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原因不明の不調からの救世主!?〜「成長ホルモン」の分泌をアップさせる方法

最近、「疲れがとれない」、「なにもやる気が出ない」、「体力がない」、「すぐ落ち込んでしまう」、「性欲がない」など、これら「得体の知れない不調」についての悩みを持っていないだろうか?

これからお話しする事が、これらの悩みを解決してくれる一助になるかも知れない。

前回は、アンチエイジングホルモンとして「成長ホルモン」と「メラトニン」があると紹介しました。

ここでは上記の「得体の知れない不調」から僕たちを守ってくれる「成長ホルモン」について詳しく説明していき、また、その分泌量を高める方法を紹介していきたいと思います。

「成長ホルモン」とは?

体を成長させるホルモンで、昼間の活動で傷ついた細胞を補修したり、新陳代謝をサポートしたりなど様々な働きを制御してくれるものです。

具体的にどんな働きをするのか?

①内臓・器官をつくる。それらを修復・回復する

②新しい皮膚をつくる

③筋肉をつくる。それらを修復・増強する

④骨をつくる。それらを修復・増強する

⑤免疫力を強化する

⑥脳や視力の働きをよくする

⑦コレステロールを低下させる

⑧脂肪を分解させる

ご覧のように、とても多くの重要な働きを担っています。

成長ホルモンが減るとどうなる?

①コレステロールが増える

②心筋梗塞や狭心症の危険

③糖尿病になりやすい

④内臓脂肪が増え肥満症になる

⑤骨が弱くなる

⑥筋肉量が低下する、疲れやすくなる

⑦皮膚がカサカサ、薄い

⑧精神面でもネガティブになりやすくなる

なんとも恐ろしい症状の数々です。。。

この成長ホルモン、分泌のピークは20歳の頃で、40歳の頃ではピークの半分、60歳の頃だとピークの4分の1となります。

早い方では30代から、そして40代、50代、60代と、次第に「得体の知れない不調」に悩む人が増えてきますが、その原因は成長ホルモンの分泌量が減ることで、日々傷ついた細胞を十分に回復することが出来ずに上記のような症状に襲われてしまうこととなります。

成長ホルモンの分泌量をアップする方法


①適度な空腹を感じること

 成長ホルモンは空腹時に分泌されやすい特徴があります。空腹時に胃や腸などから分泌されるグレリンというホルモンは、強力に成長ホルモンの分泌を促進します。ですので、食事と食事の間にはきちんと「空腹の時間」をつくり、間食は控えましょう。

②適度なストレスを感じること

 心地よい疲労感を感じる事ができるレベルのストレスを与える事で、その状況を修復しようと成長ホルモンの分泌が促進されます。ですので、仕事や趣味で目標を設定して熱中してみましょう。

③適度な運動をすること

 適度な運動は、細胞を傷つけます。これもストレスの時と同様に、細胞を修復しようと成長ホルモンの分泌が促進されます。また、運動の際に生じる乳酸も脳のエネルギーとなって脳下垂体を刺激し、成長ホルモンの分泌促進につながります。朝のウォーキングや寝る前のストレッチなど、決めた時間に適度に行うと効果的です。この効果を高めるためには、有酸素運動と無酸素運動を組み合わせる方法もあります。

④十分な睡眠をとる

昔から「寝る子は育つ」という言葉があるとおり、成長ホルモンは「十分な睡眠」によって作られます。眠ってすぐにやってくるノンレム睡眠の時間帯に、1日の約60%〜70%が分泌されているとも言われています。ですので、リラックスした入眠が大切となりますので、寝る前の飲食やスマホの閲覧などは控え質の高い睡眠がとれるようにしましょう。

さいごに

生きづらい現代社会、日々さまざまなストレスにさらされて疲労困憊の毎日。

したい事もできず、なんならしたい事なんかも見えてこない。

知らず知らずのうちに過ぎゆく毎日。気づけばこんな年齢か。

俺の人生なんだったんだろうか。

そんな人生にならなないよう、

上記に掲げた方法を実践して、成長ホルモンを増やし活力ある毎日を送ってほしい。

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