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すきを集めたら、今日のわたしは昨日のわたしよりも自分をすきになっていた。


先日寝る前のベットの中でふと、

すきなことがあるということは自分の中でものすごく意味のあることで、自分を強くさせるんだな‥

ということを思った。


わたしはここ2年半、人生のスピードをゆるめている。

「世間の基準」とやらがあるのであれば、だいぶはずれたところにいる。
今の生活は自分の中では意味あって選択していることだけど、表面しか見ない人にとっては「ゆるい生活」「甘えた生活」と言われてしまうのかもしれない。(まぁ、こんなこと書いてる時点で自分も自分に対してすこし不安があるってことなんだろう、と思います。基準うんぬんではなくて)

そんな生活を選んでいるのは、自分自身を見失ってしまっていたからだ。
2年半前、心療内科に行ったことがおおきなきっかけ。

自分の軸を取り戻すには、”自分と向き合う時間”が必要だった。

自分の内側を整えないことには、これから先の人生の中で数々あるであろう踏ん張りどころで踏ん張れないと思った。

お金などの物質的な豊かさは一旦置いて、自分自身の内側が求めている本当の豊かさはなんなのかを追求してみることにした。





わたしは心底自分のことがきらいだった。

様々な理由があるし、外見コンプレックスも数えきれないほどにある。

そんな自分を自分だと受け入れ、認め、時に許すにはかなり時間がかかった。。。(って、過去形で書いてしまったけど、現在進行形。)

わたしはこの世界でいちばん大変なことは自分と向き合うことだと思っている。いくら嫌いになっても離れることができない唯一の存在。でも、最近はその事実を面白がっている。(余談だけど、ここまでこれてよかったよね、と思う気持ちが増して、noteにメンタルケアとかゆるーい日々、その日々から見えてきたことを書こうと思ったのです。)


自分をすきになるってそう簡単じゃない。
一回きらいになってしまったら尚更。

けど、「自分のことがすき」ってこの世界には生きている人もたくさんいる。ということは、自分のことがきらいなわたしにもその要素はあるんじゃないかなと思った。だって同じ人間だから。

太陽と月、光と影があるように、ものごと表裏一体。

だから、自分のことがすきだという人にもきっと自分のきらいな部分は存在してると思うんだ。じゃあ、そんな人たちと自分のことがきらいだったわたしの違いってなんだろう?と考えた時、たどり着いた答えは「自分のことを知っている」ことと「ネガティブな感情を飼いならすのが上手」だということ。

わたしは自分のことをすきになろうと思って、向き合ってきたわけではない。ただシンプルに自分との付き合い方が上手になりたかった。一生を共にする人だし、さっきも書いたけど、切り離すことができない唯一の存在だったから。でも、気がつけばその過程の中で自分がきらいだという概念はどこかへ行ってしまっていた。


自分のことがきらいになる理由はいくつもあると思うけど、根源は自分以外のだれか、つまりは他人が存在してるからなんだと思う。比較対象がいるから、だれかが自分を傷つけること、気にしてることを言うから、するから。この世界に自分ひとりだけだったら「きらい」なんて感情すら存在していないんだと思う。でも、だからこそ自分以外のだれかやモノが存在していることで、自分の存在を自分で認識できるんだろうとも思う。

だれかやモノが在ることで、自分のことがきらいや自分のきらいが認識できるのならば、その逆もあるということになる。

だから、わたしはまず自分の「すき」はなんなんだろう。と考えてみた。でもよくわからなった。わからなくなってしまっていたのだ。自分の中は「きらい」でいっぱいで、他の感情の声が聞こえにくくなっていた。




自分のすきの声を聴くところからはじまった。意識していないと案外簡単に聞き逃してしまう。きらいに耳を傾けすぎて、きらいばっかりキャッチしてしまう自分が無意識のうちに出来がってしまっていたのだ。自分のときめきに敏感になるために、常にわたしは自分に、自分のすきに耳を傾けることにした。

意識してると不思議なもので、どんどんすきの声も聴こえてくるようになった。だから、そのすきに対してまっすぐ生きてみた。


・3年ほど前からすきなのはBTS。今やとっても人気な韓国のアイドル。そのすきは韓国語の勉強にまでつながり、韓国の方のVlogを見たり、ヨガの先生のInstagramのpostを訳している。日本語より韓国語の方が聴いている日も多くなってきた。コロナが終息したら1番に行きたいところは韓国*

・ヨガ。自分と向き合うために、ハワイへヨガ留学をしたことですっかり虜に。一生やり続けるし、学び続けると思う。わたしの人生になくてはならないもの。

心理学や脳科学の勉強。これはすきからはじまったわけではないけど、鬱病やアダルトチルドレンになったことをきっかけになぜ自分がそうなってしまったのかが知りたかったのだ。これが面白くてすっかりすきになってしまった。

・本や芸術。決して詳しいわけではないけれど、インスピレーションが沸くし自己対話をするすきな時間で癒しになっている。

他にも旅行や食べることがすき。

そして、すきな人と一緒にいる時間がとてもすき。飾らずそのままでいられる人たちと笑い合う時間ほど尊いものはないかもしれない。なるべく無理をしない、我慢をしないでいられる人間関係を築いていこうと決めている。

自分の部屋もすきなものしか置かないようにしている。ときめかないものは置かない。買わない。




気が付けばわたしは、わたしの周りは自分のすきで溢れていた。

すきがあるというのはとても心強い。そして、すきにまっすぐで在り続けることは一種の継続であり、それらは自分の自信につながる。

「〇〇がすきな自分がすき」というはとても大切な感情だと思う。

これからもこの基準を大切にして、すきをどんどん増やしていこうと思う。

もっともっと自分を生きていきたいから。すきになりたいから。

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