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翌年に期待を込めて

北国出身の私からすると、今年の12月は12月と思えないあたたかさだ。
12月というのは、雪が降っていて、最低気温は氷点下ではないのか。

関東で暮らしてかなりの年月が経っているが、12月に紅葉が見頃だったり、雪が全く降らないことが、未だにしっくりきていない。

今年も残り2週間を切っている。
ぬるっと年を越すのだろうと思っている。

昨年の元旦は、1人で初日の出を見に行った。
初日の出ってみたことないなぁ、でも元旦の早朝にサクッと合流できる友達もいないし、1人で行くか〜。
そんな軽い気持ちで行ったのだが、満員電車でぎゅうぎゅうに潰されてしまった。

初日の出をみて、初詣に行く人で溢れていた。
元旦ってこんなに人気なイベントなんだ…。と思った。

1人で凍えながら日の出を待った。
周りの人たちは話をしながら時間を潰せるが、私は話し相手がいなかったので、だまって暗い海を眺めていた。

◇◇◇

辺りが明るくなり始めると、皆同じ方向をみた。
初日の出は暗くて静かで冷たかった空気を、ゆるやかに明るく、希望に満ちるように海岸を照らした。

待った甲斐があったな、と思った。
1人だったが、きてよかったと思った。
とても嬉しい気持ちになって、好きな人に連絡するなどした。

この話を友人たちにしたとき、笑われたり驚かれたりしたが、良い経験になったので全く気にしていない。
我が道を行く私が好きだ。

◇◇◇

今年は恋人と初詣に行った。
来年はぬるっと年を越し、新年を迎えてしまいそうなので、気持ちを切り替えるタイミングをどこかで作らないといけないな…と思っている。

占いによると、"2024年は新しいことを始める年では無い"とばかり出てくるが、うるせー!やりたいことやらせろ!という精神で、占いガン無視で色んなことに挑戦したい。

何を挑戦するかは未定だが、何かを頑張るのだ。

◇◇◇

来年はnoteにも日記を綴っていきたいと思っている。
毎日はハードルが高いので、月2回くらいの頻度で更新できればと思っている。

今年は"誰のために""何がしたくて"活動をしているのかを正直見失っていた。

自分の感情を自分のためだけに出せばいいというわけではなく、この感情をなぜ吐き出したいのか、読み手がどう思うか、というところにもっと視点を向けるべきだったな、と反省した。

自分に余裕がないときに、マイナスの感情を吐き出すのではなく、自分と同じ感情の誰かに向けたあたたかい文章が書けるようになりたい。

余裕のあるかっこいい大人に近づけるように、自分と向き合って、無理のない範囲で活動を続けていきたい。