最強の漢になる為に ~ジョジョの奇妙な冒険 Part 3 スターダストクルセイダース~
「オラオラオラオラオラオラー!」
ジョジョといえば第3部
そして空条承太郎 と言っても過言ではない
空条承太郎のようなカッコいい漢は全人類の憧れだ
第2部から約50年後の日本から始まる物語
主人公はジョセフ・ジョースターの孫"空条承太郎"
DIOと闘う為、沢山の刺客を倒しながらエジプトを目指す物語である
この部から満を辞して登場する「スタンド」
それぞれが多種多様で魅力的なスタンド能力を持ち
3部以降はスタンド能力による頭脳戦が
ジョジョの醍醐味となっていく
承太郎はなぜ最強なのか
もちろん彼のスタンド能力は強い
でも承太郎の凄みはもっと別のところにある
それは
対人関係の勝負強さと圧倒的強者感のオーラだ
その所以を次の4つのポイントから分析してみる
無駄な口は聞かない
堂々としている
感情的にならない
隠し球を持っている
無駄な口を聞かない
クールで寡黙というのが彼の最大の特徴である
無口は何を考えているかわからない怖さがある
これは誰しもが経験したことのあるだろう
これは性格であって今から私たちが
やろうと思っても簡単にできることではない
でも常にとはいかないまでも状況に応じて
無口の力を使う事は可能である
例えば対人交渉の場面で何も話さないでみてほしい
会話のキャッチボールを放棄するのだ
相手は勝手に想像力を膨らませ
自分に不満があるのかなとか感じて譲歩するだろう
もちろん無口が最強でない場面もあるが
口数を少し減らすだけでも強そうに見え
対人関係の立場が優勢になるかもしれない
堂々としている
胸を張る、目を開き相手の目を見る、はっきり話す
などは当たり前のことだが
多くの人が意外とできていないものだ
例えば嫌なことにはちゃんと「No」と言えるか
日本人は返事を曖昧にすることが多い
Yes,Noの返事をはっきりとすることや
断定口調で話すこと
多少の勇気が必要ではあるが
それをするだけで自信のある人に見える
また「えーっと」や「あのー」なども
話者を自信無さそうに見せる言葉である
想像以上に口というのは正直者であり
無意識に自信のなさが出てきてしまう
立ち方、話し方、動作
プレゼンやスピーチをする時に注意されるようなことは、日常生活でも必要不可欠なことである
本当に自信がなくても構わない
意識的に心がけることで自信があるように見える
それだけで人からは絶対に舐められない
また承太郎のように
相手よりも先に堂々と提案することで
そこに基準を設定でき
完全に主導権を握ることができる
感情的にならない
承太郎も敵に対して怒ることもある
ただ、それを殆ど表面に出さない
BLEACHの中で愛染はこんな言葉を言う
「あまり強い言葉を使うなよ 弱く見えるぞ」
「殺す」と言う言葉に対して吐いたセリフである
ここでの強い言葉と感情的な言葉はほぼ同義である
冷静な人と感情的な人が対面した時
間違いなく主導権を握るのは冷静な方である
また、冷静であることで正確に状況も分析できる
感情的な時は思考を停止させてしまっている
思考停止したら勝てる勝負も勝てないのは明らかだ
隠し球を持っている
「能ある鷹は爪を隠す」という言葉があるように
何か隠し球は相手を出し抜き勝負の決め手となる
その隠し球が小さなものでも構わない
何かあるというだけで余裕が生まれ
それを察知した相手は確実に恐怖を感じるだろう
対人関係での相手の余裕ほど不気味なものはない
もしなかったとしても
何かまだある空気感を漂わせることも有効である
以上4つのポイントを挙げたが
それぞれの境界線は曖昧であり、相互に作用している
だから、どれか一つではなく
全てを身につけることが必要である
でも、それは難しい話ではない
どれも小さなことの積み重ねであるからだ
小さな心がけの積み重ねだけで
迫力やオーラは後天的にも身につけることができる
誰でも承太郎のように最強の漢になれるのだ
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