)、
仕事の上司・部下だし、難しいですよ。

だったら、その現実をずっと選び続ければイイです。
不平・不満を感じながら生きればイイ。

ただし、不平・不満は自分の中だけで感じてください。
外に吐き出さないでください。
社会全体の振動数が下がるので、迷惑です。

人生の脚本を書いているのは自分ですから。
潔く自己責任で不平・不満を感じて生きてください。
嬉々として関係性の改善に努めてください。

気分を害された方がいたら、ごめんなさい。
でもわたしはそう思って生きております。
ドライな人間なので(゚∀゚)

最後に、今回、
月、金星、海王星で小三角が描かれています。
とても美しくて、豊かな配置です。

冒頭に「感性やセンスを信じる」
と申し上げました。

芸術や音楽、ホンモノに触れて、
感性を磨くにはピッタリの時季と言えそうです。

自分の感性やセンスを信じるって、
「できない」と思う人がいらっしゃるはず。

「自分にはそんなものはない」
と思い込んでいる場合も。

だいじょうぶ(゚∀゚)あるから~(゚∀゚)

その謎のメンタルブロックってやつ?を
華麗に取っ払うところからスタートしてください。

どうしても分からない人は、
わかる人に教えてもらってください。
わたしの鑑定を受けてくださるのも、
もちろん大歓迎です!

そして、もしかしたら、そのブロック、
いま一緒にいる人の影響かもしれませんよ?
不要な関係性を断ち切れば、
あなたの感性や魅力、一気に開花するかもよ?

以上。
beautifulな上弦の月をお迎えください。


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