私が『原状回復』『B工事』査定員になった理由(わけ)
未来はまさかの連続
この僅か約20年の間に想定外の世界的大事件が7回発生しました。
未来がこんな大惨事が起こることを誰が予測できたでしょうか。
私の人生の中だけでも7回!
なかなか経験できないことと思っています。
1997年 不動産バブルによる金融危機
2001年 dot-com bubble崩壊
2001年 9.11アメリカ同時多発テロ事件
2001年 エンロン事件(エンロンショック)
2008年 リーマンショック
2011年 3.11東日本大震災、福島原発事故
2020年 COVID-19パンデミックス
中小企業経営者である私、萩原大巳も安定成長と思ったのも束の間、もがき翻弄され、それでも明るい未来を信じて、楽しく前向きに生きるように努めております。
暗夜に閃光
2008年、私は不動産の流動化、証券化の土地建物の評価をビジネスとして順風満帆でした。
リーマンショックで、不動産証券化をコア業務とする上場新興不動産46社中42社が民事再生法ADRなど法的債務処理を実施しました。
まさにビジネスにおける『殿(しんがり)』です。修羅場です。
私が経営する会社のことで私自身も七転八倒の末、疲れ果て、菩提寺で禅、ひたすら未来を考え続けていました。
悟りも解もありません。脳裏をよぎるのは、息子・娘・妻の家族の笑顔と平安な日常でした。
菩提寺に来てから2週間、ふと、携帯のメッセージが目に止まりました。
知り合いの人材派遣会社、社長より悲痛な叫びでした。
派遣業界も派遣切りで断末魔です。
その時の言葉、『敷金は財産なのに原状回復が高すぎて返還されない』
心の叫びの言葉でした。
私は漠然と「私にはまだ出来る事がある」と思いました。
翌日東京に戻り、派遣会社社長と会い、借地借家法に詳しい弁護士、野間啓先生にあらましを相談しました。
そして、金融用語の目論見書(適正査定書)の商標登録をすることにしました。
*3AC
ロゴと原状回復適正費用目論見書(商標登録【識別番号】517250192)
*RCAA協会
原状回復費適正査定(商標登録【識別番号】517248144)
の商標登録です。ビジネス用語evidence、法律用語で甲証1号です。
私は土地建物の評価をコア業務としていたため、原状回復が指定業者により工事費、範囲に大きな違いがあることを知っていました。
大手デベロッパー、大手ゼネコンの原状回復費用の内訳データを持っていて、データ化もしていました。
これが、原状回復適正査定誕生の瞬間です。
データ・・・これで、『社会通念上、適正と思われる原状回復費』を査定出来ると確信しました。
それから、人材派遣会社16社48拠点の原状回復適正査定を実施。
メッセージを頂いた会社はセントメディアです。株式会社ウィル グループです。
『個と組織をポジティブに変革する』の理念を掲げて躍進し、現在東証一部の優良企業です。グループ会社、50社超、従業員約5,000名まで成長しました。その中核企業が(旧セントメディア)ウィルオブ、ワークです。
新宿の高層ビル原状回復では、1億2000万を6,800万に減額、なんと5200万の削減に成功しました。
1億800万の敷金から原状回復費6800万の発注捺印、1週間後に4000万の敷金が速やかに返還されたました。
あの時のことが昨日の出来事の様に目に浮かびます。
その時のクライアントの驚きの顔から心からの笑顔に変化した顔、その素晴らしい笑顔、、、私の心に炎が!
まさに明るく楽しく前向きにATMです。
Social GoodでATMからお金が出てくる!!
そんなイメージの瞬間描写でした。
それから幾つもの移転先B工事、系列会社の原状回復査定など、良いお付き合いをさせて頂いております。感謝です!!
『私の仕事は原状回復・B工事、適正査定の伝道師』
その後、私は一般社団法人RCAA協会を設立しました。
価値を共有する仲間と共に
弁護士野間啓先生、一級建築士小川知幸、宅建士、設備士堀田猛、広報の砂川佳代子、マーケティング担当越川直子、協力業者、数多の有資格者・・・良き仲間に恵まれています!!
私は、2022年現在RCAA協会理事を務めております。
感謝、感謝、感謝!
競走から「共創」を目指して!!