自分の”これまで”と村の人
こんにちは。
今年度から利賀プロに参加させていただく、牛島ゼミ20期のりょうです。
どうぞよろしくお願いいたします。
ゼミが始まってから早1ヵ月が過ぎ、活動にも慣れてきた今日この頃ですが、利賀プロに関しては、まだ利賀村に行くことができておらず個人的にはとても残念な気持ちでいっぱいです。
ただそんな中でも、このnoteの中で伝えられる想い、発信できる考えがまだ利賀村に行ったことのない3年生も含めてあるのではないかと思いました。
というわけで今回は、先日の会議で利賀プロメンバーがそれぞれ利賀プロでの一年間の目標ややりたいことである「マイチャレ」を設定したので、リレー形式で発表していきたいと思います。
僕の「マイチャレ」は大きく2つあります。
1. 村の人たちと接して、視野を広げるとともに、これからの自分の生き方、将来について見つめ直したい
これは僕が去年経験した、学習支援のアルバイトが大きな要因になっています。
そのアルバイトは、経済的に困窮していたり、学校に行くことができていない子たちを対象に、学びの場を提供するというものでした。
僕は主に高校受験を控える中3の子たちを教えていたのですが、彼らの中には、芸術について学びたいから芸術系の高校に行きたいと考えている子や、高校の授業についていくために、中学の内容は遅れた分もマスターしたいと思っている子など、今自分が勉強している意味や目的、高校で自分がどうありたいかなど、しっかりと自分の考えを持っている子がたくさんいました。
僕が中3の頃を思い出すと、中高一貫校で高校受験が無かったので「部活しんどい」とか、「勉強面倒だけど、いい大学には入りたいな」とか、アルバイト先で教えていた子たちに比べ、当時の自分の考えの浅はかさにハッとさせられました。
そこから、これまでほとんどの時間を関東圏で過ごしてきて、その中の人たちとしか関わってこなかった僕が大学生活の残り2年間でできることは何だろうかと本気で考え始めました。
そんな中で牛島ゼミの利賀プロを知り、そこで先輩方が村の方々と向き合い、様々な角度から利賀村にアプローチしている姿をみて、ここでなら自分とは違う見方や考えを知ることができるのではないかと思いました。
これまで、大学を出たら都内で就職するんだろうなとしか考えてこなかった僕にとって、生まれや育ち、環境まで何もかも違う村の人たちのお話を聞いて、将来や今後の生き方、価値観などについての様々な考え方を知って勉強することは、自分の視野を広げるとともに、自分を今一度見つめ直すきっかけになるのではないかと思います。
２． 利賀ミニトレイルランをやりたい
皆さんはNHKBS1で放送されている「GREAT RACE」って知っていますか？
調べてもらえばわかると思いますが、山などの険しい道を数100kmも走る、とっても過酷なレースを放送している番組です。
でも、このレースは過酷さだけでなく、ランナーが走っている中での周りの風景、自然の雄大さ、大地の大きさも伝えてくれます。
この番組を見た僕は、その山々や自然が織りなす風景に釘付けになりました。
月並みですけど、やっぱり自然には人の心に安らぎとか、安堵とかを与えてくれたり、時間の流れを忘れさせてくれる力があると思うんです。
そんな自然に囲まれて、運動するって最高じゃないですか？
利賀村にも「TOGA天空トレイルラン」というイベントがあり、いくつか動画を見たのですが、利賀にもたくさんの自然があって惹きつけられるものが沢山ありました。
トレイルランはちょっとキツいけど、広くて青々とした空のもと、緑に囲まれた中で、ランニングをしてみたらとっても気持ちが良いものなんだろうなと思います。
そして、実際に自分が肌で感じた利賀村の魅力を沢山の人に伝えられればいいなとも思います。
以上、僕の「マイチャレ」でしたが、もちろん利賀プロの根幹である関係人口というテーマにもしっかりと取り組んでいきたいと考えています。
利賀プロは利賀村というフィールドだけが与えられている状態、と先輩方がnoteで書いていましたが、そんな利賀村で頭を使って、様々な面からアプローチしていくとともに、村の人たちと向き合っていきたいです。
今は村には行けませんが、オンラインで村の人たちの話を聞いたりするなど、オンラインでできることも増やしていきたいと思っています。
というわけで僕の話はここら辺にして、次回のnoteはしゅんぺいさんに回したいと思います。しゅんぺいさんは文章の内容にとても説得力があり、様々なことを深く考えていて、僕はしゅんぺいさんみたいな文章を書きたいと密かに目標にしています。今回もどんな文章を書いてくれるのか楽しみです。
いただいたサポートは、トガプロの活動費にあてさせていただきます。