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20代で向き合う『人としてどう生きたいか』

先日、これまでの人生を改めて振り返りつつも、自分自身の考え方を再発見する機会があったので今率直に思っていることをつらつらと書いてみようと思う。(本来は2022年4月頃にまとまっていた記事だったけれど、自分の内面が表現された内容すぎて躊躇ってしまい公開がかなり遅れてしまっている。)

23年の人生を振り返って思うことは、「人としてどうありたいのか/どう生きたいのか」についてのこだわりがすごく強いな、ということ。

周りと比較してどうとか、周囲からの評価がどうとか、自分にとって本当に大切なのはそこじゃない。

自分自身が思い描いているところにどこまで近づけたか、自分がどこまで納得できているのか、それこそが本当に大切なこと。

今の自分にとって本当に大切なものは一体何なのか?

日々感じることではあるけれど、ずっと変わらず想い続けて自分自身の軸として据え置きたいのは『自分らしさを生かし合える社会』をつくりたい、というただ単純にこれだけなんだと思う。

そのためにどんな人になりたいのか?については、これまで明確になっているようで何か大切なものが欠けてしまっているような気もしていて、取り組む対象によってそこで自分がどんな姿でありたいのか?今後どう変わっていきたいのか?は少し異なることが多かったように感じる。

そこで改めて、どんな物事に向き合っている時でも変わらずに思い描く「ありたい姿はどんな姿なのか?」それを言語化してみることにした。

そこで明確になったのはかなりシンプルで

『想像を、遥かに超えていく人に。人とは違う、自分だけの道を。』

と、今は本当にここに尽きると思う。

数ある興味の中で本気で向き合いたいものは何か?

何かを始めると芋づる式で興味が広がり、気づけば全く関係のないことを考えている...これは自分の中でよくある状態の一つ。

自分の興味・関心が一番にくるからこそ、そこに真っ直ぐに向き合えている時間はすごく満たされるけれども、自分の内側にある大きな意思を形にするためには時には足枷になってしまうところもある。

特に社会人になってからは、この自分自身の興味・関心と為すべきこととの折り合いで悩む時間も増え、どうコントロールしていけば良いのか模索する時間が長かった。一方で、最近の自分自身の時間の使い方を俯瞰してみると本気で向き合いたいことは何か?について少しヒントが見えてきている。

最近は常に一つの図が頭の中にあって、それは主に次の6つの要素から成り立っている。(順番は優先順とは関係ない)

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1. 生き方

まず中心にくるのが『生き方』これは冒頭で述べた、自身の中にある野望やありたい姿そのもの。ここから全てが繋がっていくため揺るぎなく中心に存在しているもの。

2. 本職

その周りを取り囲むように存在しているものの一つ目が『本職』。本職は自分にとっては「仕事」というよりも、どちらかというと「一大プロジェクト」のような感覚に近い。いわゆる「やらなければならないこと」ではなく「やりたいこと」。人の生き方/働き方に関わる領域について事業を通して一つでも多くの組織が、人を生かせる社会にしていきたい。そして、もっと一人一人がそれぞれの楽しみ方・頑張り方を見つけ、その人にしかできない活躍をできる風土を整えていきたい。そのためにも成功例に引っ張られすぎずに自分の道を独自に開拓していきたい。

だからこそ、ここでのキーワードは

『多様な活躍方法を体現する。事業を生み出し人を生かす。』

3. 家族

「生き方」を取り囲む5つの要素のうち2つ目が『家族』。今の家族も、これからの家族も自分にとっては何よりも大切なもの。好きなことには没頭し続けたいけど、家族を犠牲にすることだけは考えにくい。大きなものではなく、目の前にある小さな幸せを感じ取り共有できるようなそんな関係性を築き続けたい。そして何よりも大切である一方で、忙しくなると見えづらくなるのも家族の持つ一つの特徴だと思う。

だからこそ、ここでのキーワードは

『日常の中に幸せを。定期的に振り返る機会を。』

4. 投資

3つ目が『投資』。正しい倹約をしながら多大な富がなくても豊かな心でいられる人を目指したい。だからこそ、限りある資金をどう使うか?はしっかりと考えられる人でありたい。自分にとっての投資は、大きく稼ぐという意味ではなく、着実に積み上げていくという方が近い。

だからこそ、ここでのキーワードは

『少しばかりの余裕を。』

5. 挑戦

4つ目は『挑戦』。おそらくこれだけが唯一、今後歳を重ねるごとに中身が変わっていくものだと思う。高校まではそれがスポーツだったかもしれない、大学では留学だったりインターンだったかもしれない。そして今は、「海外でビジネスや社会の研究をすること」というのが自分にとっての大きな関心事になっている。時々で移り変わっていく不安定なものではあるけれど、ここに大きな自由度があるからこそ他の5つの要素について安定して向き合える状態をつくることができていると実感している。

だからこそ、ここでのキーワードは

『好奇心に素直に。思い立ったタイミングで。』

6. Pyxiru

そして最後は『Pyxiru』。半年前であればおそらくここまで重要な要素として考えてはなかったかもしれない。これまでの活動を経て、自分の中での覚悟が定まり生涯向き合い続けるものになると確信してきているからこそ、「生き方」を取り囲む5つ目の要素として捉えることにした。Pyxiruは自分が描くものが全てのエネルギーになっていく唯一無二のもの。正解をつくっていく取り組みになるからこそ、不安になる部分も多いけれどそんな時こそ「信じる気持ち」は大切にしていきたいもの。そして、本気で向き合いたいものではあるけれど、張り詰めすぎず背負いすぎず良い意味の気楽さを持ち合わせていきたいというのが今の本音な気がしている。

だからこそ、ここでのキーワードは

『信じる気持ちを原動力に。自分のペースで着実に。』

20代でどう生きていきたいか?

こんな感じで今は6つの要素のどこかに時間を使うことが多く、それぞれで深く探求したいことがたくさんある状態。

20代はあまりゴールを決めすぎず、自由度高くこの6要素にエネルギーを注いで生きていきたいなと思う。

歳を重ねるごとにたくさんの変化を経験し、色んな新しいものに出会っていくことになると思うけれど、どんな環境にあってもこの「一枚絵」があれば「自分らしさ」や「真の自分」を見失うことなく歩んでいけるのではないかと思う。

20代での目標は、ずばり『誰よりも自由に、そして誰よりも着実に』

自由に6要素に向き合いながらも、それぞれの関連や意味は自分自身に問いながら一つ一つの要素を紐付けながら大きな変化を遂げていきたい。

そんな20代にしていきたい。

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