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コーチングの勉強

HSCの活動もやっと再開することが出来ました。今までになかった用具、施設などの消毒やこまめな手洗い。併せて施設側からの、大きな声での指導禁止、密着の禁止、呼気を荒げる練習時の距離間の指導、などなど、頭を捻りながらの再開となりました。

さて、私の場合当日のトレーニングについては事前に計画し保護者にもその内容を連絡しています。子供達に、何を学んでもらいたい、そのためにこういうトレーニングをする、と伝えてあります。

これはこれで、良いと思っておりますが実際にトレーニングを始めるとなかなか一筋縄ではいきません。

子供はとても発想が豊かで、私のアイデアを簡単に超えてきます。ここから私の戦い?が始まります。

例えば、トレーニングを通して新しい視点に気付いてもらうことを計画したとします。そのトレーニングの中で子供達は別の楽しみ方を発見し私に見せてくれます。私はそれをみて、事前に計画した『新しい視点に気付いてもらうこと』を優先すべきか、『子供達が発見したこと』を伸ばすべきか考えます。

これには答えがありません。子供達の表情などを頼りに少しづつ試しながら、より伸びる方へ子供達を向けていきます。これがとても難しい。

家に帰ってから、あの場面ではこっちを優先した方が良かったのではないか?など次に向けてコーチングの改善を図っていきます。

結果、昨日のトレーニングでは『私が計画した新しい視点の獲得』よりも『子供達が発見した体の動き方』を優先してあげた方がより良かったかな?という結論に至りました。

毎回、子供達に学んでもらうことよりも子供達から学ぶことが多いように思います。立場的にも子供達に負けられないですね!

サッカーをやりたい!と思う子供のための環境づくり指導者研修費として使わせて頂きます。ぜひサポートをお願いします。