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絵本の選び方〜子供との日常会話からヒントを得よう!〜

毎日の育児、お疲れ様です!
早速ですがみなさん、絵本を選ぶ際、どのようにして選んでいますか?

せっかくなら、子供の成長をサポートするような絵本を選んであげられるといいですよね。
そこで、私が日頃実践している、「子供との日常会話から子供が喜ぶ絵本を見つけるコツ」を5つのポイントでお伝えします。

1.子供の "いま"の興味をリサーチする

まずは子供との会話の中で、どんな話題に興味を持っているかを見つけてみましょう。
これはわが家のことなのですが…
「お兄ちゃんの方は新幹線が好き」と思っていたのに、気がついたら「お料理」に!?「妹の方はおしゃれが好き」と思っていたのに、いつの間にか「ジンベイザメ」に興味が移っていたり・・・。

そんな風に子供たちの興味は、どんどん広がっていきます。(もちろん変わらないものもありますよ!)
乗り物、動物、お姫様や魔法など好みは様々なので、これから絵本に触れるお子さんが、”いまちょうど好き”なテーマやイラストがある絵本を選ぶことで、読む楽しみが倍増して、そのまま読書習慣につなげることもできますよ。

2.子供の課題から選ぶ

育児をしていると「ちょっと直して欲しいけど、どうしたらいいんだろう...」と悩んでしまうことってありますよね。

そういったお子さんに感じている課題をカンタンに整理してみましょう。
例えば、挨拶が苦手だったり、癇癪を起こしやすかったりする場合、それに対応した絵本がたくさん出版されているんです。
検索しやすいキーワードを使って例えば「ごめんなさい 絵本」や「イライラ 絵本」などで調べるとたくさん出てきます。

気に入った絵本セリフを覚えたりして、課題が解決できるたらラッキー!
そんな時はいっぱい褒めてあげてくださいね。

3.子供の成長に合わせて絵本をアップデートする

0歳向けの絵本は、大きな文字やシンプルなイラストが特徴ですが、
お子さんの成長に合わせて、徐々に物語の難易度や、登場人物の感情表現が豊かなものを、手に取れるようにしましょう。
成長に合わせた絵本を選ぶことで、子供の"ちょうどいい"知的好奇心をくすぐり、新しい発見や学びの喜びを感じることができます。

4.子供と一緒に絵本を選ぶ

最初はママやパパの目線で、これだ!と思う絵本を1冊選んでみてください。そして親子で絵本に慣れてきたら、お子さんと一緒に、書店や図書館、ECサイトなどで選んでみましょう。
子供自身が選んだ絵本にはより強い興味を持ちますし、親子で絵本を選ぶ時間を大切にすることで、子供の読書への意欲が高まりますよ!

また「この子にはちょっと早いんじゃないかな...」と思うものでも、
可能であれば一度見せてあげましょう。
自分に合っているかどうかを、子供自身に確認する機会を与えることは、
子供の自己肯定感に繋がり、結果にも納得しやすいです。

5.親子で絵本の感想を共有する

絵本を読んだ後は、ぜひ親子で感想を共有してください。
お子さんの意見を尊重しどんな風に感じたのかを聞くことで、次に選ぶ絵本に役立ちます。

すぐに感想が言えない場合は、無理に言葉を引き出そうとせずに、
「さっきの青い空が綺麗だったね」とか「いちごのケーキが美味しそうだったね」など、簡単な言葉で気持ちを代弁したり、
「一緒に読めて楽しかったよ。大きくなったら、また絵本のお話しようね」といった声かけて、リラックスして読書の時間終わらせましょう。
こういったさり気ないやりとりを挟むとコミュニケーションが深まり、絆も強まります。

絵本選びは、子供の成長や興味に合わせて、柔軟に変えていくことが大切です。
日常の会話からヒントを得て子供が喜ぶ絵本を見つけることは、長期的な読書習慣を育てる秘訣でもあります。

さらに、絵本を通じて子供が学ぶことは、言語能力や想像力だけではありません。感情の理解や社会性、価値観の形成にも役立ちます。

子供との日常会話を大切にして、お子さんの興味や成長を感じながら、絵本選びを楽しんでくださいね。
家庭生活の中で、きっと心に残る素晴らしい経験になりますよ!