天皇家の謎 ~欠史八代~
日本神話の世界からはじまる天皇家の歴史。
初代天皇とされる神武天皇は、日本神話の最高神天照大神の子孫だとされていますね。
神武天皇は神話上の人物で実在していない、とする説が有力ですね。
その後に続く第2代の綏靖(すいぜい)天皇から第9代の開花天皇も「欠史八代」などと呼ばれ、実在した可能性が低いとされていますね。
100歳以上の長寿であったり、事績がまったく記録されていないことから、架空の人物であるという説が有力です。
しかし欠史八代以降も100歳以上生きた天皇が記録されています。
実在した最古の天皇は第21代の雄略天皇という説が有力です。
※諸説あり
そのあたりから、天皇の寿命はまともなものになっていきます。
神話と史実とが入り混じっている古代日本史。
分からないことが多い分、興味が尽きないですね。
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