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ジェットスターで福岡へ[2021年冬九州旅行①]

大晦日も間近に控えた2021年12月下旬。
やっと空が明けてきた朝6時すぎに成田空港第3ターミナルの最寄り駅である空港第2ビル駅に降り立ちました。駅には私と同じように航空機へ搭乗しようとする方々が階段やエスカレーター、エレベーターに吸い込まれていきます。

改札を出たところ


今回搭乗するジェットスター(Jetstar)はいわゆる格安航空会社、またの名をLCC(Low Cost Carrier)と言い、他の交通手段より断然安く移動することが可能な乗り物です。しかしその反面、時間にはシビアであり、保安検査場などでモタモタしていると乗り遅れてしまう事例は少なくありません。
本日はその事例に含まれてしまいかねないような時間帯に空港へ降り立ちました。先ほどの面々は早歩きをしながら改札を抜け、最終的には各々の搭乗口へと歩を進めます。私もその流れに乗りながら、10分ほどで第3ターミナルに突入。無事、ジェットスターのチェックインカウンターにて搭乗券を手にすることができたのでした。

GK503便(成田→福岡/NRT→FUK)

ジェットスター GK503便 成田7:05→福岡9:20

搭乗券を手にしたら、すぐさま保安検査場へ。5分ほど待機したのちに搭乗口にたどり着いたら、すでにゲートは開いていました。駅からここまでは約25分ほどかと思われます。ご参考までに。
今回の使用機材はエアバスA320(JA24JJ)で、ジェットスターでは主力のものとなっています。今回は500円課金して窓側の座席を指定しておきました。景色が見られないと酔ってしまう恐れがありますし、なにより旅行の始めから退屈になってしまいます。それが一番恐ろしいことで、旅行中はどれだけ暇を作らないように目ぼしいものを拾い集めるかが肝心な事項になると勝手に思っています。

圧巻の景色!

航空機は定刻通りに成田空港の駐機場を離れ、離陸までの時間は横堀鉄塔や木の根ペンションを探しながら過ごしていました。そして5分ほどすると、タキシングを終えて離陸。あの離陸時の感覚はいつになっても慣れることはなさそうです。
15分程度高度を上げ続けて水平飛行に移り、機内サービスの提供が開始されました。しかし、窓側にいる身としてはなかなか商品を頼むのが難しいものです。結局は頼まず仕舞い・・・
それよりも景色を見ることに命を懸けていましたから、後悔するほどではありません。記憶が正しければ、諏訪湖や六甲山が眺められたような気がしないでもないですが、睡魔に負けていたような記憶もあります。混同しているようなら、寝ていた可能性の方が高いかも?

1時間の水平飛行を終えて、いよいよ着陸のフェーズ。金印で有名な志賀島を横目に福岡空港の滑走路へと降り立ちますが、街に墜ちてしまうのではないかと恐怖を覚えるほど距離が近かったのは今でも鮮明に覚えています。
これで関東から九州までのフライトはあっという間におしまい。鈍行で2日かけて東京から博多まで行ったときの達成感はどこへやら。本当に九州へ来たという実感がなく、そういったところが航空機移動の悪い点なのではないかと思う次第です。


福岡空港の展望デッキ

定刻通りに福岡空港に到着。その後は2時間ほど空港施設を見学したり、やらねばならない作業を行ったりして、地下鉄の福岡空港駅から福岡市内観光へと出かけたのでした。

福岡市地下鉄空港線 福岡空港駅

②へつづく

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