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この星から動物たちが消えていく

これは以前ブログに掲載した「この星から動物たちが消えていく」記事の
続編として「続...」としてブログに掲載したものです。

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生まれたばかりのコウモリは、
はだかだ。目が見えない。弱々しい。
母親コウモリはしっぽで、ポケットをこしらえて、
あかんぼうコウモリをつかまえる。親指と足指と歯で
母親コウモリの長いやわらかな毛にしがみついて、
あかんぼうコウモリは、母親コウモリにぶらさがる。
夜は、母親コウモリは、あかんぼうコウモリといっしょに、
舞うように飛ぶ。輪をえがき、滑るように、宙がえりして---
夜じゅう、幸福そうに、狩りをしながら、飛びまわる。

ガを食べ、ユスリカをつかまえ、母親コウモリは
せいいっぱい飛びまわる。せいいっぱい飛びまわって、
池のうえをすれすれにかすめて、母親コウモリは
池の水を飲む。ただもう懸命にぶらさがって、
あかんぼうコウモリは、母親の乳を飲む。
月の光りをあび、星の光りにぬれて、空を飛ぶ
母親コウモリとあかんぼうコウモリの、二つで一つの影が、
月のなかに浮かび、星々を横切って、
パタパタと飛んでゆく。夜じゅう、飛びめぐって、
夜明けになって、疲れきって、母親コウモリは
横木に、じぶんの場所に、パタパタともどってくる。

明るくまばゆい昼のあいだ、母親コウモリは眠る。
あかんぼうコウモリは眠っている、母親コウモリの
羽にすっぽりとつつまれて。
 (ランダル・ジャレル作 長田弘 訳、一部抜粋)


上の詩は、私の敬愛する児童文学者、ランダル・ジャレルの名作『詩のすきなコウモリの話』から。
コウモリに限らず全ての動物は私たちと同じように、家族を愛し、子供を育て、この同じ地球で生きています。
特に野生動物は、人間に大気や水を汚され、異常気象に苦しめられ、住処の森を伐採され、餌となる動植物の減少に直面しながらも懸命に生きています。

人間と違って、彼らは何も持っていません。自分の体ひとつが頼りです。
偉そうなことを言いながら、体ひとつでは到底大自然でサバイバルできない人間と違って、彼らは体ひとつで太古の昔から自然と共存して、欲張らず、慎ましく生きてきました。

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拙著『ちびコウモリが見る夢は フシギで可愛いコウモリの冬眠滞在記』
にも書いたことですが、近年、世界的に昆虫が激減しています。主な原因は農薬等の化学物質や電磁放射線という説が有力。ドイツの自然・生態系保護団体(NABU)は、近年の深刻化する昆虫の減少にスマホの電波が関与しているという調査結果を発表。
研究チームは「5G」の導入が昆虫の減少をさらに加速させることを懸念。


昆虫がいなくなると、それを主食にしている生き物(鳥、コウモリ、両生類、爬虫類ほか)も絶滅の恐れがあります。既にヨーロッパの野鳥は約3分の1に激減。アフリカでは昆虫食の動物が減少。

ミツバチが激減して、彼らが行っていた果実や花の受粉作業がどんなに貴重なものだったのか人間も気づき始めていますが、昆虫だけでなく、コウモリや鳥の一部も果実や花、木の受粉をしています。生態系は全て連鎖していて、どの生き物も必要で理由があって存在しています。便利さや快適さを求める人間の一方的な都合やエゴで滅ぼしてもいい生き物などいないんですよね。


そんな野生動物たちの多くが今、世界的に展開する5Gの影響で命を奪われたり、奇形になったり障害を負っています。

「それ(5G)は『取分け、コウモリ、子牛類、クジラ類、鰭脚類等の哺乳類や、鳥類、昆虫、両生類、爬虫類、微生物、多くの種類の植物に影響が観察されている』と云う事を明らかにしています」(下の記事から)


5G以前の3G,4Gでも、その危険性は調査、指摘されていました。アメリカ海軍と契約していた生物学者のアラン・フレイは1969年の段階でマイクロ波が血液脳関門(バクテリアやウイルス、有害化学物質が脳に侵入するのを防ぎ、頭の中を一定圧力に保ち、脳卒中を防ぐ防護壁)にダメージを与えることを発見し、マイクロ波のパルスを心臓のリズムの正確なポイントに合わせることで、カエルの心臓を止められることを発見していました。(ココ)


この実験で使用したマイクロ波の出力レベルは、1平方センチメートルあたりわずか0.6マイクロワットで、今日の携帯電話の放射線よりも数千倍も低い!

