【映画「If We'd only see-みることができれば」こぼれ話♾製作編1】
今回の映画を
構想し始めたのは、
4月に始まった緊急事態宣言中。
俳優である私は、
当時なにもかもがストップして、
久しぶりにゆっくりと
自分自身のこれまでを
振り返る期間がありました。
2019年に
これまでの自分を統括する
新しい挑戦として、
日本自然保護協会の
自然観察指導員の資格を取ってから、
より深い目線で自然を見ていくことの
たいせつさに気がついた私は、
かねてよりやってみたかった映画創り、
そして、
「人と自然の関係を描く作品づくり」
をしてみようと考えました。
私のライフワークは
「自然と共にあること。」
今やらなかったら、
もう二度とこんなチャンスはないだろうと思っていました。
当時、流行った、数々の
みんなを勇気づける動画リレーやリレーバトン。
それらを楽しみながら、
私の創るものは、
地球上に住んでいる、
菌、微生物、昆虫、植物、動物、人間、
その様々な世界が見られる
リレー形式の映画になるといいなと思っていました。
そんな時に、
私の尊敬している方に連絡をしてみようと考えました。
熱海で花のアトリエを主催する
玉田涼子さんです。
@onflowersryokotamada
玉田先生との出会いは、かれこれ9年前。
初めての仕事場へ行く最中に、
偶々通りかかった花屋さんの
向日葵の色がとてもシックで素敵で、
仕事終わりの帰り道に、立ち寄ってみました。
すると、非常に雰囲気のある
「魔女の宅急便」のキキのお母さんのようなひとが出てきました。
そのひとが、玉田先生でした。
そして、それ以来長いこと、
花のブーケ作りのレッスンを受けたり、
悩みを聞いてもらったり、
玉田先生が熱海に移住したあとは、
娘さんで、同世代の藍さんが引き継いだ
お花屋さん兼カフェ @onflowers1 で
のんびりさせてもらったりと、
ゆったりとした交流を続けてきました。
映画に出てもらう出演者は、
「いつも自然を感じている生活を
している方がいいな。」ということで、
白羽の矢を玉田先生に立てた私。
早速、メールを打ちました。
「私でお役に立てますか?
デジタル機器は不慣れで苦手ですから
色々教えて頂けたら頑張ってみます。」
「自分のモチベーションアップのためにも
お手伝いさせてくださいな。
大変な時ですが、
色々な事を深く考えるチャンスですよね。」と 二つ返事でご協力いただけることになりました。
それから、互いに試行錯誤。
メールのやり取りをしながら、
出演者全員にお願いしていた、
「3つの課題」に取り組んでいただきました。
玉田先生が難しい!と悩んでしまった
課題2の話は、
次回へ続く...
*
「 If We'd only see」
https://youtu.be/HTU4jzjpAzA
映画本編は45分あります。
お時間のある時に、
ゆったりと楽しんでいただけたら幸いです。
日本自然保護協会presents
「すべての子どもに自然体験を!」
https://syncable.biz/associate/nacsj/businesses/854
このプロジェクトに賛同し、応援しています。