【映画感想】アイアンマン3

まず雑談から。
今日は車がBMWになりました。一部の海外駐在員あるあるだと思いますが、海外に出るといろんな車を運転できます。与えられる車の他、重役アテンドのために上司の車を運転したり、修理等のタイミングで来る代車、リース期間終了による車交代、長期出張に行く同僚の車の引き受けなどなど。
※ドライバーが付く駐在国も多いと思います。私は自分で運転なので。。。

今回のBMWはうれしかったですね~。一生に一度は乗ってみたいと思っていました。けっこういい車種でしたし。棚ぼた式にミドル級の夢が一つ叶ってしまいました笑
うれしかったので自腹で給油の上、23:30に終業してから300kmほど高速を流してきました(!)

さて映画の感想。ネタバレ注意です


映画サマリ

2013年、130分、米、監督:シェーン・ブラック
Rottentomatoでレビュー支持78%
※以下は私がこの映画を視聴した2020年の観賞ノートから書き起こし

感想

アイアンマン2と比べてめっちゃ面白かった。いいキャラしてる脇役、アイアンマンスーツを贅沢に使用する斬新な戦闘シーン(1つの発明だと感じます)と、日常を忘れて没頭できました。シンプルにいいエンタメだと思います。

脇役たち

まず今回はポッツがいい味を出している。
前半に「このヒト幸せになってほしいなぁ」と感じさせる丁寧な演出がある。にもかかわらず途中でひどい目に合うから、見てるほうは気が気じゃない。
だが最後はちゃんと幸せになる。それを見てこっちも幸せに。アイアンマンが守るとかではなく、ポッツ自身のたくましい姿勢が感じられ(「こいつやるじゃん!」という気持ち)、とても魅力的だった。
こう書くといたってシンプルながら、作品に感情をしっかりと起伏させてもらえた。非日常な感情に没頭でき、エンタメを満喫できた。

悪役について。
対照的にやっつけるべき悪役もちゃんと憎むべき悪役になっている。
「悪者なりの理由があるんだな」ではなく「こいつダメだろ」という感じの悪い奴。しかも巨悪。だからこそクライマックスの張り倒す際に爽快感を感じられる。

発明的な戦闘シーン

クライマックスではアイアンマンスーツが飛び交う斬新な戦闘シーンが展開される。本作ではスーツを頻繁に着替えたり、パーツの一部だけ身に着けたりするが、これは1つのアクションの発明といえるくらい斬新に描かれていた。
たくさんスーツが出てくるので勝手に「ロボロボ大戦争」と呼んでいる。これら約1ダースのスーツたちはカルフォルニアからフロリダまで飛んできたそうだ。

戦闘の舞台は港のコンテナクレーン。飛び交う様子を自由に描くためであろう、骨格のみの3次元構造な舞台が採用されている。

主人公トニー・スタークは次々とスーツを着替えながら戦っていく。贅沢にもどんどん脱ぎ捨てる。主人公サイドはリソースが潤沢にあるため、ぎりぎりなシリアスバトルというよりも爽快感重視の娯楽的なバトルの味付け。
着替えるときはたいてい、スーツからスーツにダイブする形になるが、その様は実に新鮮で見てて気持ちがいい。主人公が空中でスーツに沈み込み、スーツがその重みを感じながら包み込んでいく挙動が抜群にリアル。「俺もやってみたい!」と強く思ってしまった。だって気持ちよそうだし笑

ということで満足のいくエンタメ良作だと感じました。
王道ですが丁寧な演出と発明的なアクションがあれば、新鮮な感情を味わうことができますね。


参考文献

https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B07SQNPN1G/ref=atv_dp_share_cu_r


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