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5/23 射手座 満月

どうも、水星の申し子です。

2024年5月23日 22時53分頃、
射手座で満月を迎えます。

\YouTubeでもどうぞ!/

ホロスコープを詳しく解説する前に、
毎度ではありますが、
わたしなりの「月の解釈」をお伝えします。

「何回も読んどるからもうエェわ。」
という方は、月の解説はスキップして、
ホロスコープの詳しい紐解きへ飛んでください。
それでは参りましょう。


「月」ってどんな星?

あなたは「月」に対して、
どのようなイメージをお持ちですか?
どんな星だと認識していますか?

神秘的で、美しくて、
人の心を惹きつけてやまない月。

月の解釈は、人それぞれありますが、
月は、美しいだけの星ではなく、
「ある種 取り扱い注意の星である」
とわたしは考えております。

わたし自身の月の捉え方は、
「月=不安定さの象徴」です。

西洋占星術では、
月を含めて最低10個の星を取り扱いますが、
その中で唯一、月だけが満ち欠けをします。

今この瞬間も、月はカタチを変え続けています。

「常に変化し続けている」
つまり、「一定ではなく、不安定」。

「不安定さの象徴」って具体的には何よ?
ってハナシですが、その答えは「感情」です。

我々は「感情をフラットに保ちたい」
と思いながら、つい外部からの刺激に反応して、
時に激しく一喜一憂するものです。

月が満ち欠けして形を変え続けるように、
わたしたちの感情も移ろいやすく、
常に一定ではありません。

だからこそ、本能的に安心を求めようとするのです。
本能的に安心を求める欲求、
これこそがまさに、「月」です。

月=感情とは、“心の中に住む仔犬”を
イメージしてみてください。

心の中で小さなわんこがキャンキャン吠えたら、
「お腹が空いているの?」
「お散歩に行きたいの?」
「遊んで欲しいの?」
と観察し、適切なお世話としつけをする。

これが月=感情との上手な付き合い方
だとわたしは考えていますし、
お世話としつけをするように付き合うことで、
感情の波にムダに呑まれずに済みます。

今後、心がザワザワ、モヤモヤした時は、
「お世話としつけ」を思い出して、
意識してみてください。

5月23日は射手座で満月

さっそくチャートを見ましょう。

なんということでしょう。
アセンダントに冥王星がピッタリと重なっています。

大きなターニングポイントを迎えたり、
「リセット」のような出来事があったり、
シン・ジブンに生まれ変わる人が多いかもしれません。

社会的に見ると、
他国に対して日本の影響力が強まるとき。

国土を意味する「第4ハウス」にも
太陽、金星、木星、チャートルーラーの天王星
4つもの星が集中しています。
「日本」が世界から注目を集めることになるのかもしれませんね。

月が位置するのは、
射手座3度「チェスをする2人の男」

数手先までを読んで、
計画的に戦略を練ることを意味する度数です。

行き当たりばったりではなく、
計画的な戦略によって目標をクリアしましょう。

というのが満月のメッセージです。

射手座は「火のサイン」なので、
向上心に突き動かされるように行動します。

ただ、山羊座の性質が含まれる度数なので、
「計画的に、着実に」と言われておるワケです。

頭の中で、さまざまなパターンを考えて、
より良い方に駒を進めていく。
失敗しても射手座の持ち前のポジティブさで
すぐに立ち直って、また次のアクションにつなげる。

そういったことが必要なときなのかもしれません。

月は「第10ハウス」にありますので、
仕事やビジネスにおいて、
その場しのぎではなく、計画的に、
しっかりと手はずを整える意識をもってください。

月と向かい合う太陽は、
双子座3度「チュイルリー庭園」

フランス パリにある庭園の名前なのですが、
この庭園の特徴が「左右対称」に造られていること。

そこから、
・シンメトリー効果を活用する
・機能美を追求する
・シンプルで無駄のない状態をつくる

といった意味が双子座3度には込められています。

整理整頓された環境をつくることを意識すると、
内面が整いそうです。
無心で掃除や部屋の片づけをしてみるのも良さそう。

なにかを新しく付け加えるのではなく、
「無駄を省いていく」方が、
この時期は上手くいきやすそうですね。

増やす・始めるのは簡単でも、
省く・やめるのはなかなか難しいってこと、
意外と多いと思います。

時間、お金、モノなんでもそうですが、
日々の中でムダに気づいたら、
積極的に減らしていきましょう。

射手座と双子座の組合せは、
基本、ライトで前向きなのですが、
今回は月も太陽もやや厳しめでシャープなメッセージですね。

そして、両者とも、
「考えよう、思考しよう」と言っています。

ハートに従って生きる時代なのは確かです。

自分の心地よさを最優先にして、
「嫌々、渋々、ねば・べき」でしていることは、
なるべくやめた方が良い。

それはたしかにそうなのですが、
だからといって、考えることやめるのは違います。

右脳と左脳のバランス、とても大事です。

「それって、ちゃんと考えてみた?」
「考えたら、その言動は違うよね?」
って言いたくなるシチュエーション、
リアルでもSNS上でもあると思うんですよね。

そのときに、
それを相手にきちんと伝えていますか?

SNSで見かける見ず知らずの人は別として、
家族、仲間、同僚、上司・部下、先輩・後輩、
大事な関係性であれば、
きちんと伝えるのが「愛」だとわたしは思います。

チームや組織で動いている場合はとくにそうですよね。
その人だけではなくて、チーム全体に影響が出るから。

それから、
「フツーに考えたら違うでしょ?」
の“フツー”は、自分にとってのフツーなだけで、
相手にとってはフツーではない。

それまでの経験、背景、環境から、
そういう考え方に至ることができない
ってことは往々にしてあります。

本気で悪気なく言っている、している、
むしろ良かれと思っている場合も多いです。

その人とこれからも
信頼のある関係を築いていきたければ、
少し言いにくいかもしれないけど、
きちんと伝えるのが愛だとわたしは思います。

それでギクシャクして疎遠になるのであれば、
そこまでの関係性だったということ。
むしろ、離れられてラッキー♪ですね。

今回、月と太陽・金星・木星のオポジションを
海王星と冥王星がそれぞれ「調停」
そして、「小三角」。

非常に力強い配置です。

太陽・金星・木星という
ポジティブな星が重なるなんて滅多にないです。
ものすごく豊かですね。

5月8日の牡牛座新月、15日の獅子座 上弦の月
これらのチャートもすごく前向きで
勢いがありました。

その流れを受けて、今回も、
月と太陽のメッセージこそ、
ややシャープではありましたが、
前向きな配置がいくつも描かれています。

いよいよ牡牛座木星期のラストスパートですからね。

同じく牡牛座にある天王星の力も借りて、
遠慮せずに、思いきり個性を出していきましょう。
自分の価値を高めていきましょう。

いま、遠慮していてはもったいない!
アセンダントに重なる冥王星が、
シン・ジブンになるために力を貸してくれます。

自信を持って、当たり前に自分らしく生きましょう。

今回は以上!
beautifulな満月をお迎えください。


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