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10/22 山羊座 上弦の月

どうも、水星の申し子です。

2023年10月22日 12時29分頃、
山羊座で「上弦の月」を迎えます。

ホロスコープを詳しく解説する前に、
毎度ではありますが、
わたしなりの「月の解釈」をお伝えします。

「何回も読んどるからエェわ。」

という方は、月の解説はスキップして、
ホロスコープの詳しい紐解きへ飛んでください。

それでは参りましょう。


「月」ってどんな星?

あなたは「月」に対して、
どのようなイメージをお持ちですか?
どんな星だと認識していますか?

神秘的で、美しくて、
人の心を惹きつけてやまない月

月の解釈は、人それぞれありますが、

月は、美しいだけの星ではなく、
「ある種 取り扱い注意の星である」
とわたしは考えております。

わたし自身の月の捉え方は、
「月=不安定さの象徴」です。

西洋占星術では、
月を含めた10個の星を取り扱いますが、
その中で唯一、月だけが満ち欠けをします。

今この瞬間も、月はカタチを変え続けています。

「常に変化し続けている」
つまり、「一定ではなく、不安定」。

なら「不安定さの象徴」って何よ?
ってハナシですが、その答えは「感情」です。

我々は「感情をフラットに保ちたい」
と思いながら、つい外部からの刺激に反応して、
時に激しく一喜一憂するものです。

月が満ち欠けして形を変え続けるように、
わたしたちの感情も移ろいやすく、
常に一定ではありません。

だからこそ、本能的に安心を求めようとするのです。

この本能的に安心を求める欲求こそが、
まさに、「月」です。

月=感情とは、“心の中に住む仔犬”を
イメージしてみてください。

心の中で小さなわんこがキャンキャン吠えたら、

「お腹が空いているの?」
「お散歩に行きたいの?」
「遊んで欲しいの?」

よく観察して、適切なお世話やしつけをする。

これが月=感情との上手な付き合い方
だとわたしは考えていますし、
お世話としつけをするように付き合うことで、
感情の波にムダに呑まれずに済みます。

今後、心がザワザワ、モヤモヤした時は、
「お世話としつけ」を思い出して、
意識してみてください。

10月22日は山羊座で上弦の月

「上弦の月」とは、
満月に向かって満ちゆく途中の半月のこと。

月=不安定さの象徴、刺激に対する反応
が次第に膨らみつつあるので、
感情の波が激しくなりやすいです。

そして、満月で成果を得るために
必要なもの、人、チャンス、出来事
が集まってくるタイミングでもあります。

ゆえに、上弦の月は、
「引き寄せ」と言われるわけです。

一週間前の天秤座新月は、金環日食でした。

そして、一週間後の牡牛座満月は月食です。
日食は日本では観測できませんでしたが、
月食は全国で観測できるようです。

食が見られるエリアは、
その影響力がとても大きいので、
ここからしばらく体調にはお気をつけください。

さっそくチャートを見ます。

チャートを見て、
「うぅぅぅ・・・。」と唸ってしまいました、

山羊座の月はアセンダントに重なり、
同時に、冥王星が重なっています。

月・冥王星、
ドラゴンヘッド、
太陽・水星・ドラゴンテイルで
活動サインの「Tスクエア」。

月食を待たずして、
なにかが起こる気しかしない(゚∀゚)
ダイジョーブカネ?(゚∀゚)?

月が位置するのは、
山羊座28度「大きな養鶏場」

28度は「転換点」を示す度数です。

今までしてきたことが
無意味に思えてきてしまって、
まったく別の新しい視野が開けてくる人、
いると思います。

制限された社会の価値観から、
少しずつ自由になれる人もいるでしょう。

月には冥王星が重なっていて、
「第1ハウス」に位置しています。

これまで自分が持っていた古い価値観、
言動のクセをゼロベースで見直すことが
今回の上弦の月のテーマです。

なにかが「終わる」かもしれないし、
ショックな出来事が起きて、
人生の「リセットボタン」を押したくなるかもしれない。

一瞬は痛みを伴うけれど、
「必要で、最善の出来事だった」
と後から必ず思えるので、
焦って不安から行動しないようにしてください。

アセンダントは山羊座で、
チャートルーラーの土星も「第1ハウス」。

「コレは自分の価値観ではなかった」
と不意に気が付くことがあるかもしれません。

「コレが自分の価値観だ」
と思い込んでいるものは、
教育や周りの人や環境から
刷り込まれたものであることがほとんどです。

「当たり前でしょ。」
「フツーこうでしょ。」
をいちいち見直してみてください。

そうすることで、見えることがありそうです。

自分と異なる価値観に対して、
真っ向勝負を挑む人がいますけど、
それは正義と正義のぶつかり合いで、
なにも生み出しません。

自分と違う価値観と出会ったとき、
「そういう風に考える人もいるのね~」
くらいでサラっと受け取るればイイです。

「受け入れよう」とするからしんどいのでは?
「受け取って脇に置く」
くらいでも良いんじゃないでしょうか。
(ドライですね、はい)

しかし、どうしても、
「反応」するときはあります。
その際は、何が「反応」しているのかを探ります。

そうすることで、
自分が大事にしていること=価値観や正義
が見えるからです。

正義は「火星」です。

今回、蠍座の火星は
「第9ハウス」にあります。

「第9ハウス」の火星は、
自分の人生哲学を語り出したら止まりません。

また、自分の主張や意見を、
有無を言わさぬカタチで他者に押し付ける傾向があります。

火星は、
ポジティブに使えば、勇気や行動力。
ネガティブに使えば、争いや暴力。

正義のぶつかり合いは後者であり、
その規模が大きく成れば戦争に発展します。

純粋な疑問ですが、
「わたしが正しい」のぶつかり合いって、
なにがおもしろいのでしょう??
それで勝ったらうれしいの??

そしてその「わたしが正しい」は、
本当にあなた自身の価値観ですか?
ということです。

どこかで、誰かから言われたこと、
されたことが、教わったことを、
自分の価値観だと思い込んでいませんか?

それは今のあなたにフィットしていますか?

ということを自分に問いかけてみて欲しいです。

自分の価値観や正義を自覚し、
受け入れて、必要であればアップデートする。

自分とまったく異なる価値観を持つ人と
あえてコミュニケーションを取るくらいで良いかもしれません。

「え?それでイイの?」と目から鱗で
パラダイムシフトが起こりそうだし、
過去のアレコレを清算できて、
未来につながるご縁にも発展しそう。

木星がICに重なっているから、
多少アレでもメンタルは前向きに保てそう。

古臭い価値観を積極的にぶっ壊して、
バージョンアップっした状態で、
一週間後の月食に備えましょうや!

以上!
皆様、beautifulな上弦の月~満月までの一週間を。

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