12/20 魚座 上弦の月
どうも、水星の申し子です。
2023年12月20日 03時39分頃、
魚座で「上弦の月」を迎えます。
ホロスコープを詳しく解説する前に、
毎度ではありますが、
わたしなりの「月の解釈」をお伝えします。
「何回も読んどるからエェわ。」
という方は、月の解説はスキップして、
ホロスコープの詳しい紐解きへ飛んでください。
それでは参りましょう。
「月」ってどんな星？
あなたは「月」に対して、
どのようなイメージをお持ちですか？
どんな星だと認識していますか？
神秘的で、美しくて、
人の心を惹きつけてやまない月
月の解釈は、人それぞれありますが、
月は、美しいだけの星ではなく、
「ある種 取り扱い注意の星である」
とわたしは考えております。
わたし自身の月の捉え方は、
「月＝不安定さの象徴」です。
西洋占星術では、
月を含めた10個の星を取り扱いますが、
その中で唯一、月だけが満ち欠けをします。
今この瞬間も、月はカタチを変え続けています。
「常に変化し続けている」
つまり、「一定ではなく、不安定」。
なら「不安定さの象徴」って何よ？
ってハナシですが、その答えは「感情」です。
我々は「感情をフラットに保ちたい」
と思いながら、つい外部からの刺激に反応して、
時に激しく一喜一憂するものです。
月が満ち欠けして形を変え続けるように、
わたしたちの感情も移ろいやすく、
常に一定ではありません。
だからこそ、本能的に安心を求めようとするのです。
この本能的に安心を求める欲求こそが、
まさに、「月」です。
月＝感情とは、“心の中に住む仔犬”を
イメージしてみてください。
心の中で小さなわんこがキャンキャン吠えたら、
「お腹が空いているの？」
「お散歩に行きたいの？」
「遊んで欲しいの？」
よく観察して、適切なお世話や躾をする。
これが月＝感情との上手な付き合い方
だとわたしは考えていますし、
お世話と躾をするように付き合うことで、
感情の波にムダに呑まれずに済みます。
今後、心がザワザワ、モヤモヤした時は、
「お世話と躾」を思い出して、
意識してみてください。
12月20日は魚座で上弦の月
「上弦の月」とは、
満月に向かって満ちゆく途中の半月のこと。
月＝不安定さの象徴、刺激に対する反応
が次第に膨らみつつあるので、
感情の波が激しくなりやすいです。
そして、満月で成果を得るために
必要なもの、人、チャンス、出来事
が集まってくるタイミングでもあります。
ゆえに、上弦の月は、
「引き寄せ」と言われるわけです。
12月22日に冬至を迎える直前の上弦の月。
冬至図の詳しい解説は後日お伝えしますが、
今回のチャートとも通じる配置があって、
面白い！！
さっそくチャートを見ましょう。
アセンダントは蠍座。
深刻なムードに包まれるかと思いきや、
アセンダントにはピッタリ金星が重なっています。
楽しいクリスマスになりそうな予感！
恋愛中の方はアツイクリスマスになりそう。
天王星がオポジションだから、
サプライズのプレゼントやプロポーズ、
遠方の恋人がないしょで逢いにくるとかもありそう！！
せっかくなので、アセンダントの
サビアンシンボルを見ておきましょう。
アセンダントと金星の度数は
蠍座18度「豪華な秋色の森」
・健康的なライフスタイルを心がける
・自分を信じて堂々と落ち着いて振る舞う
・オンとオフのメリハリをつける
年末年始ってつい食べ飲みしすぎますけど、
健康的に過ごしてくださいよ、
とクギをさされておりますよ(ﾟ∀ﾟ)
インフルエンザも流行しているみたいなので、
くれぐれもご自愛ください。
二つ目はthe蠍座という感じのメッセージですね。
自分を信じると書いて「自信」。
自信がある人って、たくさん失敗してきた人
だとわたしは思います。
言い換えると、行動の数がハンパない人。
自分に自信がない人は、
圧倒的に行動数が足りていないんです。
ということは、自分に自信をつけたければ、
行動すればイイってことですね。
シンプル。
とくに3つ目のメリハリ、大事ですね。
集中するときは一人で徹底的に集中して、
達成したらその成果を見せる。
手にした成果から新たな可能性の芽を見つけて、
また集中して取り組む。
金星が重なっていることもあり、
