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会議の会議と主体性

みなさん、こんにちは。声量の調節が苦手なはるなです。自分のzoomのマイク設定を20くらいにすると、私も遠慮せずしゃべることができるし、みんなも快適だと気付いた今日このごろ。

活動ログで定例会議を振り返る。

さて、トガプロは、20期7人を迎えて13人態勢で2020年度の活動が本格始動しました。トガプロは年間を通して様々なイベントに出店・企画を主催しているのですが、その活動の根幹となるのは、毎週木曜の定例会議です。

この定例会議、実はボリューミー。イベントごとに担当班に分かれて、日々企画運営を進めているのですが、定例会議は、各担当班からの全体共有と、その班だけでは決められない方針の協議をする時間という位置づけです。

今日から、その定例会議を振り返る”活動ログ”を始めることにしました。トガプロが日々どんなことを考えているのか。どんな風に方針を決めているのか。どんなところで壁に直面しているのか。そんな”経緯”や、”思考”の部分をお見せしていけたらなと思っています。

会議の会議

活動ログしょっぱな、定例会議そのものの話から脱線して、”会議の会議”の話をしたいと思います。(笑)

「会議の会議をしました。」と言っても、なんのことやらだと思うのですが、定例会議をどういうふうに進めていくかを4年生が話し合う会議のことです。トガプロの議事録を漁ると、先輩方も去年のこの時期に”会議の会議”をしていました。

4年が頭を悩ませていること

今年、4年がいちばん頭を悩ませているのが、「利賀村に行けない中で、どうすれば3年生が活動へのモチベーションを持ち、主体的に活動してもらえるか」ということ。

自分自身を振り返っても、村に行って村の方と話したり、自然を堪能したりすることを通して村への愛着がうまれ、活動のモチベーションになっていたように思うわけで、それがない3年生がモチベーションを持つのは、ちょっと難しい部分もあるはずです。

また、大所帯×オンライン会議という点で、「全員が話すことが困難」という懸念や、村に行けないことで「村の方や村のいまに関する知識が不足する」という懸念もあがりました。

トガプロ的”主体性を引き出す会議の方法”

そんな懸念を解消すべく、会議の会議で今年意識することを洗い出し、それを実現する具体的な会議の方法を決めていきました。

そこで決まった会議の進行案がこちら。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー1分間スピーチ

利賀村にまつわるニュース・地域系のニュースや記事の共有

3年生中心で各担当班の全体共有

締め、宿題事項記入
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会議冒頭は、全員に話してもらうべく、小学校のときにあった”1分間スピーチ”のようにもちまわりで近況をラフに話してもらうことにしました。ここでは、トガプロに関係のないことでもまったくOK。オンラインの活動では、どうしても雑談がなく、お互いのことをよく知れないという点も回収できるかなという気もしています。

続いて会議の本題に入る前に、利賀村や地域系のニュースや記事の共有をして、利賀村・地域活性領域のいまの情報をインプット。

そして、これまで、各班をとりまとめていた4年生が行っていた各イベント担当班による全体共有は、なるべく3年生にやってもらうことにしました。


さて、長くなってしまったのですが、それほどいろんな懸念を持ちながら、模索しているともいえます。最近は、この状況はまたとない実験の機会だと考えるようになりました。これは、「村に行けなくても、主体的に活動できるのか。」というトガプロによる実験です。



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