見出し画像

9/23 射手座 上弦の月

どうも、水星の申し子です。

2023年9月23日 04時31分頃、
射手座で「上弦の月」を迎えます。

ホロスコープを詳しく解説する前に、
毎度ではありますが、
わたしなりの「月の解釈」をお伝えします。

「何回も読んどるからエェわ。」

という方は、月の解説はスキップして、
ホロスコープの詳しい紐解きへ飛んでください。

それでは参りましょう。


「月」ってどんな星?

あなたは「月」に対して、
どのようなイメージをお持ちですか?
どんな星だと認識していますか?

神秘的で、美しくて、
人の心を惹きつけてやまない月

月の解釈は、人それぞれありますが、

月は、美しいだけの星ではなく、
「ある種 取り扱い注意の星である」
とわたしは考えております。

わたし自身の月の捉え方は、
「月=不安定さの象徴」です。

西洋占星術では、
月を含めた10個の星を取り扱いますが、
その中で唯一、月だけが満ち欠けをします。

今この瞬間も、月はカタチを変え続けています。

「常に変化し続けている」
つまり、「一定ではなく、不安定」。

なら「不安定さの象徴」って何よ?
ってハナシですが、その答えは「感情」です。

我々は「感情をフラットに保ちたい」
と思いながら、つい外部からの刺激に反応して、
時に激しく一喜一憂するものです。

月が満ち欠けして形を変え続けるように、
わたしたちの感情も移ろいやすく、
常に一定ではありません。

だからこそ、本能的に安心を求めようとするのです。

この本能的に安心を求める欲求こそが、
まさに、「月」です。

月=感情とは、“心の中に住む仔犬”を
イメージしてみてください。

心の中で小さなわんこがキャンキャン吠えたら、

「お腹が空いているの?」
「お散歩に行きたいの?」
「遊んで欲しいの?」

よく観察して、適切なお世話やしつけをする。

これが月=感情との上手な付き合い方
だとわたしは考えていますし、
お世話としつけをするように付き合うことで、
感情の波にムダに呑まれずに済みます。

今後、心がザワザワ、モヤモヤした時は、
「お世話としつけ」を思い出して、
意識してみてください。

9月23日は射手座で上弦の月

「上弦の月」とは、
満月に向かって満ちゆく途中の半月のこと。

月=不安定さの象徴、刺激に対する反応
が次第に膨らみつつあるので、
感情の波が激しくなりやすいです。

そして、満月で成果を得るために
必要なもの、人、チャンス、出来事
が集まってくるタイミングでもあります。

ゆえに、上弦の月は、
「引き寄せ」と言われるわけです。

先月に引き続き、2度目の射手座上弦です!

数十分後には月は山羊座に移る、
というタイミングで起こる上弦の月。
これには宇宙の何かしらの強い意図を感じます。

射手座の要素が今、必要なのかもしれません。

たしかに、前回の上弦の月と同じ日から、
水星が逆行を始めて、
「地のサイン」に星がたくさんあって、
太陽と月以外に星座を動く星がなくて。

その結果、変化がない、
腰が重たい、停滞感を感じる、
そういったことが多かったかもしれません。

そんな中で、射手座の要素は確かに必要だ。

常に楽観的で、ポジティブ。
ゴールの描かれていない地図をもって、
未知なる冒険を楽しんでしまう。
だって、基本「なんとかなる」から。

9月の射手座上弦の月の日には、
太陽が天秤座入りして秋分を迎えます。

秋分を見る限り、秋の実りは、
やや厳しめで重ためであることは確か。
ただ、そんな中にも希望の配置が
いくつかあります。
いや、いくつもあります!!

上弦の月から満月までの一週間は、
光や希望に目を向けて過ごしましょう。

ということでチャートを見ます。

月が位置するのは、射手座30度「法王」。

射手座の最後の度数で、
次の山羊座に移っていくために、
射手座の要素をすべて使い尽くします。

これまで未知なる領域に挑戦しつづけ、
活力を発揮していた射手座は、
この30度で、挑むことをやめます。

今まで培ってきた知識や叡智、精神性を
社会貢献のつもりで人々に提示し、
広めることで社会とつながります。

月は「第4ハウス」にありますので、
自分の持つ知識を、身近な人に対して、
積極的に広め、伝えていく。

知識や叡智を他者や社会に広め、
現実世界とつながることによって、
心の安定、基盤をつくる。

射手座は遠くを目指す星座です。
でも、月がある「第4ハウス」は、
身の回りや内面を示します。

遠くを目指したいという想いと、
身近な関係を大事にしたい、
自分の居場所で安心したい想いが拮抗して、
矛盾を感じるかもしれません。

そういう時季なんだと思えばイイです。

この射手座30度は、器が大きく、
「来るもの拒まず」なんですね。

自分からガツガツ取りに行かず、
「来るもの」をすべて受け入れて、
サポート、ケアする姿勢を持つと良いかもしれません。

ノード軸を月が「調停」の配置。

「来るもの」を拒まずに受け入れる中に、
自分の使命、達成すべき課題が見える可能性がある。

月と葛藤の配置を描く太陽は、
「第1ハウス」にあります。

「第1ハウス」の太陽って、
ただそこに居るだけで存在感があり、
周囲への影響力もすごいし、
勝手に注目も人も集まります。

「来るもの」は多そうで何より(゚∀゚)

ただ、太陽が位置する乙女座30度には、
目の前のことに集中していて、
その他のことが目や耳に入らない、
という意味がこめられているんですね。

目の前のことに集中しすぎて、
「来るもの」に気が付かない可能性があります。

大事なことを見逃さないためにも、
少し心や視野に余裕を持ってください。

最後に、今回のチャートのカギを握るのが、
乙女座の水星。

水星は順行に戻り、しかもオウンサインで、
ブイブイ言わしています。

水星が位置する乙女座12度は、
自分の知らない未知なるものを知りたい!
と強く思います。

「なんでも知りたい。」

水星には木星が調和の配置で、
「知りたい」がどんどん広がりそうです。

おもしろいことに、
この強い探求心は射手座と通じます。

冒頭申し上げたとおり、
射手座の冒険心と探求力が、
今をスムーズに動くために必要なのでしょう。

「おもしろそう。知りたい。」
その欲に素直になってみてください。

直感で思ったことでイイです。
むしろ、直感の方がイイ。
頭でこねくり回したことではなく。

「知りたい」に夢中になっていたら、
必要なものが「来る」ので、
それを見逃さずに、受け入れて、
サポート、ケアする。

今は大らかに構えて、
受け身でいるくらいの方が、
上手くいくかもしれませんね。

以上!
皆様、beautifulな上弦の月~満月までの一週間を。

\お知らせ/
秋分に無料セミナーを開催します。
〈日時〉2023年9月23日(土)10:00~11:00
〈内容〉「秋分図」解説(冬至まで3ヶ月間の過ごし方)and more…

参加希望の方はLINEにお友だち追加して、
「セミナー希望」とお送りください。
お気軽にどうぞ~(゚∀゚)

▼ホロスコープ鑑定のメニューはこちら。

一番人気は、
「ホロスコープ鑑定書〈完全版〉」

「良い!」「納得!」「気づき!」と思っていただけたら、投げ銭(サポート)いただけると、舞い踊って悦びます。