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資源大国日本

資源大国日本。

え?と思われる方も多いと思います。
しかし、日本は本当にある資源に関しては世界でもダントツ1位なんです。

その資源とは「水」です。

そもそも、地球上に存在する水分の97.5%は海水で、これらは塩分が強すぎて飲料水としては使えません。

残りの2.5%の水分は陸上と空気中にある水分です。
その2.5%の内訳は
氷 68%
地下水 30%
地表水 2%
です。
68%を占める氷の大部分はグリーンランドと南極大陸なので飲料水にはなりえません。

そうなると、飲料水として利用できるのは地下水の一部と地表水のみです
数値にすると地球上の水分の0.015%のみ。
これを世界70億人の人類はもちろん、植物や動物などが分かち合っているんです。

現在でも世界の約7億人の人々は水不足に悩まされております。
世界の未開発の地域を開発して都市を作ろうにも、人々に十分に水を供給出来るインフラを整えることが困難で開発が進まないケースは多いんです。

逆に言えば、水の豊富な地域や国には人が集まります。
そういう意味でも、今後、既にインフラが整っている日本に世界から人が集まってきても何の不思議もありませんよね。

国全体として水道水を安全に飲める国というのは、約200ヵ国ある中で15ヵ国しかありません。
その中でも日本の水道水の衛生状態は群を抜いて高いんです。
降雨量も日本は世界平均の2倍。
そう考えると、我々は本当に水に恵まれた生活をしているんだな、と気付かされます。

我々はこんなに安全に飲める水道水が蛇口を捻ればいくらでも出てくるのにわざわざお金を出してペットボトルの水を買っているんですね。
日本は治安も良いし、教育水準や医療の水準、インフラ等も世界トップレベルで整っています。
本当に良い国なんだなと改めて感じます。

しかし、日本は幸福度ランキングでは世界で62位になっています。

コロナが最も流行っていた時には、連日政府の対応が非難されましたし、ビジネスや教育においても日本のやり方は欧米諸国に比べて劣っているという風な情報がテレビやネットで流れます。

これは完全に各個人の「豊かさを感じる力」が衰えてるからではないか、と思います。
結局、人は勝手なもので物資の豊かさによる恩恵なんて忘れちゃうんです。

結局、人は自分自身の解釈の世界で生きているので、「自分って恵まれてるんだな」と感じることのできる力を養わない限りは永久に不満が残るんでしょうね。

何てことはない。
自分って恵まれてるんだなあって思い込むところから始めましょう。

ではまた!



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