自分磨きや美容に力を入れるのも良し、
お金の勉強をするも良し、
芸術や音楽で感性を磨くも良し。
中途半端な状態でシェアしないで、
自分の納得いくところまでは集中して、
物事に取り組んでみてください。
そして今回、月が位置するのは
魚座28度「満月の下の肥沃な庭」
あらゆるものをつくり出す根源に触れる
ことを意味する度数です。
28度は、どのサイン（星座）も、
そのサインを抜け出すきっかけをつくる度数で、
「転換点」を示します。
魚座は、境界線のない世界。
わたしはあなた、あなたはわたし。
慈愛に満ちた悟りの領域、ワンネス。
28度の性質なので、
そこから抜け出すということです。
他人がどうこうじゃない！
自分が心から望むことに思いきり飛び込み、
可能性を広げるときだと言えそうです。
月は今回「第5ハウス」にあります。
「第5ハウス」は、純粋な喜びを示す場所。
恋愛、趣味、遊び、レジャー、ギャンブル、
子供、創作活動、自己表現
人生に潤いをもたらすこと、
内なる悦びを表現していくこと、
自分の内側から生みだすこと、
それが「第5ハウス」です。
あなたが心から楽しめることは？
あなたにとっての真の悦びとは？
ぜひこの上弦のタイミングで考えてみてください。
ただ、月には海王星が重なっているので、
その純粋な想いが曖昧になりそうだな～
残念だな～・・・と、思いきや！！
月には冥王星がセクスタイル、
生産性の高いサポートの配置を描きます。
冥王星は今回のチャートルーラーなので、
月に対して手厚い援護射撃をしてくれています。
海王星の魔法の霧吹きを
華麗にかき消してくれているではないか！
他人からどう思われようが、関係ネェ！
「This is me！」を思いきり、
突き抜けて表現、発信しちゃえ！！
そう言われているように感じます。
心強いですね。
冥王星は「第3ハウス」にあります。
「第3ハウス」は言葉がテーマの場所。
この時季のあなたの言葉には、
不思議と重みがのります。
周りに対する影響力も大きいです。
先ほども申し上げましたが、
あなたが心から楽しめることは？
あなたにとっての真の悦びとは？
紙に書きだしてもイイし、
こちらにもぜひコメントしてください。
アウトプットすることがカギとなりそうです。
それを2024年の目標にするのもすごくイイですね！
月と葛藤の配置を描く太陽は、
射手座28度「美しい流れにかけられた古い橋」
昔から大事に受け継がれてきたことを、
日常的に役立てる、暮らしに生かす、
という意味を持っている度数です。
太陽は「第2ハウス」にありますので、
ご先祖様から代々受け継がれてきたDNAを
この人生で思いきり開花させてください。
また、上弦の月から満月にかけては、
流行よりも、伝統や古くからある文化に
価値が置かれそうです。
古くから受け継がれてきたものを、
後世に残す橋渡し役になる、
という意味も込められている度数なので、
占星術しかり、普遍性の高い知識をお持ちの方は、
積極的にアウトプットしてみてください。
それから、水星・木星・土星で「小三角」。
生産性が高い配置です。
「第6ハウス」の木星が、
年の瀬のクソ忙しいときに仕事を増やして、
オーバーワークになりがちなところを、
土星が「待て待て。」と制しています。
山羊座の水星も、
「ちゃんと自己管理しなさいよ。」
と冷静なひと言を投げかけている感じ。
木星の暴走を水星と土星が
なんとか抑制してくれそうです。
めでたしめでたし。
上弦の月の2日後に冬至を迎えます。
冬至図の解説は後日UPしますが、
喜ばしい配置がいくつもあるんです。
今回のチャートも、
アセンダントに金星が重なっていて、
月は喜びの場所にあって、
明るく前向きな印象を受けます。
物価高や政界の裏金問題、戦争など、
心が殺伐とすることが多いですが、
ホロスコープを見る限りは、
喜ばしいことや明るい兆しを感じます。
心にはいつも太陽を輝かせて、
途中でお伝えした、
あなたが心から楽しめることは？
あなたにとっての真の悦びとは？
をぜひ考えて、できることから行動に移してまいりましょう！
以上。
beautifulな上弦の月をお迎えください。
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