「ジョブ・クラフティング」で家事も仕事も楽しくいこう!【キャリコンサロン編集部】
料理・洗濯・掃除・買い物 …家事は職場での雑用と同様にやりがいを見出しにくい仕事ですが、ちょっとしたやり方で楽しくできるかもしれませんよ。
皆さん、こんにちは。
じゅんじ@50歳からのキャリアコンサルタント です。キャリアコンサルタントの世界をnoteで明るく楽しく共有させていただいてます。
キャリアコンサルタントのコミュニティ「キャリコンサロン」のnoteマガジンに参加しています。
私は水曜日担当です。
今週のお題は「家事の工夫」です。
“ジェンダー平等”、“女性活躍推進”が提唱されている昨今、夫婦間での「家事の分担」は重要なトピックです。
平等意識をしっかりと教育されてきた若い男性陣はスイスイと家事をこなすのでしょう。
一方で、女性陣に甘やかされて育ってきた昭和生まれの私たち男性陣にとっては厳しい時代です。
「家事をやらない・やる気がない、出来ない」
と疎んじられ、
「手伝ってるじゃないか!」
とか言ったもんなら、
「家事は”分担“するもの」
「“手伝う”という姿勢がそもそもおかしい」
と批判されてしまいます…
そういう批判を浴びないよう、私も僅かではありますが「家事の分担意識」を持って日々生活させていただいているのであります。ハイ💦
分担意識が進んだとしても、やっぱり家事というのはルーティンワークであり、モチベーションが上がらないもの。
しかしながら、あるキャリア理論を適用すれば家事もやりがいのある仕事に変えられるかもしれません。それが、
「ジョブ・クラフティング」です。
◆ジョブ・クラフティングとは?
一見マンネリな仕事に新たな意味付けをすることによって、その仕事のやりがい高め、生産性を向上する手法です。
キャリコンサロンのイベント「キャリコンフェス2021秋」に参加した時に説明を受けました。
「ジョブ・クラフティング」には3つのアプローチがあります。
「キャリコンフェス」では東京ディズニーリゾートで働く掃除係を例にとって説明していました。
かつての掃除係はマンネリでつまらない作業で、一番人気のない係でしたが、
バケツの水で地面にキャラクターの絵を描くようにした
(⇒ タスククラフティング)
お客様へ積極的に声をかけ、道案内や写真撮影をするようにした
(⇒ 関係性クラフティング)
自分達もエンターテイナーの1人だと考えるようにした
(⇒ 意味クラフティング)
という風に仕事のやり方を変えたら、掃除係は人気のある職種のひとつになったそうです。
◆家事のジョブ・クラフティング
この「ジョブ・クラフティング」。実際にはワークショップ形式で2、3日かけて実施するもので、結構手間と時間がかかるそうです
今回はイメージだけでも掴んでもらいたいので、私の僅かな家事分担のひとつである「ミネラルウォーターの買い物」を題材にしてやってみます。
(ショボい題材でスミマセン。。。)
ミネラルウォーターは料理等で使うとすぐになくなるので、頻繁に買いに行く必要がありますが、運ぶのが大変なので気が滅入ります。
「Amazonとかで頼めばいいじゃん」と言う方もいると思いますが、買いに行くほうがやっぱ安いんですよね。
そこで「ジョブ・クラフティング」!
買ってきたミネラルウォーターをボーリングピンのように並べていき、10本揃った時はちょっと嬉しい!
銘柄がすべて揃った時はその美しさが際立ち、さらに嬉しくなる!
(⇒ タスククラフティング)
これをきっかけに重いミネラルウォーターの買い物はほぼ私がやるようになり、妻の買い物の負担が減って夫婦関係がさらに向上!
(⇒ 関係性クラフティング)
水を多く買い込んでおけば、地震等の災害で水道が止まった時の非常用水としても活用することができる。私は我が家の「防災請負人」でもある!
(⇒ 意味クラフティング)
こう考えることで買い物も面倒くさくなくなり、仕事からの帰りがけでも積極的にミネラルウォーターを買うようになりました。
「ジョブ・クラフティング」
いかがでしたでしょうか?
目の前にある退屈な仕事を自らの考えでデザインし直して、新たにやりがいのある仕事に変えることが出来たら、それはステキなことですよね。
書籍やWebサイトでも詳しいやり方が解説されているので、興味ある方はぜひチェックしてくださいね。
ではまた!
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