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心穏やかに過ごすぞ! クリスマスにオススメな癒やしのマンガ3冊

クリスマスだからといって、誰もがウキウキのハッピーとは限りません。

プライベートのスケジュール帳は真っ白なのに、仕事の予定だけはなぜか24日と25日をピンポイントで埋められている。そんな人だっているんです。

それは、僕なんですけど。

そもそも今年は25日が金曜日なので、十分に楽しめない人も多いのではないでしょうか。…そうですよね?

せっかくのクリスマスなのに仕事。せめてもの慰めにとケーキを買ってみるものの、食べる場所は節約のために暖房をOFFにして厚着をした僕だけがいるマイルーム…。どうして。

つまりですね、1人でひっそりと過ごすクリスマスのお供としてマンガがあれば最高なのではないかということです!

とくに今年の冬はいっそう冷え込んでいる世の中です。がんばって働いたのに、実家に帰省できず、恋人と外で会うこともできず家でひっそり過ごすことを余儀なくされる。あまりにつらい。

家でたった1人のクリスマスを過ごすとしても…
自分で自分を癒やしてあげようじゃないか!
気になるマンガとか、全部読んじゃってさ!!

そうすれば、きっと最高のクリスマスになること間違いナシです。

もし読みたいマンガがなかったら、アルでライターをやっている僕が「癒やし」を存分に堪能できるマンガについてアレやコレや言いますので、ぜひとも参考にしてください。

共に心に刺激の少ないクリスマスを過ごしましょう。

【地球科学×癒やし】の『恋する小惑星』

『恋する小惑星』は地学部に所属する女の子たちが小惑星を探すために奮闘したり、ときにはゆるゆる過ごしたりする日常を描いた4コママンガです。

みんな大好き、癒やしの金字塔「まんがタイムきららキャラット」にて連載されています。バトル展開はないし、人間関係が必要以上にもつれて苦しくなることもありません。まさに、癒やしの王道。

そして、注目すべきは地球科学について。

地学、といった方が馴染みがいいかもしれません。星座とか、化石とか、天気とか。大人になったときに「学び直したい!」と思うロマンチックなあの分野です。

女の子たちの緩さに癒やされるのはもちろんなのですが、ベースとなっている天文や地質の分野が出てきたときには思わず「へー!」ってなってしまいます。

例えば望遠鏡ののぞき穴とスマホのカメラの位置を合わせて天体を撮影するコリメート撮影という技法があるのですが、子供の頃にやったことがある人もいるのではないでしょうか?

どこにも外出できなくても、ちょっとベランダに出て夜空に癒されてみよう、そんな気持ちにさせられる1冊です!

【食×癒やし】の『メイドさんは食べるだけ』

『メイドさんは食べるだけ』は、メイドの女の子がガイドブックを片手に日本のグルメを食べ歩く、という作品です。

主役のメイドさん・スズメは日本に来るまで英国のお屋敷で働いていました。日本どころか海外に出るのが初めてで、何もかもに興味津々な様子。

そんな彼女が、ガイドブック片手に日本のグルメを食べ歩く、それだけで頬が綻びます。

海外からのお客様が日本の食や文化に興味を持ってくれると、例え自分が作ったわけでなくとも何だかほっこりした気持ちになりますよね。

以前「Youは何しに日本へ?」という番組でインタビューを受けていたSaya Scarletさんが、初音ミクへの愛を語る際にところどころ日本語で表現してくれていた様子がとても印象に残っています。

少し切り口は違いますが、外国人ライダーの@GaijinRomanさんは日本人が見落としがちな日常を、独特な日本語の言い回しで気づかせてくれる面白い動画を撮影しています。

スズメを始め、私たちが愛する日本を心から愛そうとしてくれるその姿勢には、大いに心が動かされますよね。

あなたが楽しそうだと私も幸せ、そんな1冊です。

【人×癒やし】の『彼女、お借りします』


『彼女、お借りします』は、恋愛初心者の大学生・木ノ下和也が、初めてできた彼女に振られた勢いで借りたレンタル彼女と繰り広げる物語です。

どうしても人で癒やしを感じたくなったら、マンガの中で人とのふれあいを楽しむのも今年の冬ならではないでしょうか。


あ、今、そんなことしても虚しいだけじゃないか、と思いましたか?




そんなわけないだろ!!!!




この作品にはタイプが違う魅力的な女の子が4人も出てくるんだよ!?(そうだそうだ)


つまり、誰でも好みの女の子と1人は出会えるってことじゃん!!!!(そうだそうだ!!!!!)(※個人差があります)

まず最初に語るべきは水原千鶴さんですよ、手入れされた黒髪に透明感のあるブラウンのぱっちりお目々。10人中10人が振り返るなんてそんなのマンガの世界にしかないだろって思われるかもしれないですけど、あるんだなコレが。まあ…マンガの世界なんですけど。でもさ、それがいいっていうかさ、水原はさ、なんか違うんだよ…。ほら、オレといるときにしかあんな楽しそうな顔しないし、お金だってきっと事務所に所属してるからしょうがなく徴収してるだけでさ。この前だって水族館にデートに行ったときに、この前オレが教えてあげた魚の知識を全部復習してきてくれてさ、そんなことするのってやっぱりオレが特別だからなんじゃないかって思うんだ。帰り際に一緒に買ったイルカのストラップなんかさ、カップルが付けるようなおそろいのヤツなんだよ。「これつけてると、恋人って感じだね」ってはにかみながら言った水原の照れくさそうな横顔はさなんて言ったらいいのかな、とにかくさオレと水原ってマジで

あ、まって。あと3人分あるんだけど。

もういい?

そう。

(※水原さんへの愛はイメージです。)

心に優しいクリスマスだっていいじゃない


なぜか最後の方はモテない僕の怨嗟みたいになってしまった流れで恐縮なのですが、こうみえても僕はクリスマスが好きです。

24日に近づくと日本全体が1つのお祭りに向かって盛り上がっている感じがして、誰かと会う用事がある人もない人も特別を意識して少し浮き足立ってしまったり。そんな光景は端から見ているだけでも、ハッピーエンドが約束されている映画の一番幸せな部分を見ているような気持ちになります。

しかし、今年はなかなかお祭りの雰囲気が作りづらいですよね。

みんなが気を遣わなければいけない世の中では、もしかしたら外出しただけで予期せぬ形で傷つけられてしまうかもしれない。

ならば家でたった1人、心穏やかなクリスマスを過ごしてもいいじゃない。

なんなら、家での過ごし方のクオリティが問われている空気さえ流れています。そんなことで、1人のクリスマスで癒やしに包まれるためのマンガをチョイスしました。

今年の冬は、マンガに癒やされてみてはいかがでしょうか?

そういえば星月さんはいつ幸せな映画のキャストになれるの? という微妙なわだかまりが僕の中だけに残っていますが、その話はまた別の機会に。

できるといいな。

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