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【詩を書いてみたよ】『あの日の月は大きすぎて、もっと近くにあると思っていたんだ』【やったね入賞】

 nanometer(nanometer (@nanomet65196434) | Twitter)さんが催した『あの日の月は大きすぎて、もっと近くにあると思っていたんだ。』イベントに見事入賞できたので、その報告をさせていただきます。

『あの日の月は大きすぎて、もっと近くにあると思っていたんだ - To know - 』

白昼色の灯りにモニター三つ
叩かれ続けるキーボード
部屋に籠って外界知らず
最後に眺めた夜空はいつだろう

幼いころは森の中で転がった
星を眺めて月を眺めて
木々はさらさら風に揺れ
月光だけが灯で

・・・・

窓から空を眺めてふと思う
大きくなって背は伸びた
少しだけだが近づいた
けれど今日見た月は
幼き日よりずっと小さい

 月や星というのは周囲が暗いほど、はっきりと明るく、大きく見えるものです。
 今回は月を夢に例えたボクひとりが登場人物の詩です。
 ボクはプログラマとか、ボカロPとか、動画師とか、いろんな肩書を自称してますが、元を辿ればどれも最初は『こういう人になりたい』『こういう事をしたい』、そんな憧れから始まりました。
 友が少ない上、その少ない友でさえ最後は縁を切ることに固執したボクですから、『目標』というのはずっと大きく、けれど一番親しい友人だったように思えます。

 今は実際に始めたことで少しだけ目標に近づいたとは思います。けれど、上手くいかない、失敗が続く、毎日そんな感じで、あの日の親しい友人はずっと遠くに感じるのです。

 今回は入賞できました。やっぱりいろんな人に見てもらいたいし、共感してほしいからこれからもこういう機会には参加したいと思います。
 ありがとうございました!

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