見出し画像

論文の修正稿出した!![2021/3/28]


・うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!

・論文の査読コメントに全部対応して修正稿提出した!!!!!!


・2か月前、「よ~し2月は暇だからのびのび本読んで英語の修行でもするか~!」と思ってたところに査読コメントが思いのほか早く降ってきた。

・僕の初めての査読論文は、運よくほとんど修正する必要なく受理された。だから油断していたが、今回、大事な論文誌だから結構頑張った2本目は「大幅に修正すれば掲載可」で、修正要求が30か所以上あった。A4で10ページあった。もっと膨大なコメントをもらったことのある人もいるだろうけど、これは決して少なくはないと思う。査読者が丁寧に読んでくださったことがとてもよくわかるコメントで、だからこそ本質にズバァーンッと突き刺さる批判だった。

・読んだ瞬間に、後頭部がチリチリと燃え、胸が冷たくなり、気管がキュッと狭まるのを感じて、部屋でえずき倒した。


・もう本当に、向き合うのが嫌で嫌で、査読への対応から逃げるためにnoteで日記の毎日更新を始めたような節がある。

・が、相当大事な論文だし、やるっきゃねえなと締切2週間前にようやく火がついて、修士論文を書いたときと同じぐらい必死こいて取り組んだ。普段は、週に50ポモドーロ(25分×50)作業すりゃいいやと思っているのだけれども、先週は79ポモ、今週は81ポモかけた。いやーーーー本当によくやったよ……。実際、この2週間で2か月分ぐらい成長したと思う。1か月半を恐怖に震える時間に費やしたからなんだけど。

・間に合うかどうかマジで不安で、過敏性腸症候群になってしまい、毎日昼食後に下痢するようになった。仕方がないから昼はヨーグルトだけ食べるようにしたら、エネルギーが足りなくて脳がすっからかんになったので、ラムネとべっこう飴も食べた。Twitterで甘酒をおすすめされたんだけど、飲んでみたら「紙」の味がした。何だったんだ。


・査読者はよりよい研究を世に出すための「仲間」であって「敵」ではない。言葉としてはわかっていたが、ようやく骨身でわかった。

・「バカでごめんなさい……><」とごろんとお腹見せて終わらせられればどんなに楽か、っつうコメントをどうやったら打ち返せるか下痢するほど悩みに悩み、締切当日になって完成した修正稿を見ると、たしかに見違えるほど良くなっていた。と、思う。これで「あんた何もわかってねーな」をオブラートでぐるぐる巻きにしたコメントがまた返ってきたらついに脳が焼き切れるかもしれん。


・下痢する必要は全くないけど、この2週間はそこそこ楽しかった気もする。1日12ポモするうちの1ポモぐらいは、「おお書けたわ」と思うし、週に3ポモぐらいは「うおおお!天才!!!」と満足できた。

・あと、朝きちんと起きられるようになった。普段は毎朝「起床ガチャ」を引いてる状態で、目覚まし時計が鳴る時間に自分に「理性」があれば起床、なければn度寝(2≦n≦6の自然数)だった。が、この2週間は「朝から研究しないと間に合わないぞ」というプレッシャーのおかげか、ほぼほぼ毎朝狙った時間に起きられた。

・で、朝に執筆すると良い、ってのはみーんな言ってるけどマジ。毎日疲れ果てるまで執筆する生活を2週間続けるとよくわかった。夜は「どうしよう……マジで書けないかもしれない……」って焦って、その焦りでさらに脳がSTOPしてしまうんだけれども、朝に向き合いなおすとすんなり壁を乗り越えられたりする。不思議ね。


・実は、別の論文の査読が4日前に返ってきている。いま読んでもしゃあねえわと思ってチラ見しかしてないんだけど、「どうやらあなたは頭が悪いようですね」を、遠回しに、八王子経由で書いてあったらどうしよう。



研究経費(書籍、文房具、機材、映像資料など)のために使わせていただきます。