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退職届を書いた日の話

お疲れ様です。いつもやっているお酒ブログとはちょっと趣向を変えて。突然ですが、退職届を書きました!

こんなコロナ禍に!?という声も聞こえてきそうですが、自分から退職を決めました。私は公務員をしていました。いや、正式に言うと、まだ公務員をしています。辞めるのはこの3月いっぱいなので、4月1日から、「私は公務員をしていました」ということになります。

仕事を辞めた後は、海外で専門学校に通ってインターンをしてから、再就職をする予定です。また、こんなコロナ禍に!?という声が聞こえてきそうです。

このnoteは、お酒と日常のあれこれを書いていきたくて始めたのですが、「仕事」については自分でも毎日あれこれいろんな思いを抱えてきたので、それについてもちょっとずつ言葉にしていきたいなと思っています。今の仕事への思い、転職への不安、働く意味について、いろんな考えを綴っていきたいです。皆さんの考えなんかも、シェアしていただけたら嬉しいです。また、いずれは留学として海外に進出するので、その準備だったり海外生活だったりもゆくゆくは書いていくつもりです。

まず、仕事を辞めた理由についてです。一つ目の理由は、いわゆる、「ブラック企業」だったこと。公務員と聞くと、残業なし、定時退勤のイメージが強いと思いますが、私の働いていた某機関は毎日毎日深夜まで残業、定時退勤なんて夢のまた夢、そういう職場でした。1日12時間以上パソコンを見る生活を、定年まで続ける自信が無かったのです。二つ目の理由は、「やりがい」を見出せなくなったこと。私にとっての働く意味は、寒いセリフではありますが、人の役に立つこと。ひいては、誰かを笑顔にすること、でした。憧れて入った職場ではありました。でも、現実は厳しいもので、自分の仕事が、誰かのためになっているという自覚を感じることのできない日々ばかりでした。理想と違ったから辞める、という考えは甘えだと思っています。でも、このまま定年までここで働く信念は私にあるのだろうか?という疑問が日に日に増していきました。組織のために働くことももちろん大切です。でも、組織の中だけじゃなくて、他の誰かを直接、笑顔にできるような、そんな仕事に就きたい。その気持ちが積もり積もって抑えられなくなって、ついに私は、退職を決意したのです。タイミングは、今しかないと思いました。様子見をしてきた人生。そのせいで失った時間も数え切れず。やりたいことがはっきりとあり、その手段も整った今、もう「様子見」をする理由など無いと思いました。きっと一歩踏み出すことそれ自体が、私にとって大切なことでした。

働き始めてからずっと、深夜0時を回っても、デスクでひたすら上司の指示を待つために座り続けていました。仕事がないのに、帰ることを許されない日もありました。その時間があったからこそ、働く理由や自分のやりたいことを考えるきっかけになったと思っています。もちろん、職場の人とごはんに行ったり、仕事で成功したり、たくさんの人と出会って、いろんな場所に行って、良い想い出もたっっっくさんありました。

4月から、まったく新しい世界になることに、恐れは無いとは言えませんが、それ以上に、楽しみが広がっています。ずっと優等生で生きてきた自分にとって、おそらく、最初で最後の大冒険になるでしょう。ちょっとだけ人生をはみ出した人間の気まま日記を、たまに覗いてくれたら嬉しいです。

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