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6/29 牡羊座 下弦の月

どうも、水星の申し子です。

6月29日 06時53分頃、
牡羊座で「下弦の月」を迎えます。

下弦の月のホロスコープを解説する前に、
まずは、わたしなりの「月の解釈」をお伝えします。

「毎回読んどるからもうエェわ。」
という方は、月の解説はスキップして、
ホロスコープの詳しい紐解きへ飛んでくださいね。


「月」ってどんな星?

あなたは「月」に対して、
どんなイメージをお持ちですか?

どんな星だと認識していますか?

神秘的で、美しくて、
人の心を惹きつけてやまない星であり、
月の解釈は、人それぞれあります。

わたしは、月は美しいだけの星ではなく、
ある種「取り扱い注意の星」だと考えています。

わたしは、月を「不安定さの象徴」だと考えています。

西洋占星術では、
月を含め最低10個の星を取り扱いますが、
その中で唯一、月だけが満ち欠けをします。

今この瞬間も、月はカタチを変え続けています。

「常に変化し続けている」
つまり、「一定ではなく、不安定」。

なら「不安定さの象徴」って具体的に何よ?
ってハナシですが、その答えは「感情」

我々は「平常心を保ちたい」と思いながら、
つい外部からの刺激に反応して、
喜んでみたり、悲しんでみたりするものです。
時に、心のダムが崩壊することだってあります。

月が満ち欠けして形を変え続けるように、
わたしたちの感情も移ろいやすく、
常に一定ではありません。

だからこそ、本能的に安心を求めようとするのです。

この「安心を求めるの欲求」こそ、
まさに「月」です。

月とは、“心の中に住む仔犬”を
イメージしてみてください。

心の中でわんこがキャンキャン吠えたら、
つまり、感情が暴走したら、

「お腹が空いているの?」
「お散歩に行きたいの?」
「遊んで欲しいの?」

と観察して、適切なお世話やしつけをする。

これが月=感情との上手な付き合い方かな、
とわたしは考えていますし、
お世話としつけをするように付き合うことで、
感情の波にムダに呑まれずに済みます。

今後、心の中がザワモヤした時には、
「わんこのお世話としつけ
を思い出して、意識してみてください。

6月29日は牡羊座で下弦の月

「下弦の月」とは、
新月に向かって欠けてゆく途中の半月のこと。

一週間後に迎える新月で、
軽やかにスタートを切るために、
不要なものをそぎ落としていくタイミングです。

一週間前の山羊座満月は、夏至の翌日に起こりました。

星のイベントが続いたので、
体調を崩したり、メンタルが落ちたり、
物や関係性が壊れたり、
リセットが起きた人も少なくないように思います。

しかし、そういった出来事があったことで、
この夏至と満月を超えて、ステージや
見える世界が変わった方も大勢いらっしゃるはず。

現実をつくっているのは自分ですから。

自分をいかに心地よくできるか、
ごきげんでいる時間を一秒でも増やせるか
を意識して過ごしましょう。

それでは、チャートを見てみます。

まず、今回のチャートって、
「8」という数字がめちゃくちゃ効いているんですよ。

アセンダントは獅子座8度
月は牡羊座8度、
太陽は蟹座8度、
木星は双子座8度。

ここまで強調されているんだから、
メッセージがあるに違いない。

どのサインにおいても「8度」は、
「落差を超越する」ことを意味します。

一つ前の7度では、自分と環境の間、
自分と他者の間に「落差」を感じ、
それが活動への意欲となるんですね。

8度では、その落差を超越して、
不利な状況を有利に変換します。

これまでのやり方を超越し、
ステージをひとつあげるようなイメージでしょうか。

先ほども、夏至を超えて次元が上がったかも、
と申しあげましたが、この下弦のチャートでも
同じようなメッセージが強調されているのが驚きです。

一見、喜ばしくない現実が起きたときも、
自分の置かれた状況を客観視して、
今後どのようにすれば有利な立場に立てるか
考えて工夫をすることが大事です。

目の前の現実にどっぷりと浸ることは避けて、
なるべく第三者的な視点で考えてください。

アセンダントは獅子座で、
チャートルーラーの太陽優位。

太陽は、水星、金星と共に「第12ハウス」にあります。

これは夏至図の配置と同じです。

ものごとが水面下で進んでいて、
実体が掴みづらい感じ。
進んでいるのかいないのかが見えづらくて、
ストレスや不安を感じることがあるかもしれません。

秋分までは手探り感や停滞感があるのは
自然なことなんだと思って、
できることをたんたんと行ってください。

そうすれば、必ず秋分を迎えた以降に、
想像を超える成果となって返ってきますから。

月が位置するのは、
牡羊座8度
「風になびくリボンのついた大きな帽子、東に向いている」

敏感なアンテナで自然の変化をキャッチしたり、
メッセージを読み取ったりすることを意味する度数です。

新月までの一週間は、カンが冴えそうです。
常識や情報にとらわれずに、
自分のカンを信じて行動してください。

いつもより変化や刺激に敏感に反応しやすいし、
場の空気などの影響を受けやすいかもしれません。

ただ、周りから受ける影響からは、
スッと抜け出すこともできるので、
大きなダメージをくらうことはなさそうです。

月にはドラゴンヘッドが重なっていて、
ご縁の深い人との出会いがある可能性も高いです。

この時期につながる人とは、
今後、深い関係性に発展しそうです。

太陽は、蟹座8度
「服を着てパレードするウサギたち」

仲間や家族と感情を共有することを意味する度数です。

自分の「素」が出せる家族や仲間との関係性を
普段以上に大切にしてください。

また、ウサギはたくさん子供を産むことから、
母性や愛情を示す動物といわれます。

母性、愛情はまさに蟹座のキーワードであり、
蟹座には太陽以外にも水星、金星があります。

大事な人に対して愛情を素直に示し、
献身的な気持ちで接することを意識してください。

「献身的な」という部分がポイントです。

「ありのままの自分」で
安心して過ごせる居場所をつくるのが蟹座のテーマです。

しかし、そのありのままの自分が
余りにもワガママすぎたり、
自己中心的で協調性がなかったりしたら、
大事な人達から嫌われたり、最悪の場合、
追い出されてしまって「居場所」がなくなったりします。

だから、その感情を統制するために、
サビアンシンボルのウサギたちは服を着て
パレードをしているワケです。

つまり、家族や仲間のルールや調和を守るために、
自由奔放な感情に身を任せるのではなく、
「みんなのために」を考えて行動してみてください。

最後に、アセンダント、月、木星で「小三角」。
とても軽やかで豊かで配置です。

うれしいことは素直に喜び、
褒められたら心から感謝し、
嫌なことはきちんと嫌だと言うこと。

困っている人がいたら手を差し伸べること。

そうすれば、周囲からも助けてもらえるし、
恵まれた環境で過ごすチャンスも増えます。

素直なやさしさがよきスパイラルを生み出し、
ステージUPへとつながりそうですよ。

参考になることがあれば幸いです。

以上!
beautifulな下弦の月~新月までの一週間を!


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