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049  BASTARD

広東系フュージョンのイチ推し店。

【お勧めシーン】 2〜3人での食事、飲み
【こんな人に】 広東料理フージョンに興味、食べたことがない味に出会いたい、ナチュラルワイン好き、辛いものが苦手、オーナーの人柄重視

広東人とポーランド人のカップルが切り盛りする話題店。ショップ、飲食店ともいいお店が集まっている『現所』の奥にあり、外観も目を引く。で、毎回『現所』に行くと食事はこのお店か、または『雲南小市』に行くかですごく悩むことになる。
車が入れない細い路地の奥にあって、しかも雰囲気も料理もすごくおしゃれで、誰かを連れていったら「こんなお店を知ってるなんて!」と株が上がりそうだけど、でも、ここの料理はおいしいものを知っていて、普段どおりリラックスしながら食事できる友達と行きたいかも。そういうお店。
料理はどれも意外性があってすごくおいしいんだけど、最初に食べて「わーすごい」と思ったのが「茄子、泡椒、莳萝、陝西酢油汁」(58元)。ヨーグルトソースと、ナスの前菜によく使われる黒酢とオイルのタレがものすごく合う。味付けが主役の前菜という感じ。こういう前菜があるなら次回はビールじゃなくて、最初からワインでもいいなと思ってしまう。

「茄子、泡椒、莳萝、陝西酢油汁」(58元)。これとワインだけでも可。

なかなかこのエリアにランチを食べに行く機会はないのだけど、昼間はラーメンのメニューが人気らしい。流行りの重慶小麺や煮卵入りの混ぜそばなどもメニューにあって、明らかにおいしそう。で、「そんなに辛くない」というのが売りになっているのが上海ではレア。次回はランチに通りがかりで入ってみたい。


<これもお勧め>

「牛里脊腸粉」(98元)。サクサクの皮の牛肉腸粉にスモーク醤油だれ。
「森林烤舞菇、樹花、樹皮」(78元)。マイタケと樹花、樹皮(キノコの一種)のグリル。
「BASTARD拌麺」(78元)。自家製手打ち麺に坦々ソースやクミンを和えた混ぜそば。
「脆皮鶏」(178元)。皮がパリッパリのチキンロースト。シンプル塩味とレモンだけで味わう。

<DATA>
上海市静安区胶州路319弄30号102室
地下鉄7号線「昌平路」駅3号出口から徒歩10分
12:00-14:30 18:00-24:00
☆土日はランチ営業なし。

(掲載日:2024年10月13日)
※メニュー内容、メニュー名、値段、店舗の外観や内装は掲載日の時点のものです。

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