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関わり方以前の問題?

うちは顧客様から美容室っぽくないとよくご感想を頂戴する。


どちらからともなく
相談される事
話す事
出てくるテーマや
話す濃度が良い意味で美容師っぽくない、んだそうだ。

ほぉ。

「人と関わって 傷ついた時の対処法を教えてほしい」

という相談を受けることが続いたことがあった。


相談者の話を聞いていて

語るエピソード全体 あちこちに

人と関わる=傷つく って思い込んでる場合も多々見受けられ

初めからイメージや先入観で防御線を張り過ぎて拗らせてる場合も多いようだ

そもそもそれを全面に打ち出しているその思考に疑問を感じた。


愛想は相当良い方だから
距離感バグった人から
無神経にズカズカ入ってこられる事も多い私

傷つくこともあったけど
意識的に捉え方と受け入れ方の種類を学ぶチャンスと捉え

張り巡らせた防御線を自分で取っ払うことを意識的に行なって

き過ぎたせいで最近は

やたらと話しかけてくる人が多くて
時折どうやってガードするんだっけ?とか思うほどガードがゆるゆるだ。

まぁ 話したかったんだなと
時間があれば聞いてやることにしているが
時折、あんまループするようなら

話のオチどころを誘導してあげるのも技のうちと思い

ある程度満足させた後
遠慮なく突っ込んで切り上げてやることにしている


人は一人で生きてはいけないし
誰にでも話したい
話せるわけではないことを
話を聞く立場だからこそ
わかったから。

無駄に見える話の中に
自分が体験したことのない話や
ヒントが隠されていることもあるからして 
捉え方次第では無駄に終わらない事も結構ある。

というか、終わらせない。

人と実践的に関わることで
人が苦手だった私が
あらゆるタイプと向き合うことが出来るようになったし

人として良い目標や
いかんサンプルも数々見ることが出来たから 

自分がどうなりたいか
明確に目標を定めることが出来たのは感謝に値する



世の中には
酷いことを言う人も確かにいる。

そして

そういう人にちゃんと向き合いもせず
うまいこと誰かに押し付けて逃げる人程安全なところから
「可哀想な人よねぇ」と嫌味っぽく
上から目線な言い方で
薄笑いで話のネタとして語る人も事実いるが 
聞いていてそれもなんだか気持ち悪い。

何様だよと 思う言動が本人バレてないと思うようだがダダ漏れなのを
美容師ってやつは見抜いてしまう。


関わることで 起こる事は
自分がどう行動するかで
全てが変わる。


感謝したりされたり
嬉しかったりと

良いことだってあるはずなのに

『どうしてそうなったか』まで考えが及ばないのか謎
愛がない。

そもそも
本質に目を向けず
相手の意見を受け入れることもできないからすぐ傷つくわけで

閉じているご自分の意識レベルや
余裕の無さにも気づくきっかけとなるのでは?

傷つくこともたまにはあるさ


しかし目の前に起きた現象は
その経験が必要って事もなかなか多くて

上手く乗り越えないと
大抵 カタチやヒト、シチェーションを変えて また起こる。

そんな風に気づいた頃から

その体験をしっかり受け止め 
どうしてそうなったのか
相手も自分も
どうしてこんな気持ちになったのか

考えて向き合うことにしてきたら

なんだかそんな相談を受けるようになったんだねーと思いつつ

どこまで話したら伝わるかしら?と
出すカードを選ぶようになった


これが経験値かぁ…なんて思ったって話

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