見出し画像

12/5 乙女座 下弦の月

どうも、水星の申し子です。

12月5日 14時49分頃、
乙女座で「下弦の月」を迎えます。

下弦の月のホロスコープを解説する前に、
まずは、わたしなりの「月の解釈」をお伝えします。

「毎回読んどるからもうエェわ。」
という方は、月の解説はスキップして、
ホロスコープの詳しい紐解きへ飛んでくださいね。


「月」ってどんな星?

あなたは「月」に対して、
どんなイメージをお持ちですか?

どんな星だと認識していますか?

神秘的で、美しくて、
人の心を惹きつけてやまない星であり、
月の解釈は、人それぞれあります。

わたしは、月は美しいだけの星ではなく、
ある種「取り扱い注意の星」だと考えています。

わたしは、月を「不安定さの象徴」だと考えています。

西洋占星術では、
月を含め最低10個の星を取り扱いますが、
その中で唯一、月だけが満ち欠けをします。

今この瞬間も、月はカタチを変え続けています。

「常に変化し続けている」
つまり、「一定ではなく、不安定」。

なら「不安定さの象徴」って具体的に何よ?
ってハナシですが、その答えは「感情」

我々は「平常心を保ちたい」と思いながら、
つい外部からの刺激に反応して、
喜んでみたり、悲しんでみたりするものです。
時に、心のダムが崩壊することだってあります。

月が満ち欠けして形を変え続けるように、
わたしたちの感情も移ろいやすく、
常に一定ではありません。

だからこそ、本能的に安心を求めようとするのです。

この「安心を求めるの欲求」こそ、
まさに「月」です。

月とは、“心の中に住む仔犬”を
イメージしてみてください。

心の中でわんこがキャンキャン吠えたら、

「お腹が空いているの?」
「お散歩に行きたいの?」
「遊んで欲しいの?」

と観察して、適切なお世話やしつけをする。

これが月=感情との上手な付き合い方かな、
とわたしは考えていますし、
お世話としつけをするように付き合うことで、
感情の波にムダに呑まれずに済みます。

今後、心の中がザワモヤした時には、
「わんこのお世話としつけ
を思い出して、意識してみてください。

12月5日は乙女座で下弦の月

「下弦の月」とは、
新月に向かって欠けてゆく途中の半月のこと。

一週間後に迎える新月で、
軽やかにスタートを切るために、
不要なものをそぎ落としていくタイミングです。

今回、下弦の月が起こる乙女座も、
そぎ落としや引き算が得意な星座。

何をそぎ落としましょうかね?
ということでチャートを見ますけど・・・

残念なお知らせがございます。

月は今回「第5ハウス」にあります。

遊び、レジャー、趣味、恋愛といった
お楽しみごとを少し削っても良いかもね、
と言われています。

ひーーーー(笑)

クリスマスや年末年始のお楽しみに向けて、
今はお仕事に集中しましょうね♡
とクギをさされている感じ。

手厳しいかよ!!!

でもたしかに、季節的には
ふさわしいメッセージかもしれない、
と思えなくもない。

それから、今回のチャート、
「風のサイン」がゼロ!!
「無風」です。

アセンダント牡牛座、MC山羊座。
どっしり感がハンパない(゚∀゚)

下弦の月から新月にかけて、
動きや流れが起こりにくく感じるかも。

ただ、13日の射手座新月の日に、
水星が逆行を始めてしまうので・・・

今月いっぱいは、比較的、
身動きが取りづらかったり、
動いても結果が出づらくて、
もどかしい気持ちになるかもしれません。

そういう時期だと思っておいてください。
焦らない、腐らないことが大事。

今回、月が位置するのは、
乙女座13度
「政治活動を制圧する強い手」

鋭い知性を強い意志を持ち、
どんな状況でもひるまない、
カリスマ的な指導力を表す度数です。

社会の枠組みの中で、
正しいことを測ることができる物差しを
乙女座は持っています。
よって正論を導き出すことができるんですね。

その正論によって、明らかな間違いを
バッサリと一刀両断することができます。

もしかすると、下弦の月前後で、
正論を述べたくなる人が増えるのかもしれないですね。

「第5ハウス」は恋愛の場所でもあるので、
彼、彼女に対して正論をぶつけたくなる
カップルも多いかも。

正論自体は悪いことではないですよね。
ロジカルに物事を説明することで、
相手は内容を理解しやすくなるし、
自分と相手の認識のズレが起こりにくくなります。

ただ、正論も関係性や状況によっては、
相手を心理的に追い詰めてしまったり、
不愉快にさせてしまったりします。

会社員をしていたときに、
お取引先様との定例ミーティングで、
ド正論をまくし立てる先輩がいました。

先方は毎回、その先輩から
何を指摘されるのか戦々恐々としていて、
ミーティングがピリピリしていたのを覚えています。

こちらが顧客側だし、
たしかに正しい意見かもしれませんが、
「伝え方ってあるよね。」
といつも思っていました。

厳しさもときには必要だけど、
毎回だと、精神的にも負担だし、
結果、一緒に仕事したくなくなりますからね。

今回のチャートルーラーは金星で、
金星は仕事や職場を表す
「第6ハウス」に位置しています。

「第6ハウス」の金星は、
サービス精神旺盛で、
人が喜ぶことをすることが
自分自身の喜びにつながります。

ド正論をぶっ放すのもイイけど、
なにをすれば相手が喜んでくれるか?
を考えて動くことで、結果として、
自分にも感謝が返ってきやすいです。

また、職場やグループ、チームの
ムードメーカーや世話役を担うことで
周りから慕われるのも、
「第6ハウス」の金星の特徴です。

正論と愛嬌をうまい具合に、
巧みに使い分けてください。

また、乙女座13度には、
「カオスの状態に秩序をもたらす」
という意味も込められています。

意見がバラバラでまったくまとまらない!
という状況を圧倒的なパワーで
スッキリとまとめ上げるようなイメージです。

この乙女座13度の力を、
“理詰め”として使うのではなく、
カオスの状態を整理整頓する方向で、
ぜひ活用してみていただきたいです。

部屋、散らかってないですか?
冷蔵庫、冷凍庫の中、
ぐっちゃぐちゃになってないですか?
賞味期限切れの食材、出てきませんか?

そのカオスの状態、ダラダラ先延ばしにしないで、
この乙女座下弦の力を借りて、
すっきり整理整頓、してください!!

以上!
皆さま、beautifulな下弦の月~新月をお過ごしください。

▼LINEで最新情報や無料セミナー情報をお知らせします。

▼ホロスコープ鑑定のご依頼はこちら

▼オンラインスクール(講座)始めました。

自分を知る面白さを体験してください!


「良い!」「納得!」「気づき!」と思っていただけたら、投げ銭(サポート)いただけると、舞い踊って悦びます。