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タンゴショー 第二部【生の世界】

「死」から「生」へ奇跡。
その奇跡を起こすのは 「悪魔」

悪魔が恋をする。悪魔は破壊や悪の象徴であり 神との対抗する存在である。その悪魔が恋に落ちル。どんな犯罪者だろうと悪魔だろうと母という存在がいると思うとなんとも言えない感情が湧き上がってくる。
悪魔や犯罪者として生まれたのではなく、天使の笑い声を持つ赤ちゃんとして生まれた。

「悪魔のロマンス」(原題:Romance de Diablo)

その悪魔が落ちた恋とは、奇跡が生まれ

そしてマリアが誕生した。誕生した地はブエノスアイレス。 

「私はマリア!」(原題:Yo soy Maria!)

情熱であり愛の存在 マリア。

マリアに生まれ変わった私(えりさん)は歓喜を一緒に分かち合いたいと

「さぁー 一緒に楽しみましょう!!』

みんな(観客たち)をダンスフロアに誘う

お届けする演目

「40年代のミロンガ 」(原題:Milongueando en el '40)
「悪い仲間」 (原題:Mala Junta)
「下町のロマンス -ワルツ- 」(原題:Romance de Barrio)

喜びのを時間過ごす私・・・・

しかし、ふと以前の私は誰だったか?
思い出せない。親兄弟は?恋人はいたのか?
どんな生い立ちで私は何をしてたの?と全く思い出せない。。。

「オブリビオン 忘却」  (原題:Oblivion)

忘れる悲しみを語るように歌う。
そして周りの皆はその悲しみに寄り添うように踊る。

悲しみを断ち切るように コルティーナのバンドネオンが鳴り響く

そこか自由なタンゴのリズムが聞こえてくる。

「リベルタンゴ」(原題:Libertango)ダンス GYU&西川真紀子

このリズムを聞いた私は、街に出てこう叫ぶ

私は ロカとして生きよう!愛と自由の存在 ロカ!

*ロカとはロコの女性名詞

「ロコへのバラード」(原題:Balada para un loco)



ストーリーは短絡的でとても稚拙である。
音楽と演者に頼るところが大きい。
そしてこのショーは

渡辺えりさんをはじめ演奏人はタンゴの最高峰の演奏家が集まった。

バンマスは単身でブエノスに渡り修行を積み腕を磨いてきたバンドネオンの鈴木崇朗。

歌舞伎女形の最高峰 坂東玉三郎にその才を認められ、TVをはじめ舞台や映画に多くの作品を提供している ピアノ三枝伸太郎

東京音楽大学ヴァイオリン専攻を首席で卒業し天才と謳われ、クラシックにとらわれずさまざまな分野で活躍する 吉田篤貴

 素晴らしいアーテイストたちの演奏を楽しんでください。また当日の舞台はさまざまな演出が。


さて、当日までその雰囲気を味わってほしいと思い、
YOUTUBEに音楽リストを作成。選んだ曲はほぼ生演奏の音。珍しい動画もありますので、お時間あるときに覗いてください。




さぁ Volar!!!! 飛ぼう!!! TANGOが繰り広げる LOCO&LOCAの世界へ


Abrazo GYU




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