1981年以前にすでに、約1万件の研究によって、マイクロ波や高周波がすべての生命にとって危険であることが証明されていて、今日でも何千人もの科学者が、5Gの展開の即時停止を求める嘆願書に署名しています。

ワシントン州立大学生化学・医科学名誉教授のマーティン・ポール博士が、国立衛生研究所に発表した論文によると、5Gのような電磁放射線は、不妊、癌、アルツハイマー病、パーキンソン病、脳卒中、心臓発作、自閉症等を引き起こし、それは毎日広範囲に電磁波にさらされているすべての人に起こっていると思われる、とのこと。(ココ、下の画像も)

電磁波が発がん性を高め、腫瘍の発達を促進し、転移に寄与するという証拠を示す、査読を経た文献群に対する35の個別の科学的レビューがあるそうです。査読済とは、科学的に認められているということ。

コロナと5Gの関係も指摘されているので、興味のある人は調べてみて下さい。それについて書くととても長くなるのでここでは省略しますが、5Gの
基盤にはCOVID−19とプリントされていることが、工事関係者の撮った映像でも確認されています。

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ネットには5Gが展開されている地域でバタバタと落ちて死ぬ鳥たちの画像がアップされていますが、ビッグテックは5G批判の動画を検閲しています。

それでなくても今、地球では日々多くの種が絶滅していて、WWFの調査で、野生生物の個体数が1970年以来、60パーセント減少していることが判明。5Gはさらに拍車をかけます。
昆虫や動物に起きることは、次に人間に起こる。全ては繋がっているから。

元国連職員で5G反対運動をしているクレア・エドワーズさんもこう言っています。「過去20年間で地球上から昆虫の80%が死滅した。もし5Gが本格稼働すれば100%が死に絶えるだろう。昆虫の次は動物、そして人間も同じ運命をたどる」エドワーズさんは、5Gの危険性をいくら上層部に訴えても聞く耳を持たないので、国連を辞めて運動をしています。


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5Gは素晴らしいテクノロジー、必要不可欠と宣伝が行われ、産業界は5Gビジネスに浮かれています。一般人も5G携帯に飛びつき、危険性を認識していない人のほうが残念ながら多数派のよう…

でも5Gの電磁波を届けるには約100m毎に装置を設置する必要があり、世界のどこにいても、誰もが365日24時間、超高周波の5G電磁波に晒されるのを避けられない。特に子供やペットなど、身長が低いほうが受けるダメージが大きいそうです。

5Gについてよく知らない、興味がないという人も、どんなものなのかを知り、人に伝えて貰えたら。あなたの愛する人を守るためにも、ぜひ下の文書と記事をご一読頂ければ。

     twitterから↓ 

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・投稿者のコメント
「鳥たちが5Gタワーを壊している…鳥たちが90%以上の人間よりも目覚めているというのはクレイジーだ」
・リツイートした方々のコメント
「動物は本能で分かってる。通信速度がどうのダウンロードがどうのなんて頭で考えないもの。命に関わることなんだから人間だって本能で感じてるはずなのに、鳥が教えてくれてる。ごめんなさい」
「あんな小さい鳥たちが、命がけでやってるのに。日本人立ち上がれ。
小学校とかまで設置してる。5G、ワクチン、チップ、偽コロナ騒動みんなつながっている」

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電磁波のこともあるけど、元々いきすぎたテクノロジーが肌に合わないので、私は旅先などでは情報がなくて不便なほうが意外な発見や出会いがあって面白いと思います。

動物は無駄に急いだり焦ったりせず、自分のペースで生きています。人間は暇つぶしさえ無駄を避けてトクなことをしようとします。
現代はスピード&スムーズが第一ですが、何でもスンナリいくのが当然だと思っているとメンタルも殺伐とするし、便利さや速さはエスカレートする
一方でキリがない。人間の欲望の陰で消えていく地球の仲間が沢山います。


私の書いたコウモリの本が発売中です。児童書ではありませんが、10代から大人まで読める内容です。よろしければお手に取ってみて下さいね。




嬉しいご厚意は、地球に暮らす小さな仲間たち(コウモリと野生動物)を守る目的の寄付に使わせていただきます(๑´ω`๑)♡