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挑戦する人生を選ぶと、幸せになれる

先日、相模原女子大で起業講演の機会をいただき、その際に挑戦することが幸せに繋がるという話をしました。

人は本能的に進化に喜びを感じる

とても俯瞰した視点でみると、40億年という生物史の中で、人類は初めて自らを知ろうと挑戦した生物です。その大きな試みのひとつが、ダーウィンの唱えた進化論です。

進化論の歴史的背景を振り返ると、人類は進化するために存在していると感じます。

すべての生物は進化するために生きていて、進化しなければ滅びてしまいます。進化は変化であり、変化は挑戦により起こります。故に進化は挑戦そのものです。

人類は今も昔も決して強い生き物ではありませんが、人類の祖先が多くの困難な局面を乗り越えるために、不確実な状況で挑戦したからこそ今があります。その数百万年の挑戦の歴史が、人の遺伝子には組み込まれています。

進化し続けなければいけないという本能があるからこそ、全く何も保証がない状況で起業したくなったり、やりたいことに向かってつい挑戦したくなるのだと思います。

決して今この瞬間の自分の意志だけではなく、人は数百万年の進化・挑戦の遺伝子による影響を多大に受けています。故に挑戦することは、とても本能的な営みです

挑戦することは、本能的にも生物的にも正しい行いなので、その行為に喜びを感じるように人は出来ています。実際に、私自身が実践の中でそれを実感するときが多々あります。

だからこそ、あらゆる局面において前向きに挑戦することが、人生にとって重要です。日々の挑戦により、長期的な幸せを導き出せます。それは私自身だけではなく、周りにいる挑戦者を見ていて常に感じることです。

挑戦=仮説検証

では挑戦とは一体何なのか?どのようなをことをすれば「挑戦した」と言えるのか。私は挑戦を、未知なものに対しての仮説検証と定義しています。

少し大袈裟な表現に聞こえるかもしれませんが、例えばプライベートで「初めて海外旅行に行く」などの行為も、何気なく計画を立てて行きますが、これも一つの仮説検証です。

まだ行ったことのない国に行くのは、分からないことだらけで未知数です。その状況に対して、どこに行き、どのような手段を用いるのがベストなのか。細かく計画(仮説)を立てていきます。

仮説を立てたら、宿や飛行機などの予約をして準備完了です。この時点では、その計画を立てたことが本当に正しいのか。楽しい旅行になるのかの保証は全くありません。

そして実際に旅行に出かけます。この旅行に出かけている最中は、まさしく仮説検証中です。家に帰ってくると、検証が終わったことになるので、みんな自然と「あれが良かった」「あそこが楽しかった」「あのとき失敗した」などの思い出話(検証結果)を話し合います。

検証結果が良ければ、次回も同じ場所に行きたい(継続)と思いますし、悪ければ、次回はもう行きたくない(離脱)。違う場所に行きたいと思います。至ってシンプルです。

起業家が行う事業創造も、本質的な営みは同じです。

プライベートの仮説検証と大きく異なる点としては、起業家の仮説検証は、市場(世の中)に対して仮説を立て検証していきます

自分だけのことで仮説検証するのではなく、(自身の原体験がきっかけかもしれないが)多くの他者も含めて変化させる(課題を解決する)ために仮説検証します。

自身の営みにより、世の中にどれだけの差分をつくれるか。それが起業家の仮説検証です。

世の中に大きな差分を生み出す行為は、人生の醍醐味であり、好奇心を掻き立てられます。これが私一個人としての感情だけではなく、前述したように遺伝子に組み込まれた、人類の祖先達の挑戦によるものだとしたら、きっとどんな人でも挑戦者になれるのだと思います。

起業していない人から稀に、起業して挑戦していること自体を褒めてくださることがありますが、どんな人でもそうなり得ます。

もし今、自分は何者でもないと思っている人がいるとしたら、どんな人でも変わることができ、挑戦することができます。そしてその進化しようとする行為に、喜びを感じる本能を誰でも持ち合わせています。

そのスイッチが入るきっかけは、小さな一歩かもしれません。何気ないちょっとした行動がきっかけで、どんどん次の一歩を歩み出し続けることはよくあります。

すべての人が、自分の何かしらのテーマに向けて挑戦する世界。それぞれが自分の喜びを見つけている状況は、理想の世界です。そうすればきっと、世の中にもっと笑顔が溢れると思います。

アングラーズは釣り業界で大きな挑戦をしており、その挑戦の営みをチームで分かち合いたいです!そして大きな幸せを共有しましょう!

ご興味を持たれた方はぜひこちらから。一緒に挑戦しましょう。


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