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【タンゴ】女性の踊り始め方(ある男性の要望)

ミロンガでタンゴを踊り始める女性にとって、初めて踊る男は
どんなに踊っても少しは恐怖感を少し持っているのではないだろうか?

それは、男性のリードや踊りがどうだろうか?未知の世界だからだ。
外から見ているのと実際にリードを受けて踊るのとではまるで違う世界だ。

なので、ある程度予測をすることもあるだろうが、
これに関しては捨ててしまおう。

男性にとって、女性の予測やパターンは助けになる場合もあるが多くの場合邪魔な存在となる。なぜならば、いつもミロンガでの状況が違う、またリードもタイミングも技術もちがうからだ。

音楽のどこから始まる、つぎはこのステップなど考えない方が良い。
組む時は アブラッソに呼吸を合わせなるべくニュートラルなポジションに私(自分自身)を置く。

女性に安心してほしいのは、タンゴはアブラッソを組むことによって
足が行く方向が制限されている。それ以外に連れて行かれることはない。

足の方向は 横、前、後 の3方向であり
両足があるので 掛ける2倍 6方向だけである。
これし 動きに関して、ピボットと止まる、揃える
の動きがリードによって女性にもたらされる

予測しないことは相手とのシンクロを生ませる。
シンクロ は体に同調性を生み出しスムーズな二人の関係を生み出す。

それは、いろいろ混じったものを「ふるい」にかけみたいだ。
例えば 大小混じった石をふるいにかけると 同じ大きさの粒にわかれる。
相手との体をふるいにかけ、ひっかかりをなくす。
この時にできた、体の同調性は精神的にも安心感を生み出す。

この同調性をできたらその後、慌てないでいい。
動きはゆっくりで大丈夫。
リードが上手な男性なら、足の力を抜いて
アブラッソに気の趣を置く。
集中よりもリラックスして感じる。
歌を口ずさむといい。音楽が
歌うことによって 全身に流れる。
同調性がふえる、

同調性が増えると自由さが増す。

自由さは表現だ。
自由さは隙間。

音楽と音楽の間。
リードとリードの間。

隙間にアドルノを入れる隙間がみえる。


まとめると
相手と同調するために自分自身を
リラックスする。恐怖心はいつももってても大丈夫。

恐怖心を乗り越えるために自分自身に約束する
リード以外で動かない。そしてリードがわからない
場合は動かない。相手の動いた分だけ、動かされた分だけ
動く。踊るのではなく、踊らせてもらう。

そのことで同調性が生み出せる。同調性ができたら
そこから踊る。自由に。

踊り出しのときちょっと待とう。同調性が起きるまで。


Abrazo
GYU





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