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作文添削の魅力を語る

こんにちは。
30代2児(4歳と6歳)ママ、asakoです。
在宅ワークで作文添削をしています。

作文添削の仕事って、楽しいの?どんなことするの?
そんな疑問にお答えします。

作文添削とは?

簡単に言うと、生徒の書いた作文を添削します。
…そのままですね(笑)

生徒が原稿用紙に決められたテーマで作文を書きます。

原稿用紙って行と行の間に隙間があるじゃないですか。
そこに赤ペンで線を引きながら漢字や言葉遣いを直接直していきます。
そして、作文に対するコメントを書きます。
読んだ感想ではなく、
作文能力としてどうなのか。

読んでいて、いろいろ思うことはありますよ。
でも、
最近気づいたのは、
主観で読んでいると、
すごい疲れる。ということ。
枚数をこなさなきゃいけないのに、
一枚一枚に感情移入していると時間がかかるし、
ちゃんとした評価ができなくなるのです。

だから、
主観は捨てる。
淡々と正確にこなす。
これが大事。

始めたきっかけ

1.条件

これだけは、譲れない!っていうのが家族。
子どもは小さい。
実家は頼れない。
夫は仕事で遅い、出張続き。
=ワンオペ育児
と、いうわけで外に出て働くことは、
時間的にも体力的にも難しいので
在宅で探していました。

2.自分のタイプ

仕事を探す前に、自己分析しました。
大学のときの就活みたいに。
そうすると…
内向性、計画性、正確さ、探求心などなど。
とにかく、人間関係が本当にストレスなので、
一人でマイペースに仕事がしたかったのです。

3.やりがい

仕事にやりがいを求めなければ、
条件や給与だけで探せるんだけど。
わたしは、求めてしまったんですよ。
やりがいを。
わたしの場合は、
「私にしかできなこと」
「未来をつくる子どもたちに働きかけること」

それだけで考えれば学校の先生とか?
でも、それは絶対無理。
学校は元々苦手だったし、人間関係の渦だもん。

そんなこんなで、
作文添削の仕事と出会いました。

ほんとうにおもしろい!

funnyではなく、interestingの意味で。

1.日本語の深さを知る

言葉を扱う仕事なので、活字好きにはたまらない。

その感情を表すのにその言葉って正しいの?
なんて表現したら伝わるんだろう。

「走って駆け寄る」?
駆け寄るって言葉に、走るって含まれてるよね?

~に行く。~へ行く。
この文脈だとどっちがいいかな?

などなど、全部気になるし、辞書を片手に調べまくります。

それが苦じゃない。
全部自分の新しい知識になるから、好奇心で調べているようなもの。
だからおもしろいし、飽きない!

2.まだ見ぬ世界へ

子どもたちの書く作文なので、
アニメやゲームが話題になることも。
そちらとは無縁の世界で生きるわたし。
そのキャラクターの名前が合っているのか、
ゲームの説明が合っているのか、
調べる必要があります。
今こんなことが流行ってるんだ~。
と、自分の知らない世界を知ることができます。
ほかにも、スポーツ、YouTube、環境問題などなど。
自分の知らないことはたくさんあって、
世界は広いなぁ、
と、子供たちに教えてもらっています。

3.一人ひとりへ思いを込めて

作文添削の最後にはコメントを書きます。
そこには、顔も性格も知らない、
作文を通して出会った子がいます。
その子に、
「なんでそう思ったのか考えてみよう」
「○○について調べて書いてみましょう」
など、書くわけです。
この子は、自分の中のこういう思いに気づいてほしいなあ。
この子は、社会のこういう問題にもう少し目をむけてほしいなあ。
少しでも考えたり気づいたりしてほしい。
そんな思いを込めて書いています。
直接伝えるのは緊張してできないけれど、
作文を通してなら伝えられる。

これは「やりがい」とつながる部分。

大変なこともあるよ…

もちろん、楽しいだけではありません。
仕事ですから。

1.集中力との戦い

仕事なので締め切りがあります。
この量をこの日数でこなすには、
1日当たりの枚数は…
と計算します。
土日は仕事したくないし、
この日は子どもの帰りが早いし、
など考えると、とんでもないスケジュールになります。
とにかく、集中して枚数をこなします。
かつ、正確に。
わたしは夜が苦手なので、深夜よりも早朝やる派です。
土日4:30起床のときもありました。
時間を選ばない。それが在宅のメリットでもあるんですが…。

2.家族

在宅で仕事している以上、仕方がないんだけどね。
例えば、夫がテレビを見ている隣で仕事。
子どもたちが仕事中に話しかけてくる。
「ちょっと、いま仕事してるでしょ!」
と言ってやりたくなるときもある。
とくに集中力が必要なこの仕事は。

土日にもっと進めたいときもある。
でも結局、土日の家事もわたし。
外で働いていれば
「行ってきまーす!」
家のことは、知ーらない!ってできるのに。
作文の持ち出しはできないので。

最初は、終わらせられるか不安で、
すっごいイライラしてた。
最近は自分の仕事ペースを掴めて、
計画を見通せるようになったので、
少しは気が楽になった。かな。

これからも続けたいけど…

そんなこんなで、
わたしには合っているのだと思う。
でも、子どもが大きくなって、
もっと働く時間ができたらどうする?
教育費がもっとかかるようになったらどうする?
そんなことも頭をよぎります。

そのときそのときで、
「こっちのほうがおもしろそう!」
とか、もっといい条件とかあったら、
すぐに変えられるフットワークの軽さは持っていたい。
自分のなかのベストな状態を常に探していきます。

いまは、作文添削の仕事がわたしのBest!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


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