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クライアントとメディアの板挟みになった場合、PR会社はどちらの関係を優先するのか


ギュンにちわ!会えば分かる広報☆ゆめみ福ちゃん(@fukutaro_yumemi)よ!
アタシ実はこー見えてゆめみに入る前はPR会社で10年ほど修行の日々を送ってきましてん☺ホンマやでw

んで、ごく稀にクライアントとメディアとの間でトラブルになって板挟みになることがあってんけど、こじれにこじれていよいよどちらか一方を選ばなければならなくなり、創業50年を超える老舗PR会社の創業者&日本におけるPRの父とも言われるⅠ会長に相談したときの会話(再現VTR風)


福ちゃん:「会長ぉおおお!どっちを選ぶべきなんでしょうかぁあああああ( ;∀;)」

会長:「長期的視点に立ち、メディアとの関係性を優先せよ」

福ちゃん:「マジすか!?年間2000万円以上のリテイナー契約してるクライアントですよ!今期の売上大幅にダウンしますけどホンマにええんですね?」

会長:「…良い!お前はこの会社でなにを学んでいるのじゃ!売上は他のクライアントで埋めることができるが、一度失われたメディアとの信頼関係の回復には10年単位の期間を要することもある!その結果、PR会社ひいてはPRパーソンとして存在意義の根幹が揺らいでしまうことになり、サービスの質の低下、そして他のクライアントにも迷惑がかかる。メディア・リレーションズはPRパーソンにとってバリューの根源であることを常に念頭に置くように」

福ちゃん:「(そーなんか)押忍!!」

という経験をしました。

注1)PR会社によって思想やスタンスは異なります
注2)経緯やシチュエーションによっても判断が変わる場合があります
注3)キャラ設定&口調に多少の脚色が入ってます

【ギュンギュン後記】
クライアントには役員を伴って謝罪に行ったものの残念ながら契約終了となりました。が、会長の言ったとおり売上の穴は他のクライアントですぐに埋まりました。当時はホンマにそれでええんかいな、と思ったけど後からふりかえってみると納得感&説得力のある判断軸やなぁと思いマウス🐭特に「メディア・リレーションズはPRパーソンにとってバリューの根源」というフレーズは今でも印象に残ってますね。インハウスの立場で活動してるアタシたちにもPR会社の置かれている立場や論理を理解することで、広報活動におけるヒントになるかもと思いこのエピソードをお届けしました😉

みなさんの修羅場やエモ体験もお聞かせくださギュン!最後まで読んでくださってギュン謝😆✨

ギュンギュン!!!

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