7/21 山羊座 満月
どうも、水星の申し子です。
2024年7月21日 19時17分頃、
山羊座で満月を迎えます。
ホロスコープを詳しく解説する前に、
毎度ではありますが、
わたしなりの「月の解釈」をお伝えします。
「何回も読んどるからもうエェわ。」
という方は、月の解説はスキップして、
ホロスコープの詳しい紐解きへ飛んでください。
それでは参りましょう。
「月」ってどんな星?
あなたは「月」に対して、
どのようなイメージをお持ちですか?
どんな星だと認識していますか?
神秘的で、美しくて、
人の心を惹きつけてやまない月。
月の解釈は、人それぞれありますが、
月は、美しいだけの星ではなく、
「ある種 取り扱い注意の星である」
とわたしは考えております。
わたし自身の月の捉え方は、
「月=不安定さの象徴」です。
西洋占星術では、
月を含めて最低10個の星を取り扱いますが、
その中で唯一、月だけが満ち欠けをします。
今この瞬間も、月はカタチを変え続けています。
「常に変化し続けている」
つまり、「一定ではなく、不安定」。
「不安定さの象徴」って具体的には何よ?
ってハナシですが、その答えは「感情」です。
我々は「感情をフラットに保ちたい」
と思いながら、つい外部からの刺激に反応して、
時に激しく一喜一憂するものです。
月が満ち欠けして形を変え続けるように、
わたしたちの感情も移ろいやすく、
常に一定ではありません。
だからこそ、本能的に安心を求めようとするのです。
本能的に安心を求める欲求、
これこそがまさに、「月」です。
月=感情とは、“心の中に住む仔犬”を
イメージしてみてください。
心の中で小さなわんこがキャンキャン吠えたら、
「お腹が空いているの?」
「お散歩に行きたいの?」
「遊んで欲しいの?」
と観察し、適切なお世話と躾をする。
これが月=感情との上手な付き合い方
だとわたしは考えていますし、
お世話と躾をするように付き合うことで、
感情の波にムダに呑まれずに済みます。
今後、心がザワザワ、モヤモヤした時は、
「お世話と躾」を思い出して、
意識してみてください。
7月21日は山羊座で満月
先月につづいて、2度目の山羊座満月です。
同じサイン(星座)で連続して満月が起こる
ということは、なにかしらのメッセージです。
前回の満月は、6月22日、夏至の翌日に迎えました。
節目感が強く、山羊座2度という初期度数で起こりました。
2回目の今回は、山羊座の最終度数で起こります。
ちょっと余談ですが、今年の大晦日に、
山羊座で新月が起こるんです。
「山羊座」の主張がかなり強め。
今年はやはり真の意味の過渡期と言えそう。
2025年は、土星、海王星、天王星と、
時代の流れをつくる星々が、こぞってサインを移動します。
冥王星水瓶座期も本格的に始動します。
占星術界隈では、「2025年問題」と言われ、
大きな変化の年になるといわれています。
昔でいう「ノストラダムスの大予言」的な年で、
大地震がくるなんてことも言われてはいるんですが、、
わたしはムダに心配する必要はないと思っています。
大勢の人が不安な気持ちになれば、
集合的無意識で「不安」が膨らんでしまって、
結果、それが具現化されやすくなります。
だったら、
なにが起こるか分からない未来を憂うのではなく、
いまを心地よく楽しく生きている方がイイし、
結果、明るい未来が具現化しますよ。
前置きが長くなりましたが、チャートを見てみます。
まず、月に冥王星が重なっているのが印象的。
心身の「リセット」「浄化」が起こる人、
大勢いると思います。
身体にくる、メンタルが落ちる、
大事なものや関係性が壊れるといった
“膿を出す”ような出来事が起きやすそうです。
新型コロナウィルスの感染者数も
謎に増えているみたいだし、、
無理だけはしないよう、ご自愛ください。
月が位置するのは、
山羊座30度「秘密のビジネス会議」
古い価値観から自分を解放し、
新しい理想の場所をつくるために、
これまでの社会からどのように独立をするか考える。
そんな意味が込められた度数です。
山羊座の最後の度数なので、
社会や集団への活力を解放させて、
山羊座のすべての力を使い果たします。
山羊座の学びをすべて経験して手に入れた視野で、
新しい理想の未来、場所をつくっていようとするんですね。
月と冥王星が重なっていることからも、
「脱皮」「羽化」というワードが浮かびました。
いままで生きてきた中で見つけた自分の価値観。
でも、いまの自分本来の力を発揮できるのは、
ここではないんじゃないか?
