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プレミアゲームソフト紹介14

ゴーストバスターズ2

概要

映画『ゴーストバスターズ2』が題材のHAL研究所による見下ろし型アクションゲーム。
タイトルのせいで以前徳間書店から出された『ゴーストバスターズ (FC)』の2作目であるかのように思えてしまうが、同じシリーズを原作にしているというだけでゲームの内容は全くの別物。

システム

主人公と相棒(CPU)の二人一組でステージを回ってお化けを発見して、主人公がビームでお化けを動けなくした後、主人公について行動するCPUの相棒がトラップで吸う。そうしてステージのお化けを全て倒すと矢印が出てくるのでその方向に進むと次のステージとなり、最終的にはラウンドごとの中ボスを倒すという単純だが深みのあるゲームシステム。
またアクションは自由度が結構高く、主人公はビームでお化けを動けなくしながら四方向に歩くことや壁越しにお化けを吸うことも可能。

評価点

アクションがシンプルで軽快さに長けており楽しい印象があり、何より説明書がなくてもルールがすぐ分かる。
移動とビーム、トラップだけの単純さゆえに遊びやすい。また、スライム下水道・美術館等の後半パートはとても厳しくボードゲームのオセロにも似たもどかしさが一層ゲーム性を引き立たせている。


キャラクター性が立っている。
主人公と相棒はそれぞれピーター、レイ、イーゴン、ウィンストン、ルイスの五人から選ぶ事が可能。


良質なBGM
BGMは映画で使用されたもののアレンジ+オリジナルでどれも聞き応えがある。
タイトル画面でAボタンとBボタンを押しながらスタートを押すとオプション画面になるので、そこで自由に聴くことが可能。
サウンド担当は後に星のカービィシリーズを手掛ける石川淳氏。


高画質なグラフィック
ファミコン後期のソフトで、国内でスーパーファミコンが発売されたのと同じ年に発売された。だが丹念に描き込まれたグラフィックはスーファミのそれと何ら遜色はない。


原作に登場したお化けが登場する。
ザコ敵では緑の食いしん坊やジョギング・ゴースト等が、ボスではスコレーリ兄弟やミンクス等が登場。
そしてラストでは原作にも登場した16世紀ハンガリーの暴君ヴィーゴと戦えるため、映画を見たことのある人なら感嘆する事うけあい。

問題点

一部の敵は斜めに移動できるが、主人公は斜めに移動できない。
ただ、ビームでお化けを固めながら四方向に移動できるためそれなりの自由度はある。
五人のキャラクターの性能差がない。
1面のバスタブや3面の広間などお化けが突然出現してミスとなる場所がある。
ただ、殆どのお化けは現れる前に点滅するため事前によけることが可能。
4面のスライム下水道ではステージの行き方を誤るとクリア困難になる。

買取参考価格

¥4676

引用元「ゲームカタログ@Wiki ~名作からクソゲーまで~」

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