と気が付く人もいるかもしれません。
あるいは、いまの環境をつくり変えるよりも、
ゼロから新しくつくり上げるが、
もしかしたら速いし楽なんじゃないか?と気が付く人も。
新しい理想の環境をつくってみよう!
という気持ちが膨らみ始めて、
いまいる場所から飛び出す勇気が
自然と湧いてくるような満月です。
月と冥王星、太陽のオポジションを、
天王星と火星、海王星がそれぞれ「調停」の配置。
行動力の星 火星とトランスサタニアンが
すべて絡むこの配置、
山羊座の満月を援護射撃している印象です。
理想の世界へと羽ばたくために、
自分の中で意見を戦わせて、
最終的には、決断力とカンの良さを発揮して、
適切な方向性を見出して、ズバリ実行できそう。
不要な価値観を脱ぎ捨ててできた余白に、
新しい未来の価値観を定着させましょう。
月と向かい合う太陽は、
蟹座30度「アメリカ革命の娘」
過去の歴史があるからいまがあることを
再認識し、現状に感謝することを意味する度数です。
くり返しの日々の中では、どうしても、
「いまこの場所で生きているだけで有難い」
ということを忘れがちです。
ついつい、「ない」ものに目を向けて、
不安になったり、腹を立てたり、妬んだり。
こういったことを、
息を吸って吐くようにしちゃいますよね。
しかし、世界でもおそらくトップクラスに
治安が良く、衛生的で、文化度の高い国に
生まれただけでミラクル。超ツイているんです。
こちらを読んでいるあなたは、
屋根のある場所に住んでいて、
食べるもの、着るものにも困っていなくて、
ある程度のお金もあって、家族や仲間がいて、
スマホなんて超便利なアイテムまで所持していて。
有難すぎます。
十分にありすぎる。
当たり前に「ある」ことに目を向けて、
改めて「有難いなぁ。」って思うとですね、
心の中がじんわりと温かくなるんです。
本当になるから、ぜひやってみて欲しいです。
一番当たり前にありすぎて感謝し忘れるのが、
「呼吸」です。
空気って、吸っても吸ってもなくなりませんよね?
吐いた後に、「次に吸う空気ないかも。」
って不安になりませんよね?
そのくらい「当たり前」ですよね。
でも、それって当たり前なんでしょうか?
植物が光合成をしてくれているおかげ様ですよね?
我々は当然のような顔で息を吸って吐いて、
なんなら愚痴やため息なんかも一緒に吐いたりして。
でも、植物は文句ひとつ言わずにそれを吸い込んで、
きれいな酸素をつくり出してくれる。
有難いとしか言えません。
バカみたいだと思われるかもしれないけど、
わたしは毎日呼吸ができることに感謝しているし、
太陽に向かってお礼も言います。
そうすると、不思議なんですが、
「生きているなぁ。豊かだなぁ。」って、
心から感じることができるんです。
結果出してるとか成功しているとか、
そんなことあーだこーだ言っていること自体が、
なんだかどうでも良くなってしまうんですよね。
だって、既にこんなに「ある」し、豊かなんだから。
今回、チャートルーラーの天王星が、
ICにピッタリと重なっています。
今日から「当たり前」の概念を刷新し、
息吸って吐くことに感謝して、
太陽にお礼を言ってください。
「有難いなぁ。」ってじんわり思えたら、
同じ振動数のうれしい現実、必ず起こります。
実証済みですから。ぜひ。
今回は以上!
beautifulな満月をお迎えください。
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